カテゴリー: 映画

  • デスク周りの整理整頓には、キングジムの「PEGGY」PG400がおすすめだよ

    デスク周りの整理整頓には、キングジムの「PEGGY」PG400がおすすめだよ

    2023年10月31日(火)

    もう10月も本日が最終日です。時の経つのも早いね。今年もあと2月だよ。

    本日もまずは劇場で映画を1本。渋谷のル・シネマでは、“35ミリで蘇るワーナーフィルムコレクション”を上映していて、まだ見たことのないトム様の「ラスト サムライ」を観に行ったのです。

    日本の武士道を描くなかなか地味な大作ですね。映画的にはどうなんだろう。海外の人はこの精神性、わかるのかな。ともかくも、渡辺謙と小雪がいい味を出していましたね。ぜひ大スクリーンの劇場で観てほしいかな。特に小雪のあの独特の雰囲気がよかったね。時間的にはこれを2時間ほどにコンパクトにしていればもっと良かったと思う自分。少し凡長すぎると思います。

    まあ「アラビアのロレンス」と比べると酷というものでしょう。

    そして映画を観た後はいつもの渋谷の老舗ラーメンの「喜楽」へ。ハロウィン当日ですが、昼間の時間帯の渋谷スクランブル交差点は平和でした。喜楽の待ちは10名弱です。いつものように“チャーシューめん”(1,000円)を食します。ここではビールはなしです。

    本日の本題は、「デスク周りを整理整頓」です。日本経済新聞の土曜日の“買い物上手”というコラムの記事ですが、その中の一つに自分の琴線に触れる商品があったのでね、そのご紹介です。

    その商品とは泣く子も黙るあのキングジムの逸品です。

    自分の使い方にあった卓上収納

    キングジムの「PEGGY」PG400は、木質素材の穴が開いたペグボードを使用した卓上収納ボードだ。別売りのL字フックやペンスタンド、ミニシェルフなどを、自分好みのレイアウトで取り付けられる。

    ハサミやペン、クリップなど行方不明になりやすい小物を整理するのに役立つ。パッと見て何がどこにあるかわかりやすく、必要なときにすぐ取り出せる。縦置きも横置きもできるので、デスクの空いたスペースに合わせて設置しよう。

    定価: 4,235円

    なにはともあれ、これで10月は終了です。11月はパリに行く予定ですが、本当に行けるのかな。イスラエル情勢も緊迫し、パリも物騒だしね。

    浅草合羽橋の犬印鞄製作所で「道具巻き」を購入、これ包丁も入る便利なグッズ

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    キングジム PEGGY チャコールブラック PG400クロ
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  • 「SISU/シス 不死身の男」は今年必見のアクション映画、タランティーノ好きにはたまらんね

    「SISU/シス 不死身の男」は今年必見のアクション映画、タランティーノ好きにはたまらんね

    2023年10月30日(月)

    本日は日比谷にすごい映画を観に行ったよ。その映画とは、

    • 「SISU/シス 不死身の男」

    めずらしいフィンランド映画です。何故この映画を観に行こうかと思ったのは、予告編がまずはおもしろそうだったこと、あの東宝シネマズがこんなフィンランド映画を上映するからにはさぞ面白いのだろうと推測してです。

    そして、自分的には1ケ月前にはフィンランドはヘルシンキを訪ねていたので、その郷愁からです。

    午前の11時20分からの回に行ったのです。そのスクリーンはそんなに大きなところではありませんでしたが、自分的には(こんなマイナーなフィンランド映画)人が少ないのだろうなと、思っていたのです。会場に行ってびっくりです、かなりの人が入っているのです。一瞬、間違ったスクリーンに入ったのかと躊躇したもの。

    観た感想です。まあ、すごいものを観せていただきました。タランティーノと荒野の用心棒(セルジオ・レオーネね)をあわせたような映画です。最近観たアクション映画では「RRR」に匹敵するね。

    主人公は、無口な老兵。ツルハシ1本で祖国フィンラランドの敵を討ちまくります。ランボーやマッドマックスより根性が座っています。ちなみにSISとは、何があっても折れないフィンランド魂を象徴する言葉です。

    ストーリーはこんな感じ

    1944年 第二次世界大戦末期、ソ連に侵攻され、ナチス・ドイツに国土を焼き尽くされたフィンランド。

    凍てつく荒野を旅する老兵アアタミ・コルピ(ヨルマ・トンミラ)は、愛犬ウッコを連れ、掘り当てた金塊を運ぶ途中でブルーノ・ヘルドルフ中尉(アクセル・ヘニー)率いるナチスの戦車隊に遭遇、金塊も命も狙われるハメに。

    アアタミが手にしているのは<ツルハシ1本>と<折れない心SISU>だけ。それでも戦場に落ちている武器と知恵をフル活用し、ナチス戦車隊相手に、機銃掃射を浴びても、地雷原に追い込まれても、縛り首にあっても、挙句の果てに戦闘機にツルハシ1本で食らいついても、絶対に死なない!それどころか、機関銃を撃ちまくる敵には埋めてあった地雷をぶん投げ、一撃で爆殺。戦場にたまたま落ちていた武器と知恵で次々とナチス軍を討ち破る。

    彼こそはかつてソビエトとの冬戦争に参加し、家族を殺された報復として、たったひとりで300人ものソビエト兵を殺した<伝説の兵士>だった。 アアタミはいかにして戦い、そして生き抜くのか――。そしてアアタミの目的地とはー?

    だけど、さすがに首吊りでも死なず、飛行機墜落でも死なないのはやりすぎだね。まあ許せますがちなみに、監督/脚本はヤルマリ・ヘランダーという人です。まだ40歳台後半だね。タランティーノの跡継ぎは決まったよ、この路線で突っ走るべし

    観終われば、その興奮を抑えるため日本橋の「京都銀閣寺 ますたに」にラーメンを食べに行くしかないよね。ビールをいただいてクールダウンです。

    久しぶりに血湧き肉躍る映画を観させていただきました。

    劇場で必見です。急ぐべし。

    胸熱インド映画「RRR」を観てきたよ、途中で“これはまいったな”と口ずさむことしきり、頭をからっぽにして楽しんでね





  • 「K.G.F: CHAPTER 2」、あのRRRを抜きインドで興収1位でも自分にはダメ

    「K.G.F: CHAPTER 2」、あのRRRを抜きインドで興収1位でも自分にはダメ

    2023年10月28・29日(土・日)

    今週の週末もいつものルーティーンです。今週末もDVDを2本鑑賞し自宅でまったりです。但し土曜日の夕食にはいつものように外食に出かけたけどね。今週の2本はこれ。

    • K.G.F: CHAPTER 2
    • ハイ・ヒート その女 諜報員

    最初に結論を。はっきり言ってこの2本はダメですね。

    インド映画の「K.G.F: CHAPTER 2」はその1を半年前に劇場で観てもダメと思ったのですが、怖いもの見たさでその2もDVDで借りたのです。どうしてこれがインドで歴代1位のヒットしたのかわかりません。

    インド映画界から新たな傑作が上陸する!「サンダルウッド」と呼ばれるカンナダ語の映画だ。
    インド全域で大ヒットする作品がなかったが、2018年に『K.G.F: CHAPTER 1』が公開されると全国的に人気爆発
    発禁処分となったある書物を巡る思わせぶりなイントロから始まる「K.G.F」こと「コーラーラ金鉱地区」と主人公ロッキーの物語だ。
    サンダルウッドのスーパースター・ヤシュ扮する長髪で髭面のロッキーが、マフィアたちを凄まじい破壊力でせん滅し、観客を興奮の渦に巻き込んだ!
    更に2022年に公開された続編『K.G.F: CHAPTER 2』は、あの『RRR』を抜きインド国内で興収No.1、世界興収でも上回る快挙を成し遂げた

    「ハイ・ヒート その女 諜報員」は主演がオルガ・キュリレンコということのみで視聴です。はっきり言って、B級どころかC級ですね。もう脚本からメタメタです。

    最初にエグゼクティブ・プロデューサーが延々と流れた時点でもうこれはダメだと思ったのでしたが。さすがにオルガ・キュリレンコも出る映画は厳選した方がよいと思います。

    そして、土曜日の夕食です。本日はお肉を食したくなったんでね。

    というわけで六本木にあるGRALIC[グラリック](旧名: ステーキてっぺい)を肉を喰らいに行きます

    ちなみにこのGRALIC[グラリック]は、「Garlic」×「Gravy」の造語です 旨みたっぷりの「Gravy(肉汁)」をさらに引き立てる「Garlic(ガーリック)」、目指す美味しさの原点を象徴して名付けたとのこと。いかにガーリックが強烈がわかります。まさにニンニクいれますか?、です。

    訪問直前に3名で予約して訪問です。テーブル席を確保です。

    ここでは、ビールはなしで赤ワインをデカンタでいただきます。注文です。

    • ハンギングテンダーステーキ(150g)創業時からのメニュー
    • グラリックハンバーグ(シングル)

    ソースはそれぞれ、“大根おろし醤油ソース”と“バター醤油ソース”にしました。

    そして、最初に名物のニンニクソースがたっぷりかかったキャベツが登場です。このソースがうまいのなんの、市販では味わえないニンニクソースです。これで赤ワインがグイグイ進みます。ステーキもこの一番安価なハンギングテンダーステーキで十分です。

    今日もおいしいお肉をありがとう。

    コルカタの「アルサラン」のビリヤニはジャガイモ入りで絶品ソウルフード、インド人の食いっぷりが半端ないぞ



  • 旅行用の衣服類仕分けケースは軽さが命、無印良品のケースは軽くて丈夫

    旅行用の衣服類仕分けケースは軽さが命、無印良品のケースは軽くて丈夫

    2023年10月26日(木)

    木曜日は1週間で唯一、いつものルーティーンのある日なのですが、本日はスケッチ会実施の週で絵画教室はないのです。というわけで本日は急遽、映画の鑑賞に出かけたのでした。

    その映画とはドキュメンタリー映画の「アアルト(AALTO)」です。この映画に何故関心を持ったかは、この9月下旬にヘルシンキのぼっち旅に行ったときのことです。このアアルト氏は何でもフィンランドが産んだ世界的建築家なのですが、滞在した時に彼の自宅の前まで行ったのです。自宅ツアーもあったのですが、時間が合わずに外観のみ見たのです。

    そこは「ヒルトン・カラスタヤトロッパ」から徒歩10分のところにありましたよ。

    そんな縁でこのアアルトがどうゆう人物だったのか、知りたくなったのでね。有楽町のテアトルシネマに12時に訪問です。60席しかないのに結構人が入っていて、ビックリ。意識高い系の人が多いね

    観ての感想。非常に地味な映画というかドキュメンタリーでした。自分としてはフィンランドの思い出で後追いだったので楽しめました。独創的な建築が多いね、最後のフランスで建てた画商の自宅はいいよね。教会の設計もいいよね。時代的にはル・コルビュジエはライバルでもあり同胞でもあったんだね

    そして、ヘルシンキの中心にもお店があった「アルテック(Artek)」は北欧家具の代表ですが、アアルト夫妻も創業から関わっていたのね、家具設計とデザインでね。この名前がアートとテクノロジーの合体から来ていると初めて知りました。

    だけど、やっぱり北欧よりイタリアの官能の方がステキだなと思う、自分。

    観終わったあとは、いつものように銀座の老舗ラーメン「共楽」へ。お兄さんもおばさんも結構テンパっていたね。

    そして、最後は銀座の「無印良品」へ。何故ならある人のブログを見て、買いたいものが。

    • ポリエステル仕分けケース(M)

    薄くて丈夫な衣類用の仕分けケースです。荷物を仕分けるケース自体が重くなってしまうと、荷物を少なく保つことに影響が出てきてしまうので、ケース自体が軽いというのはとても嬉しいポイントでした。ふたの部分がメッシュになっているので、何が入っているかを開けなくてもわかったり、使わないときはコンパクトに畳んでまとめられるのも機能的だなと思います。

    自分も仕分けケースは持っているのですが、ご指摘のように少しごつくて重いのです。さっそく無印良品の店頭に行ってチェックです。大きさはS・M・Lの3サイズがありますね。自分はリュックでの利用を考えているので、大きさはSがベストと判断しました。スーツケース派の人はMかLなのでしょうが。

    お値段も990円と良心的です。近々の旅行で試してみたいと思います。買った感じは非常によさげです、軽さは命です。

    旅の極意、今回の旅で感じたこと、持っていくものはミニマルでリュクサック一つが最高だったこと

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  • 結婚祝い いくら包むか?今は身内でない時には1人3万円が常識のよう

    結婚祝い いくら包むか?今は身内でない時には1人3万円が常識のよう

    2023年10月24日(火)

    本日もまずは劇場での映画鑑賞から。六本木ヒルズのTOHOシネマズです。本日観たのは超メジャー映画です。

    • 「ザ・クリエイター/創造者 The Creator」

    スター・ウォーズ・ストーリーからの派生作品ですね。いろんな所でも広告宣伝されていますね、お金をかけています。 劇場公開日は先週の10月20日からです。少し遅れての参戦です。まずはストーリーです。

    驚異のビジュアル・世界観で描かれるSFアクション超大作。 遠くない近未来、人を守るはずのAIが核を爆発させた—— 人類とAIの戦争が激化する世界で、元特殊部隊の〈ジョシュア〉は人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を見つけ、暗殺に向かう。だがそこにいたのは、兵器と呼ばれたAIの少女〈アルフィー〉だった。 そして彼は“ある理由”から、少女を守りぬくと誓う。やがてふたりが辿りつく、衝撃の真実とは…

    監督・脚本 ギャレス・エドワーズ (『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)

    感想です。はっきり言ってストーリーが全くわかりません、自分。なぜこの子供がキーパースンなのかもわかりません。映像はお金がかかっていると思いますが、もうあまりにも制作陣の思い込みが激しすぎるのではと思いました。採点するにももう不可能の領域です。渡辺謙もいい役で出ていたことぐらいが印象に残ったかな。

    観終わったあとは、最近お気に入りの六本木の藪そばで。ビール1本とカレーそばをいただきました。まさに至福の時です。

    そして、本日の話題はこの気になるコラムを。

    土曜日の日本経済新聞の別紙に気になるコラムを見つけたのでした。 「マナーのつぼ」という連載で、本日のお題は“結婚祝い いくら包むか”です。

    世間では身内でないときは1人3万円包むようです。夫婦2人なら6万円。ただ「奇数吉・偶数凶」といい、6は偶数ですから包みにくいです。すると7万円または8万円(8は偶数でも末広がりで縁起の良い数字です)。でも7とか8は半端な気がして、10万円包まなくてはと思っている人も多いようです。夫婦で5万円包んで1万円ぐらいのキッチンマットなど添え、現金プラス品物という方法もあります。

    50年ほど前、結婚祝いは「月収の5%」というルールになっていました。身の丈に合った、無理のない金額ということです。多く包むと、相手も同額を包まなくてはならないことになりがちです。

    最近は式より前に婚姻届を出すカップルが多く、その時にお祝いをするというケースもあります。お祝いをした1年後に結婚式に招待されてどうしたらよいか迷う人もいます。前にあげているので手ぶらでもいいのですが「酒肴料(しゅこう)」と濃い墨で書いて1万円包むのもよいと思います。酒肴料はお祝いの酒とさかなの代わりにお金で持ってまいりましたという意味です。

    マナーデザイナー 岩下宣子

    給料はあがらないのに、お祝いは値上がりしているのね。自分の若い時には1人2万円が相場だったような。今は3万円なのか。気楽に披露宴にも行けないね。

    日経の記事で、“ふくさは紫色”とキッパリ書いてあった、柄は魔除けがよいのかな



  • フランス映画「私はモーリーン・カーニー」は意識高い系のサンスペンスだよ

    フランス映画「私はモーリーン・カーニー」は意識高い系のサンスペンスだよ

    2023年10月23日(月)

    本日は週初めの月曜日。いつものようにお昼に映画を1本。何か生活が池波正太郎先生のようになってきたね。

    本日は渋谷のル・シネマ渋谷宮下で意識高い系の映画を見てきたよ。フランス映画です。イザベル・ユペール主演の社会派サスペンス

    • 私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?

    フランス原子力発電会社の労働組合代表として働くモーリーン・カーニーは、中国へのハイリスクな技術移転に関する内部書類を手にする。会社の未来と従業員5万人の雇用を守るために告発を決意するが、その行為を警告するように自宅で何者かに襲われる。さらに、襲撃はモーリーンの自作自演だと疑われ――。 「エル ELLE」に続き、主演のイザベル・ユペールがまたも強烈な熱量をスクリーンに放つ本作。傷つきながらも闘い続けるモーリーンを、強く繊細に演じます。実際にフランスで起きた国家的陰謀渦巻く「モーリーン・カーニー事件」を描き本国で大ヒットを記録した社会派サスペンスが、ついに日本公開です。

    後味がすっきりする映画ではありませんが、日本人から観てもおもしろいサスペンスタッチの映画です。原子力というかエネルギー関係、フランスの政界を含む闇も深いね、警察という行政機関も含めてね。まあナポレオンを産んだ国、権謀術数極まるですね。

    主演のイザベル・ユペールは自分は知りませんが、この役、ジェシカ・チャステインにやらせたらもう少し怖い感じで適役だよね、もっと真っ赤な口紅をさせてね。

    おもしろい映画ですよ。

    終われば13時過ぎの渋谷です。行く手は松坂町ならぬ、道玄坂の「喜楽」しかありません

    13時20分ぐらいに行列に参戦です。7-8名の行列です。これなら余裕で待機です。自分は「喜楽」ではビールを絶対飲まないのです。ニ郎系にビールは毒だと思うのでね。

    そして、本日は体調も回復していつもの“チャーシューめん”を。ご馳走様でした。

    そして本日は旅行に役立つ小物を。

    ファイスブックのビームス(BEAMS)の広告で見つけた逸品です。

    • Matador / Waterproof Travel Canister 40ml キャニスター ¥1,430 (税込)

    アイテム説明

    中身をドライにキープ!

    サプリメントやマッチなどを水や砂から守ってくれる、アルミ製キャニスターです。1mまでの水中に30分間浸かっても問題がない、IPX7の保護等級に適合。シリコン製のキャップに付いているリリースタブを引き上げることで、簡単に開けることができます。軽量なアルミニウムを使用しているうえ、BPAフリーで食品安全な素材を採用。ミニマムで機能的なトラベルアイテムです。 【仕様・詳細】

    • 容量:約40ml
    • 保護等級:IPX7
    • BPAフリー
    • 重量:約17g

    ありそうでなさそうな逸品です。無印良品だとプラスチック製になりそう。旅先でコーヒー粉を入れて持参してもよさそうです。まずは薬入れかな。

    ビームスも変わったものを輸入・販売しているね。思わず2個ポチッ。

    禁断のイヤホンを発見、ルイ・ヴィトンのホライゾン ライト・アップ



  • 緊迫のイスラエルものなら「特攻サンダーボルト作戦」を観て死ね、夜は六本木の「おつな寿司」

    緊迫のイスラエルものなら「特攻サンダーボルト作戦」を観て死ね、夜は六本木の「おつな寿司」

    2023年10月21・22日(土・日)

    今週の週末もいつものルーティーンです。今週末は日曜日にDVDを1本鑑賞しただけです。その1本とは中東の国際情勢が緊迫していますが、イスラエルをめぐる映画です。76年のエンテベ空港ハイジャック事件です。人質に取られたイスラエル人を救出すべくイスラエル軍が急襲し、救出する話しです。

    • 特攻サンダーボルト作戦

    主演はチャールズ・ブロンソンです。

    1976年6月27日、テルアビブ発パリ行きのエール・フランス機139便が、アテネ空港出発30分後にハイジャックされた。乗客は245人。飛行機はリビアを経て、ウガンダのエンテベに着陸。イスラエル人(ユダヤ人)以外の人質全員が解放され、テロリストたちは世界各国に拘留されているゲリラの釈放を要求する。要求のタイム・リミットは7月4日午前11時。イスラエルのラビン首相はショムロン准将を司令官に精鋭部隊を組織、決死の救出作戦を展開する・・・。 実際の事件を重厚な演出で映画化したテレビ・ムービー超大作。当時、日本では政治的理由から公開が見送られ、10年後の1987年に初めて公開されたいわくつきの作品である。

    この題材では何回も映画化されていますが、自分はおそらく一番古いであろうこの「特攻サンダーボルト作戦」は初めて見るね。題材があれなので、一定以上にはおもしろいです。ブロンソンは後半の少ししか出ませんが、一番いい役をさらっていくね。

    ちなみにこの時に殺されたイスラエルの将校は殉死してもなお超英雄です。この弟が今の首相ののネタニヤフです。こんな生き様からネタニヤフが右派というのも理解できます。

    国際情勢緊迫ではおすすめの1本です。

    そして、土曜日の夜は2名で六本木の「おつな寿司」へ。前日に予約してカウンター席を確保です。まずは、サッポロの黒ラベルで喉の消毒です。今日のつまみはつぶ貝とぶりのしゃぶしゃぶです。至福の時ですね。

    本日の板前さんは若い衆の前で。大将以外の人は2年ぶりぐらいかな。楽しみです。本日は店の奥座敷で10名以上の宴会のようです。お店の中はもう一組しかいませんが、忙しそうです。

    早速、にぎりです。

    • たい
    • ほたて
    • いか
    • かに(かにの卵のせ)

    前半、最後の“かに”は大変美味でしたよ。握り手が違うと握りの順番も微妙に変わって少しとまどうね。

    ここで中入りで茶碗蒸しです。飲み物は既に芋焼酎のお湯割りに。

    • 赤身まぐろ
    •  中トロ
    •  こはだ
    •  いくら
    • 玉子焼き
    •  おつな名物“いなり寿司”
    •  鉄火巻
    • あなご

    後半戦は“中トロ”だったね。おつな寿司で“こはだ”は珍しいね。今日は珍しく芋焼酎のお湯割りは2杯で打ち止めです。まだ病み上がりの体なのでね。

    デザートは栗のアイス最中だったよ。お会計は今日は少しお高めで16,000円なり。連れがいなり寿司を追加で食っていたもんね。

    今日もご馳走様でした。

    赤坂の老舗名店「志乃ぶ寿司」で再度ドボン、きっかけはお店に預けている“My 塩”でシャリ玉を食べるお客さんに引きづられて



  • [カレー南ばん放浪記]六本木は薮そばのカレー南ばん、味・麺・値段・雰囲気の四拍子揃いぶみ

    [カレー南ばん放浪記]六本木は薮そばのカレー南ばん、味・麺・値段・雰囲気の四拍子揃いぶみ

    2023年10月20日(金)

    本日は財津一郎さんの訃報の話から。

    ネットに流れる情報を見ると、財津一郎さんの記憶ではタケモトピアノのCMとか「てなもんや三度笠」での役どころ。だけど自分にとっての財津一郎はもうこれしかありません。決して主役ではないのですが。

    あの伊丹十三の第一作「お葬式」での侘助夫妻のマネージャー役自分の親の葬儀に向かう場面で財津一郎が腕に黒い喪章をしたとき、宮本信子が発声、「よぉー、葬儀委員長」

    財津一郎さんのお葬式で是非、宮本信子さんに弔事を読んでもらいたいな。

    だけど財津さんの顔を見るたびにフランキー堺さんと間違える自分。

    ともかく、合掌。

    話変わって、今日はカレー南ばんのお話しからです。

    六本木で映画を見終わって午後3時。今日はラーメンではなくなんとなくカレー南ばんが食べたくなったんだな。六本木は蕎麦屋の“不毛の地”なんだよね。街の蕎麦屋がない街なのです。

    だけど何とか思い出したのが、ロアビルの対面の先に蕎麦やがあったよねと。店の前まで来て看板を見れば、“藪そば”系なんだね。今までは入ったことがなかったのは店構えがパリッとしていて何となく意識高い系なのかなと思っていました。少しの盛りのざるそばで1200円ぐらいするのかなと思って足が向かなかったのです。今日は思い切って入店です。

    まずはメニューを見て一安心です。実にリーズナブルなメニューなのでした。ビール中瓶が580円です。何と良心的。

    そして、まずはビールを1本。五臓六腑に染み渡ります。そして余裕ができて店内を見れば、なんとなく家族経営なのかな。給士の方も高齢の奥さんですもんね。

    そして、頃合いを見計らって注文です。本日は当然のごとく

    • カレー南ばん(そば)900円

    六本木のこの門構えの薮そばでカレー南ばんのこの価格、安すぎです。ビールを塗終わった頃にカレー南ばんの登場です。

    カレー南ばんは、まずは麺からです。こちらのおそばは少し太めでかなりアルデンテです、少し驚きました。ちまたのカレー南ばんの麺はかなり柔らかめが大半なのでね。スープは普通のうまいスープです。豚肉が少し変わっているね。少し厚めの一旦冷凍したものだね、この豚肉は初めてです。カレー南ばんの評価です。お味、麺、お値段、雰囲気の四拍子揃っているね

    リピ決定です。

    最後に映画の話しを。あの大作、監督はスコセッシ、ディカプリオ、デ・ニーロが組んだ「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」です。上映時間は3時間26分。スコセッシの大作は駄作もあるので腰が少し引けていたのですが。

    感想は、話しは淡々としていますが、肩に妙に力が入っていなくて、よかったよ。長さも感じさせないぐらい。リリー・グラッドストーンが最高にいい表情と雰囲気を醸し出しているね。普通にいけば、アカデミーでの主演女優賞なのでしょう。ディカプリオの役はジョニーデップだったらどうだったんだろう。何か凄みがあって、良かったと思うね。

    とにかく映画館で観る一作です。

    「アラビアのロレンス」を二度観み、ピーター・オトゥールの妖しさはLGBTぽい



  • ジョン・ウィックより「イコライザー」の方がシンプルで潔し、猪木は版権が問題なのかな

    ジョン・ウィックより「イコライザー」の方がシンプルで潔し、猪木は版権が問題なのかな

    2023年10月19日(木)

    木曜日は1週間で唯一、いつものルーティーンのある日です。 絵画の勉強をするために銀座にお出かけです。13時から2時間の教室です。今回は秋のスケッチ会に向けての構図のとり方から始まり、1枚の絵を仕上げるというものです。計3回でこんな絵を書きました。自分的にはシチリアの悲哀が描けていると思うのですが。

    終わればいつものように銀座の「共楽」さんへ。

    今回は今週、映画館で観た3本の映画の話しです。その3本とは、

    • イコライザー THE FINAL
    • アントニオ猪木をさがして
    • ショーシャンクの空に(午前十時の映画祭)

    まずは「イコライザー The FINAL」からです。

    主演はご存知デンゼル・ワシントンです。同じジャンルと思いますので、まずはキアヌの最新版ジョン・ウィックとの比較です。もう現実離れして訳の分からない世界に突入してしまったジョン・ウィックと比べると、自分は断然、イコライザー派だね。舞台はシチリア・アマルフィ・ナポリ。何故ここが舞台かは導入話があるのですが、それはともかく風景よし、主演よし、話しが比較的シンプルの三拍子がとれています。まあ、一人で殺せる人はこれぐらいにしていないと現実味がなくなるよね。

    ジョン・ウィックのあのドニー・イェンが最強でも、盲目で100 – 200人を殺せるほうがおかしいよね。だけどイコライザー、このシリーズ本当に終わりなのかね。

    きっちり2時間で仕上げ、劇場で見ても満足できる一本でした。

    次は、「アントニオ猪木をさがして」です。

    数週間前の劇場予告から気になっていた一本です。なんたってあの“燃える闘魂”ですから

    率直な感想。おもしろいインタビュー記事やなつかしい映像もありますが、やっぱりいろいろな版権の問題で使えないのがくやしいね。新日の猪木の激闘の系譜、TJシン・ハンセン・ホーガンあたりの映像は一切ないものね。だからタイトルも少し弱々しい“アントニオ猪木をさがして”だもんな。だけど、藤原喜明はいい味出しているね、オヤジ

    マサ斎藤との巌流島決戦はそこまでクローズアップすることでもないと思うのですが。

    福山雅治(映画の語り手)が上京してアルバイト先で初めて会った有名人がアントニオ猪木。昔から引きがあったのかなこの人。いろいろ書きましたが、エンディングに炎のファイターが掛かれば不満もすべて吹き飛びます、最後は「1、2、3、ダァーッ!」で締め、パチパチパチ

    そして最後は「ショーシャンクの空に」です。DVDで視聴してまだあらすじが頭に残っていますが。映画館の大画面で観るのは初めてです。

    世間的には非常に評価の高い映画かと思いますが、自分的にはそれほどでもないかな。何故なら、あのポスターが20年間も何も疑われずにそのままなんて考えられないから

    同じ監督✕原作キングでは「グリーン・マイル」の方がよいと思うのですが、どうなんだろう。

    目黒シネマで“宇宙最強の男、ドニー・イェン”の映画を観たあとは、「かづ屋」へ直行するしかないだろう、美味いね“支那そば”



  • 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は本当に静かなよい映画、夕食は芝大門の「味芳斎」へ

    「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は本当に静かなよい映画、夕食は芝大門の「味芳斎」へ

    2023年10月7・8日(土・日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。だけどこの週末は世の中は3連休ですが、自分たちは月曜日の深夜便にマニラに行く予定なんだね。

    まずは今回観た映画はこの2本です。今週は我ながら渋い映画を見たよ。

    • ツィゴイネルワイゼン
    • マンチェスター・バイ・ザ・シー

    まずは鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」です。いわゆる難解な文芸物と思っていたのでした。何故この映画を選んだかは、先日の渋谷のユーロスペースで鈴木清順の特集をするとかでこの映画の予告を見て興味を持ったのです。

    まあ面白かったかな。女優陣では大谷直子が懐かしかったよね。あの旅芸人の3名がいい味を出しています。文芸と商業主義の真ん中で綱渡りをしている映画だね、自分にはそんなに難解とは思いませんでした。よい映画です。

    次は「マンチェスター・バイ・ザ・シー」です。マンチェスターと行ってもアメリカのボストン近くの街のことだよ。非常に淡々としている話しです。

    • ケネス・ロナーガン (監督)
    • ケイシー・アフレック (出演)
    • ミシェル・ウィリアムズ (出演)

    何と行っても主演のケイシー・アフレック(あのベン・アフレックの弟とは知りませんでした)が出色の出来です。何か、あのサム・シェパードのような渋い演技をします。寡黙で何か悩みを抱えた男を静かに演じます。

    地味な映画ですが、結構な賞をとってるのね。観てよかった映画です。

    そして、土曜日の夕食です。本日は4名で伺うので、久しぶりに芝大門にある町中華の王様「味芳斎 支店」を訪問です。コース料理以外での予約しか受け付けしなくなったので、少し足が遠ざかりました。そのため本日はガチでの突撃です。

    19時に訪問です。外には“空席あり”との表示で一安心です。入口近くのテーブル席に陣取ります。まずはスーパドライの瓶ビールで喉の消毒です。

    本日は4名ですので、鉄板の3皿以外に、“茄子と挽肉の辛子うま煮”を加えてみました。大盛りはニラレバと野菜のうま煮です。前回心配していたピーマンレバーのお味ですが、今日はいつもどおりの美味しさでした。

    • ピーマンレバー炒め
    • ニラレバー炒め(大)
    • 豚肉と野菜のうま煮(大)
    • 茄子と挽肉の辛子うま煮

    本当は麻婆豆腐も食べたかったのですが、みんなの意見で却下されたのです。だけどやっぱりどのお皿も絶品の美味しさでした。ご馳走様でした。

    ちなみに、エスビー食品から味芳斎の麻婆豆腐が販売されています、こちらも絶品ですよ。

    そして、本日の深夜便でマニラに向かいます。朝にはマニラ到着です。

    今日も妖しい光を放ちながら営業中の「中国茶房8」。北京ダックのテイクアウトを許して。家北京ダックが夢なんだけど



  • 1980年代の音楽で歴史に残ったのはアバとクイーンだけだったね、「アバ ザ・ムービー」を観て

    1980年代の音楽で歴史に残ったのはアバとクイーンだけだったね、「アバ ザ・ムービー」を観て

    2023年10月3日(火)

    フィンランドのヘルシンキから帰ってきて翌日のことです、丁度1週間前かな。

    帰ってきて翌日ですが、慌ただしく映画館に駆け込んだのです。何故なら、もうその日しかあのアバの「アバ ザ・ムービー」を1回限りしかやってないので、急遽参戦です。

    こんな感じの映画です。

    「アバ ザ・ムービー」は、「ショコラ」などで知られるスウェーデンの名匠ラッセ・ハルストレム監督が、ABBAのオーストラリアツアーを、一人のジャーナリストがインタビューのために追う設定で描いたセミドキュメンタリー。舞台上のABBAだけでなく舞台裏の彼らの素顔も捉えたカルト的な人気を誇る映画だ。

    今回のリマスター版公開は、ロンドンで驚異的な成功を収めたショー「ABBA Voyage」(現在、世界中の100万人以上のファンが鑑賞)の舞台裏や、ストックホルムのABBA The Museumの短編映像、映画館で身も心も踊りだすように楽しめるヒット曲のMV、1977年ツアーの超貴重映像など、多数の特別映像が世界中の映画館に同時上映される究極のファンイベントとなる。

    今回は北欧から帰ってきたばかりなので、感慨もひとしおです。自然の風景はフィンランドでそっくりです。

    1980年代に青春時代を送ったものとしては、当時、アバとQueenのファンはバカにされたものです。軽薄でミーハーな軽い音楽だとね。だけど、今に残ってビックネームはこの2つだよね。映画を観ながら思ったのは、歌詞も哲学的でない、曲もそんなにというアバが生き残ったかについて考えたんだね。ディスコ的にはビーズーズやアース・ウインド & ファイアーだよね、アースはミュージカル的だしね。でも何故、アバなのかです。やっぱり楽曲を大事にしたからかなと思うのです。映画でも感じたけど、アバの音楽を聞いた後の多幸感はあるよね。

    当時を同世代で生きたものとしては感慨もひとしおでした。

    そして、話しは突然変わり、先週土曜日の夕食です。実はSNSで知ったのですが、赤坂にある中華料理「たけくま」のオーナーが競争馬のオーナーの西山さんというのを初めて知ったのです。(古くはニシノフラワーね)

    その投稿者は「たけくま」の五目あんかけ焼きそばが絶品とのこと。となれば急行するしかありません。土曜日のよる7時に3名で予約なしで突撃です。運良くテーブル席が1つ空いていました。

    まずはサッポロの黒ラベルです。本日の注文です。

    • 豚肉ときくらげの玉子炒め(1,500円)
    • 茄子と挽肉の辛子煮込み(1,500円)
    • 小籠包(5個)
    • チャーシュー炒飯(1,300円)

    この中で少し不満なのは、茄子と挽肉の辛子煮込みはもっと茄子がクタクタになるまで煮込んだ方が美味しいと思うな、あの味芳斎のようにね。これだけ食べて、「五目あんかけ焼きそば」(1,350円)もまだいけるということになり、これも注文です。まあまあかな。

    本日はこんな感じで。

    フランス映画「ふたりのマエストロ」は終わりの後味が良いね、そして渋谷の「喜楽」へ



  • 久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

    久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

    2023年10月2日(月)

    本日は映画とせりカレー蕎麦のお話しです。

    その前に本日最初の一仕事は、あの狭い機械の中に入る苦行を行ったのでした。そうMRI検査です。心臓のMRI検査をしてこいとかかりつけ医よりの指令です。4年ぶりのMRIです。30分穴蔵に体を入れました。この苦行を乗り切る唯一の方法は目を絶対に開けないこと、これにつきます

    終われば日比谷のTOHOシネマズへ直行です。今日観たのはこれ「BAD LANS バッド・ランズ」です。これを観に行ったのは日経新聞の映画欄でかなり褒められていたからです。

    安藤サクラのキャラ立ちがすごいと。いわゆる振り込め詐欺(オレオレ詐欺)ものです。全く眼中に入ってなかった映画です。結論から先に言うと、久々に日本映画で快作を観たね

    こんな感じの映画です。

    第151回直木賞を受賞した『破門』や、『後妻業』などで人間を突き動かす欲望を描いてきた黒川博行の重厚な傑作小説を、名匠・原田眞人監督が待望の映画化。監督の熱意が伝播し、歳月を懸け実現した本作の主演は、第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した安藤サクラ。日本映画界を牽引する両名が初タッグを組み、大胆かつ疾走感ある映像をスクリーンに焼き付ける

    そして、安藤サクラ演じる主人公ネリの弟・ジョー役には山田涼介。映画『燃えよ剣』以来の原田監督作品に出演し、気迫のこもった演技で新境地を魅せる。
    ネリの“生きにくい世界を生き抜く美しさと強さ”を映し出す安藤サクラと、ジョーの抱える異常な愛と衝動に狂う姿を表現した山田涼介の二人が魅せる化学反応。さらに犯罪組織や警察といった姉弟の周囲で蠢く登場人物に、生瀬勝久や江口のりこ、吉原光夫、宇崎竜童といった多くの豪華俳優陣が脇を固め、名実ともに日本映画界の最前線を駆け抜ける傑作が誕生した

    西成の映像もおもしろいし、とにかく安藤サクラだね、いつも思うになんでこの人と思う女優さんですが、今回ははまっていました。今のふりこめ詐欺の分業体制(おそらく本当だろうね)はすごいよ、これを知るだけでも映画を見た価値はあるよ。

    最後の終わり方もナイスです、ここであの巫女の役割がわかるのね

    あの何とかコーポレーションの社長はちょっとどうかな、今どきあんなやついるのかな。

    だけどこれを監督・脚本・プロデュースした原田眞人は能力あるね。安藤サクラを主人公にしたのは眼力というものです。驚いたのはあの岡田准一があの端役で友情出演していたのね、すごいね、思わず目をこらしたもの。

    とにかく久々に観たね、日本映画の怪作を。

    そして終われば日比谷でランチです、10月の“せり”のシーズンに入ったのであそこに「せりカレー蕎麦」を食べに行こうかな。日比谷の蕎麦やと言えばこの「泰明庵」でしょう。

    昼間っから、身なりのいいジャケットを着た定年をかなり過ぎたおやじがくだを巻いています。昔の会社の悪口を言いながら。

    まずはサッポロの黒ラベルで安藤サクラの悪を流します。そして、「せりカレー蕎麦」です。もうせりの根っこは入っているよ。(せりの根っこが入るのは10月から3月のシーズンだけだよ)今日もご馳走様でした。楽しかった!

    日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画



  • 「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」を観て、どうしてドア開けないのかな

    「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」を観て、どうしてドア開けないのかな

    2023年9月20日(水)

    今日も映画の話しからです。明日夜便でフィンランドはヘルシンキに行くので、数日は映画を観られないのでね。だけど、何故にフィンランドなのかです。JAL便で一番座席が確保しやすい路線という理由しかないのですが。自分にとっては初めての北欧上陸です。

    そんなことより、まずは映画です。渋谷のテアトルシネマで上映している「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」です。何故にこの映画か。予告編でその緊迫感ある場面を観たのでね。一種の怖いもの見たさかな。

    衝撃の実話!無実の黒人が白人警官に殺害された緊迫の90分間――

    リアルタイム進行型サスペンス

    製作総指揮:モーガン・フリーマン

    2011年11月19日午前5時22分。双極性障害(躁うつ病)を患う黒人の元海兵隊員ケネス・チェンバレンは医療用通報装置を誤作動してしまった。その後まもなく、白人の警官が到着した。

    ケネスは緊急事態ではなく、間違いであると伝えたにも関わらず、警官には聞き入れてもらえない。家のドアを開けるのを拒むケネスに対して、警官は不信感を抱き、更には差別的な表現で侮辱し始める。

    そして、警官到着から90分後の午前7時、ケネスはドアを壊して入ってきた警官に撃たれ、死亡する。何の罪も犯していないケネスは、なぜ警官に殺されなければならなかったのか。今こそ知るべき世界の実態がここにある

    監督・脚本・プロデューサー :デヴィッド・ミデル

    観ての感想。アメリカの人種対立というか警官の黒人への暴力でたまに目にする事件を描いているのね。この事件の発端は偶然でただ自宅に居て始まります

    住んでいる場所も悪かったようです。治安の良くない古いアパート。

    確かに警官側が一方的に悪いのですが、日本人である自分から見てしっくりこないのは、どうして黒人の老人が頑なにドアを開けないのかが、わからないのです。警備会社からの通報で警官が安否確認に来たのなら、素直に開けて顔を見せれば一見落着ではと思うんだね。

    この辺の空気感はアメリカの当事者でないとわからないのかな。まあ、話しは単純ですが、初回見る時は臨場感は味わえる映画と思います。

    製作総指揮がなんたって、モーガン・フリーマンだものね。有名俳優などの出演は皆無で、撮影場所もアパートの1角というまさにシチュエーションものの映画の局地です。

    興味深くは観れたよ。意識高い人が見れば、高所見地から意見がたくさんあるんだろうな。

    終わった後は、「桂花ラーメン」へ。外国人が多く、券売機は外国人専用、日本人は口頭で注文するという変則的になっています。

    まずはいつものようにビールと茎わかめで。今日は普通盛りの桂花ラーメンです。

    ちょっとお腹で出が気になる年頃でね。

    ご馳走様でした。

    明日から数回ははフィンランド旅行記になる予定です。

    ジャ・ジャンクーの「長江哀歌」、主演のハン・サンミンには参るよね

     



  • マーク グリーニーの「グレイマン」、やっぱり小説の方が王道でした

    マーク グリーニーの「グレイマン」、やっぱり小説の方が王道でした

    2023年9月18日(月・祝日)

    本日は敬老の日で祝日です。毎日が日曜日の自分にとっては祝日は必要ないのですが。

    そして、本日の話しはまずは小説からです。

    ここ数ヶ月、古い冒険小説「シャドー81」や「深夜プラス1」などを再読した際に、最近の冒険小説で話題になっているものはないかと物色している際に、自分のアンテナにひっかかったのが、マーク グリーニーのグレイマンシリーズだったのです。

    この人のグレイマンシリーズはたくさん出ており、すべて翻訳されているのね、素直にすごいね。だけど、自分は一度も読んだことがないのです。

    というわけで2週間ほど前からシリーズ第1作目の「暗殺者グレイマン」を読んだのです。

    読んだ感想。

    ジョン ル カレやギャビン・ライアルのように渋くはないのね。やっぱりアメリカ人の作家です。どちらかと言えばボーン・シリーズの原作者のロバート・ラドラムに近いのかな。ラドラムの方がわかりにくいけれどね。

    グレイマンはかなり不死身ぽいキャラクターです。敵に囲まれても絶対に死なないです。かなり傷つくけど。今はシリーズ2作目の「暗殺者の正義」を読んでいるけど、これで打ち止めかな。アメリカのアクション映画を観ているようでね。端的に言うと、CIAとMI6との違いなのかね。

    そして、数日前にこの「グレイマン」がNetflixにあるのを知ったのです。しかも主演はあのライアン・ゴズリングです。アナアルマスも出ているのではありませんか。

    これは、本日観るしかありません。

    ライアン・ゴズリング主演のNetflix映画版が記録的大ヒット

    シリーズ原作小説第1巻が決定版で登場。 凄腕の暗殺者「グレイマン」の命を狙い、各国から刺客が放たれた! 巧みな展開と迫真のアクションの連続で現代冒険小説に金字塔を打ち立てたシリーズ第1作。 2012年に刊行した旧版の訳文を全面的に見直し、書評家・北上次郎氏による詳細な〈グレイマン〉シリーズの巻末解説を新たに増補する形で収録した決定版!

    観ての感想。小説とは大筋では同じでもかなり違う設定になっているね。最後の決戦の地は小説ではフランスだけど映画ではクロアチアか。

    小説ではアナアルマスの役割はないものね。だけど、動けるアナ・デ・アルマスはいいよね。007でも思ったのですが、色気のあるスパイ役には最適だね、アクションもできるしね。

    アナアルマスのアクションを観ただけでも映画はよかったよ。だけどこのライアン・ゴズリングの「グレイマン」シリーズは続くのでしょうか。

    ちなみにグレイマンとは、“灰色で人目につかずミッションを実行するエージェントのこと”だよ。

    ネットフリックスの超話題作、アナ・デ・アルマス主演のマリリン・モンローの生涯を描いた映画「ブロンド」を観たよ、監督の力量かな?



  • 週末はブラピとオードリーを観て、六本木の「おつな寿司」へ、最高の土曜日の夜

    週末はブラピとオードリーを観て、六本木の「おつな寿司」へ、最高の土曜日の夜

    2023年9月16日(土)・17日(日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。今回観た映画はこの2本です。今週は月曜日も休日で調子が狂うね。

    • ジェシー・ジェームズの暗殺
    • 昼下りの情事

    「ジェシー・ジェームズの暗殺」は2週間ほど前の週刊文春の映画コラムで激賞されていたので、鑑賞した次第です。演は皆様の恋人、ブラッド・ピットです。何でも原作をブラピが大変気に入り、自分も製作に加わり完成させたもの

    あらすじはこんな感じ。

    それほどまでにブラッド・ピットを本気にさせた男―それが、合衆国史上もっとも有名なアウトロー、ジェシー・ジェームズだ。南北戦争(1861-65年)後、仲間を率い、25件以上の強盗と17件もの殺人を犯した重罪人でありながら、民衆からは英雄とさえ称えられた男。さらにその悲劇的な死が、ジェシー・ジェームズを今なお語り継がれる伝説の人物へと押し上げた。

    破格の懸賞金をかけられ、常に追われる身だった彼を最後に仕留めたのは、もっとも信頼すべき仲間の一味。アメリカ一卑怯な男として人々に記憶されることになるその暗殺者は、誰よりも臆病で、誰よりもジェシーに憧れていた20歳の若者だった。

    “憧れ”と“殺意”―そのあいだに一体何があったのか?

    ひとりの臆病者が、憧れてやまなかったヒーローの背中に向かって引き金を引くまでのドラマを描いた、息詰まる緊迫の心理劇。

    観ての感想。アメリカ人には超超有名人なのでこのあたりのあやは日本人にはわかりにくいね。非常に地味な映画でした。時代的にも知名度からして日本で言えば、坂本龍馬になるのかな。対峙するケイシー・アフレック (ベン・アフレックの弟)はいい役者だね、顔も端正で。

    次の「昼下りの情事」は天下無敵のオードリー様とビリー・ワイルダーが監督の映画です。自分は今まで観たことがなかったのです。不覚です。

    あまり大したことのない脚本を2時間の映画にするビリー・ワイルダー、やっぱりうまいよね。ただ、恋愛の相手がケイリー・グラントでは歳の差がありすぎてね。やっぱりペック様でないとね。

    そして、土曜日の夜は3名で六本木の「おつな寿司」へ。2日前に予約してカウンター席を確保です。まずは、サッポロの黒ラベルで喉の消毒です。今日のつまみはつぶ貝といわしの煮物です。至福の時ですね。

    早速、にぎりです。

    • いか
    • ほたて
    • 金目鯛
    • あじ
    • 赤身まぐろ

    ここで中入りで茶碗蒸しです。飲み物は既に芋焼酎のお湯割りに。

    • ぼたん海老
    • 中トロ
    • 玉子焼き
    • いくら
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    デザートは桃入りのアイスクリームもなかでしたよ。

    今日もご馳走様でした。

    劇場で「ローマの休日」を観たよ、解説は何と淀川さんの名調子、喜楽でチャーシュー麺を



  • スペイン映画の「ミツバチのささやき」は独裁政治への反抗メッセージとは

    スペイン映画の「ミツバチのささやき」は独裁政治への反抗メッセージとは

    2023年9月15日(金)

    本日も映画のお話しから。ようやく“午前十時の映画祭”も夏休みモードから通常モードに戻ってめでたしです。

    そして、本日はその映画祭シリーズから、「ミツバチのささやき」という1973年に製作されたスペイン映画です。今回の上映では、町山智浩氏による解説映像付き上映会とのことです。

    解説付きということは、説明の必要な映画なのかな。

    タイトルからしてメルヘンチックな映画なのか。自分は初めて観る映画です。

    あらすじはこんな感じです。

    一人の少女が体験する現実と空想の交錯した世界を繊細に描き出した作品。スペインのある小さな村に『フランケンシュタイン』の巡回上映がやってくる。6歳の少女アナはスクリーン上の怪物を精霊と思い、姉から怪物は村外れの一軒家に隠れていると聞いたアナは、ある日、その家を訪れる。そこで一人のスペイン内戦で傷ついた負傷兵と出会い……。

    監督:ビクトル・エリセ

    何も先入観を持たずに観ての第一印象。ヨーロッパ映画の意識高い系の映画なのかな。妖精が何か意味しているのかな。メルヘンチックな映画と思った次第です。これがどうしてそんなに高い評価を受けるのか全く分からずじまいです。

    上映後の町山さんの解説を聞いてこの映画を味方が180度変わったのでした。

    これはスペインのフランコ将軍による独裁弾圧政治に対する反抗と未来への希望を表しているというのです。氏によれば、この解釈はフランコ死後のスペインが民主化されて監督や脚本家が真の意味を語っているとのこと。

    このお父さんは養蜂を営んでいるのですが、ハチ箱はスペイン、ハチはスペイン人のことを暗喩しているとのこと。主要登場人物は4人。

    • (父)知識があり富裕層だが弾圧を恐れ、政権から目をつけられないように振る舞う人
    • (母)フランコ以前の昔の普通のスペインに思いを馳せている人、現実逃避の人
    • (長女・イザベラ)フランコ独裁政権が当たり前と思っている世代、焚火を飛び越えるシーンなどで表している
    • (次女・イザベラ)フランコ政権の悪が理解できない無垢な人、未来のスペイン人

    このような役割が、わかる人にはわかるように映画の中の描写に託しているとのこと。この映画のもうひとつの鍵はフランケンシュタインですが、無垢なイザベラは何の先入観もなくフランケンシュタインと対峙しているのも、イザベラのキャラクター作り。

    そして、傷ついた兵士はキリストを暗示しているとのこと。

    そして、製作・公開された時(フランコ存命時)には検閲がを逃れるために、一見すれば子供向けのお化け映画(フランケンシュタイン)にしたとのこと。だから、フランケンシュタインも登場。

    だけど反フランコのスペイン人は映画を観て、この反フランコのメッセージを理解した。但し、スペイン以外ではこんな解釈は後になって知ったとのこと。当然、日本公開時もヒットしたけど、メルヘンチックな映画ということで話題になったとのことでした。

    今日はこの解説を聞けただけでも劇場に足を運んだかいがありました。

    ギレルモ・デル・トロの「パンズ・ラビリンス」はこの物語を分かりやすくリメイクしたものということです。

    終われば、当然ここは日本橋、「京都銀閣寺ますたにラーメン」に直行です。

    今週3回目だよ。何故なら、来週後半からフィンランドのヘルシンキに急遽遊びにいくことになったのでね。何せ、航空券が安かったもので。

    政治家よ、外遊する暇があれば「シモーヌ – フランスに最も愛された政治家」を観ろよ



  • 日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画

    日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画

    2023年9月13日(水)

    本日も新作の劇場映画の話しからです。

    9月1日から全国公開された日本映画の「バカ塗りの娘」です。

    ちなみにタイトルで気になる“バカ塗り”とは、こんな意味があります。

    バカ塗り”は、津軽塗のことを指す言葉で、完成までに四十八工程あり、バカに塗って、バカに手間暇かけて、バカに丈夫と言われるほど、“塗っては研ぐ”を繰り返すことから来ています。

    • 主演: 堀田真由 (娘役)、小林薫(父役)
    • 監督: 鶴岡慧子
    • 原作: 髙森美由紀「ジャパン・ディグニティ」

    シネスイッチ銀座にお昼の回に伺いました。思ったよりは観客がおられ、やっぱり高齢の方が多いね。

    観ての感想です。久しぶりにまさに“静謐”という言葉が似つかわしい映画を見ました。自分が知っている俳優は小林薫だけですが、主人公の娘役の堀田さんも凛としてすばらしいね。

    がさつな言葉で言えば、ガチャガチャしていない映画です。本当に日本映画では最近ないね。昔の小津とか黒澤の映画みたい。言葉を詰め込めしない美学があるよね。

    津軽塗の工程もよくわかるし、是非映画館に観に行ってほしい映画です。

    あのお兄ちゃんのことは今風だね。もう少し予算があって、あの母親役は適切な人だったらもっとよかったね。

    ちなみにあらすじはこんな感じ。

    青森県弘前市。津軽塗職人の青木清史郎(小林薫)と父の仕事を手伝う娘・美也子(堀田真由)が、年季の入った工房で作業をしている。工房からは漆が何度も塗られ、研がれ、その音だけが響いている。美也子は、高校卒業後、特にやりたいことが見つからず、家計を助けるために近所のスーパーで漫然と働きながら家業を手伝っていた。

    幼い頃から人とコミュニケーションを取るのが苦手で、恋人や仲のいい友人もおらず、家とスーパーを往復する毎日。唯一心を開ける存在は隣に住む吉田のばっちゃ(木野花)だ。父・清史郎は、文部科学大臣賞を獲ったこともある津軽塗の名匠だった祖父から津軽塗を継いだが、今は注文も減ってしまい、さんざん苦労しているようだ。そんな青木家は、工房の隣に建つ自宅で父娘の二人暮らし。家族より仕事を優先し続けた清史郎に愛想を尽かして、数年前に家を出ていった母(片岡礼子)。父と祖父の「津軽塗を継いでほしい」という期待を裏切り家業を継がないと決め、美容師となった兄・ユウ(坂東龍汰)。気づけば家族はバラバラになっていた。

    幼い頃から漆に親しんできて、津軽塗の仕事が好きだが、堂々とその道に進みたい、と公言できずにいた美也子だったが、ある日、父に久しぶりの大量注文が入り、嬉々として父の手伝いをすることに。そして、花屋で働く青年・鈴木尚人(宮田俊哉)との出会いをきっかけに、漆を使ってある挑戦をしようと心に決める。しかし、清史郎は津軽塗をやっていくことは簡単じゃないと美也子を不器用に突き放す。それでも周囲の反対を押し切る美也子。その挑戦が、バラバラになった家族の気持ちを動かしていく――

    自分もバカ塗りのお箸とお椀で食べたくなりました。そんな余韻を残す映画ですよ

    そして本日も昨日に続いて、ランチは日本橋にある「京都銀閣寺ますたにラーメン」に直行です。まずはビールで喉の消毒を。たくあんをつまみにビールがグイグイと。あなたも毎日好きだね。

    そして、本日も同じ1杯です。本日も充実した1日でした。

    沢木耕太郎原作の「春に散る」を観たよ、邦画では久々に硬派で良い映画、観るべし



  • フランス映画「ふたりのマエストロ」は終わりの後味が良いね、そして渋谷の「喜楽」へ

    フランス映画「ふたりのマエストロ」は終わりの後味が良いね、そして渋谷の「喜楽」へ

    2023年9月11日(月)

    本日は新作映画の話しからです。

    今週は劇場で観たいと思うような映画をやっていないんだね。というわけで、数週間前から上映されている軽い映画を観に行ったのです。お昼にはあのラーメンも食べたくてね。

    まずは映画です。その映画とはフランス映画の「ふたりのマエストロ」です。予告篇を観た時には、もうだいたいあらすじが分かったので、敢えて観に行くのを控えていたのですが。

    指揮者の父子が最悪の依頼間違いをきっかけに互いの心と向きあう姿をつづったフランス製ヒューマンドラマです。話しはこんな感じです。

    父も息子も、指揮者の親子。父・フランソワ・デュマール(ピエール・アルディティ)は、輝かしいキャリアを誇る大ベテラン。息子のドニ・デュマール(イヴァン・アタル)は指揮者として才能を発揮し、今や飛ぶ鳥を落とす勢い。ある日、父へ一本の電話が。それは夢にまで見た世界最高峰<ミラノ・スカラ座>の音楽監督就任の依頼だった

    しかし、ドニは父の偉業を素直に喜ぶことができないでいた。翌日、ドニにスカラ座の総裁から呼び出しが。なんと父への依頼は、息子への依頼の誤りだった。ドニは父に真実を伝えなければいけない苦渋の選択を迫られるーーー。

    監督: ブリュノ・シッシュ

    観ての感想。話しは単純ですが、実に後味の良い映画です。観に行ってよかったよ。最後のモーツァルトの「フィガロの結婚」の演奏シーンは本当にいいね、演奏もだよ

    劇中の会話の中であの小澤もミラノ・スカラ座に初登場して指揮をしたとき酷評を浴びたとか、小澤の指揮をDVDで見たりするところがありますが、監督は小澤フリークなのかな。

    スカラ座の指揮者の控室やバックヤードのシーンもあったりして、通にはたまらないだろうね。やっぱりミラノ・スカラ座の常任指揮者になるのって、すごいステータスなんだね。

    自分にとってミラノ・スカラ座と言えば、その横道にある老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」なのです。

    あの映画監督の故ルキノ・ヴィスコンティは、20世紀初頭から彼がこの世を去るまで、親族や作品関係者とともにAntica Barbieria Collaに通った、と言う由緒ある髭剃りやさんです。

    近くに行ったら、是非お立ち寄りを。

    映画が終われば、渋谷は道玄坂の中ほど、古き良き風情が残る百軒店商店街にある「喜楽」に直行です。丁度12時だというにの待ちもなく、本日は2階席です。

    注文はチャーシー麺(1,000円)。チャーシューは5枚入りだよ。

    今日も美味しゅうございました。良い1日だったね。

    そして、帰りに表参道のスウォッチ直営店へ。9月9日から売り出されたBlancpain X Swatchのコラボ時計ですが、全デザインとも売り切れたとのこと。また、入荷も随時あるらしいですが。すごいね。

    ミラノ・スカラ座に隣接する老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」でひげそり用品を購入。顧客リストがすごいよ



  • オードリー・ヘプバーンの一番有名なドレスが「ティファニーで朝食を」の黒いドレスとは

    オードリー・ヘプバーンの一番有名なドレスが「ティファニーで朝食を」の黒いドレスとは

    2023年9月9日(土)・10日(日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。今回観た映画はこの2本です。

    • オードリー・ヘプバーン
    • ブラックライト

    まずは「オードリー・ヘプバーン」の方からです。

    今なお世界中の人々から愛される永遠の映画スター、オードリー・ヘプバーンの知られざる素顔に迫るドキュメンタリー。幼い頃の辛い戦争体験や父親との関係、後年のユニセフ国際親善大使としての活動など、華やかな女優としての活躍の一方で、一人の女性として人生を全うしたオードリーの生い立ちを辿りつつ、彼女をよく知る関係者へのインタビューを通してその本当の姿を明らかにしていく。

    監督: ヘレナ・コーン

    オードリーは第二次世界大戦でドイツ占領下で幼少時代をすごしていたのね。特に、父親が家を出て言ってしまい、父親コンプレックスというか、愛情に飢えていたのです。

    そして、享年は63歳。早すぎる死でした。ジバンシーと組んだドレスで一番有名なのが、あの「ティファニーで朝食を」の冒頭、ティファニーのお店の前でクロワッサンを食べるシーンで着ていた黒いドレスとは知りませんでした。確かに、今見ても超シックだものね。

    ホリー役は最初はマリリン・モンローに決まりかけたとか。おもしろいドキュメンタリーでしたよ。

    次は「ブラックライト」です。

    これはリーアム・ニーソン主演ということで、これ一つを楽しみに観たのですが。リーアム・ニーソンの中ではハズレになるのかな。脚本が悪いというか、話しと演出につっこみどころ満載といったところかな

    そして土曜日の夕食です。本日は2名ということで予約なしで訪問です。お店は最近赤坂にできたとんかつ屋さん「とんかつ 神楽坂 さくら」です。19時に訪問したところ、先客が数名です。地下1階のお店です。

    メニューで確認するとこのお店はあの「牛角」を運営するレインズインターナショナルのお店ですね。

    ビールで喉の消毒です。アサヒスーパードライです。つまみは、単品でポテトサラダです。このポテチ、お値段も安く、量も多いし、なかなかいけるよ

    メニューを覗けば、いろいろな銘柄のとんかつを展開しているのね。こんなに揃えると厨房は大変そうですね。そして、自分たちが選んだのは、一番安い豚くんの“ハーブ三元豚”です。

    • ヒレかつ定食 120g 1,628円
    • ロースかつ定食 140g 1,408円

    そして、定食を注文すれば1個110円というメンチコロッケを1つ頼んでみました。

    このメンチコロッケはジューシーで非常に美味でしたよ。

    だけど、とんかつはロースもヒレもどちらもダメですね。肉のおいしさが伝わってこないというか…..。ごはんは一人づつお櫃に入ってくるのね、変わっています。

    そしてレストランで配膳ロボットが働いているのを初めて見たのでした。

    ごちそう様でした。

    また「ローマの休日」を観に行ったよ今週2回目、好きだね、「桂花ラーメン」で至福の昼




  • 4年ぶりのシャー・ルク・カーン主演の「PATHAAN/パターン」観たよ、タイガーも参戦とは

    4年ぶりのシャー・ルク・カーン主演の「PATHAAN/パターン」観たよ、タイガーも参戦とは

    2023年9月8日(金)

    本日は台風が関東に直撃です。直撃の割には首都圏はあまり大層なことになりませんでしたが、茨木県は水害で大変なことになっていねる。

    こんな日は映画館に映画を観に行くに限ります。ちょうど新宿ピカデリーであのインドの大スターのシャー・ルク・カーンが主演する「PATHAAN/パターン」をやっているでは有りませんか。こんな映画です。

    2023年インド興行収入No.1大ヒット!

    2023年1月25日。インド中が1本の映画に沸き立った。 翌1月26日の共和国記念日は8月15日の独立記念日と並ぶ国家の二大祝日。その前日祭のように封切られたのは、4年ぶりのシャー・ルク・カーン主演作 『PATHAAN/パターン』だ

    インド中の劇場はスクリーンを総動員して上映したが、座席は数日先まで売り切れ、さらに完売しているに関わらずチケット窓口には人だかりができ、劇場前では太鼓を叩きプラカードを振って盛りあがる人々や、上映後にはエンディング曲を歌い踊り出す若者が続出するなど、まさに社会現象を巻き起こした。上映中も、歌のシーンになると観客が皆、席から立ち上がって踊っていたという。シャー・ルク・カーンの初登場シーンでは場内が大沸きし、さらにカメオ出演のサルマーン・カーンが姿を現した時も場内は大歓声

    こうして『PATHAAN/パターン』は初日だけで、興収10億ルピー(約18億円)を稼げばヒットと言われるインド映画界で、初日だけで10億6千万ルピーを稼ぎ出し記録破りの興行となった。

    それだけではない、以後も興収記録は伸び続け、2023年6月10日現在で世界興収105億ルピー強(約183億円)、『ダンガル きっと強くなる』(2016)、『バーフバリ 王の凱旋』(2017)、『RRR』(2022)、『K.G.F: CHAPTER 2』(2022)に次ぐ.インド映画世界興収歴代5位となった。北米マーケットでは『バーフバリ 王の凱旋』に次ぐ歴代2位だが、イギリス、オーストラリア、アラブ首長国連邦等ではダントツのインド映画歴代興収1位を獲得。シャー・ルク・カーンの世界中のファンが、キング・カーンの完全復活に熱狂した。

    観ての感想。かなりやり過ぎ感たっぷりのアクション映画。ここまでくるとあまりにもCGでやりすぎと思いました。まだまだトム様の方が現実感があってよいと思うのですが。

    シャー・ルク・カーンも少し歳をとったのかな、見た目が少しジョニデのように不良感がありありでした。

    相手役のディーピカー・パードゥコーンも好みではないな。昔のビクトリア・ベッカムのような。外国人には受けるのかな、こんなタイプの人。

    そして、この映画で一番驚いたのはあの「タイガー 伝説のスパイ」でのタイガー(サルマーン・カーン)がシャー・ルク・カーンを手助けすべく登場した時でした。こんなことあっていいの、と思うぐらい口あんぐりです。ミッションインポッシブルのトム様の危機にキングスマンが参戦するようなものです。まあ、いろいろ言ったけど、チケット代のもとはとれる映画だよ。

    あと一言。インドから見ると、世界はインドを中心に回っているんだね、世界の首都はデリーということで。

    そして、終わればランチです。今日の気分は桂花ラーメンなんだね。というわけで「桂花ラーメン 新宿ふぁんてん」へ。こちらは地下1Fです。まずはビールでクールダウンです。つまみはもちろん“茎わかめ”だよ。

    気分が良くなったところで、桂花ラーメンの大盛りです。

    今日も幸せな1日ありがとう。

    インド映画の「ランガスタラム」はすばらしいよ、日本映画は完全に負けたね