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  • 6月最初の土曜日。“にっぽんの洋食”を謳う赤坂「津つ井」でテイクアウト。ポテチも忘れずにね

    6月最初の土曜日。“にっぽんの洋食”を謳う赤坂「津つ井」でテイクアウト。ポテチも忘れずにね

    2021年6月最初の土曜日の夕食です。6月20日までは緊急事態宣言の延長により、飲食店でのアルコール提供禁止ですので、どうしてもテイクアウトになるのです。がっかりですが、仕方ありません。

    今日は何にしようかな。先週はお寿司のテイクアウトだったので、今日は洋食という気分です。赤坂にある「にっぽんの洋食 津つ井」にするか、ステーキいっぺい「BUFF」にしようかという二者択一になったのでした。

    すかさず、家族から今日は「津つ井」の気分だな、という声が上がり、「津つ井」に決定です。

     津つ井の歴史

    創業者 筒井厚惣(つついこうそう)明治四十五年五月八日福井県大野町で生まれる。祖父・筒井利兵衛が紺屋を営んでいたが、化学染料の進出のため、斜陽となり、料亭「こんり亭」を開業。
    孫の厚惣(孝三)が東京へ出て銀座スエヒロにて修行し昭和二十五年に茅場町・新川で独立、昭和三○年赤坂へ本店を移す。
    以来、卓抜したアイデアで、にっぽんの洋食の礎を築く

    そして、津つ井と言えば、名物のビフテキ丼です。こちらもテイクアウト可能のようです。

    • 赤坂名物“ビフテキ丼” 3,280円
    • 多くの洋食通を虜にしてきた、 当店の名物料理「ビフテキ丼」。 当店自慢の逸品を、ご自宅はもちろん 社内行事やイベントのお食事にどうぞ。

    そして、テイクアウトのお弁当は夜は下記の3種類です。

    • 赤坂弁当 4,200円(有頭海老フライ、カニクリームコロッケ、ビーフシチュー、 牛肉生姜焼、帆立、煮物、サラダ、ライス 有頭海老フライが入った豪華な二段重弁当です)
    • 竹弁当  2,850円
    • 松弁当  2,410円

    他にはチョイス弁当というものもあります。お客様で組み合わせを決めていただき、お好みのおかずでお愉しみいただけるチョイス弁当。

    こちらが選べるおかずです。

    • カニクリームコロッケ(2個)
    • 合挽ハンバーグ
    • 海老フライ(2本)
    • 一口カツ
    • チキン唐揚げ(3個)
    • 豚生姜焼き
      • チョイスの二品目からはプラス500円とお得です。

    そして、今夜自分たちが選んだのは、チョイス弁当で

    • ハンバーグ+カニクリームコロッケ(2個)×2個
    • ハンバーグ+海老フライ(2本)

    です。そして、酒の肴には定番の「ポテトサラダ」もつけてもらいます。このポテトサラダが今まで食べた中でポテトが一番繊細にマッシュされている大変美味なポテチなのです。

    19時にピックアップに伺い、開封の儀です。

    これで、2,200円です。非常に満足度の高いお弁当です。ハンバーグは明らかに老舗洋食屋さんの矜持を感じさせられるハンバークです。美味しです。カニクリームコロッケも自宅では絶対に作れない大人の味です。

    ポテトサラダを肴にビールと芋焼酎のお湯割りがグイグイすすむ土曜日の夕食です。

    大変美味しい“にっぽんの洋食”の暖簾を掲げる「津つ井」さんのお弁当に舌鼓みをうった夜でした。ご馳走さまでした。

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  • 家寿司ならこれだね。「赤坂 鮨 以とう」の“上 握り鮨”。やっぱり高級店はネタが違うね

    家寿司ならこれだね。「赤坂 鮨 以とう」の“上 握り鮨”。やっぱり高級店はネタが違うね

    週末の夕食のチョイスです。本日は1名が外出で、2名での食事になったのでした。5月最後の土曜日の夜ですが、やはりお酒のない外食はつまらないもの。そんな訳で本日もテイクアウトで家食です。

    最近は中華と鰻のテイクアウトが多くなりがちな我が家です。1名が久しぶりに美味い寿司を食べたいと言い出したのです。

    という非常に単純な理由で今日は寿司一択と相成ったのでした。

    だけど寿司やではこれと決まったお店が決まっておらず、どこの寿司やさんにするかが思案のしどころなのです。

    そんな時、ふっと思い出したお店があったのでした。赤坂にあるお店なのです。

    • 「赤坂 鮨 以とう」
    • 〒107-0052 東京都港区赤坂6-6-29 サンバレー赤坂1F
    • TEL: 03-3224-1464

    いつの日も すみずみまで ゆきわたる おもてなしの心を忘れずに

    ご挨拶

    都会の喧騒の中におりますと、四季の移ろいに気付かない事がございます。
    「赤坂 鮨 以とう」の季節をふんだんに盛り込みました鮨とお料理を目で楽しみ、舌で満足していただき、そして心をも癒す事ができましたら、それは私どもの最高の幸せでございます。

    赤坂 鮨 以とう 店主 伊藤 靖弘

    ちなみにお店で食べると、おまかせコースで14,520円もする高級店なのです。

    • おまかせ コース 先付け、前菜3点盛、お造り7点盛、季節の料理 鮨握り10貫(10種類)、椀物、香の物、デザート 14,520円

    だけど、お店のHPを見てもテイクアウトのお品書きがないのです。テイクアウトもさぞ高いのかなと妄想するのですが。

    ここはお店に突撃して、直接テイクアウトのお値段を聞いた方が早いな。

    前日に確認すると、テイクアウトもありますよ、こんなメニュー表をいただいたのです。

    • 握り鮨(握り8貫、巻物3切れ、玉子) 3,500円(税込)
    • 上 握り鮨(握り9貫、巻物6切れ、玉子) 4,500円(税込)
    • 特上 握り鮨(握り10貫、巻物3切れ、玉子) 5,500円(税込)
    • 吹き寄せ ちらし 3,000円(税込)

    そして、お店の方に土曜日の夕方のテイクアウトが可能かどうか聞いたところ、土曜日は現在お店は開けておらず(不定期のよう)、明日は別のテイクアウトの注文が入っているので、夕方5時から7時ぐらいの間でのピックアップは可能とのことでした。

    というわけで、自宅に帰って、やはり明日土曜日の夜7時に「上 握り鮨」2つを注文したのでした。

    当日、時間通りにお店に伺い、持ち帰った鮨がこちらです。最初に思ったのが、器からりっぱな木製なのです。テイクアウトでの器にも細心の注意が払われています。

    開封の儀です。

    なに、“あわび”も入っています。“いくら”と“うに”も共演です。量もたっぷり、ネタも極上という「赤坂 鮨 以とう」の上 握り鮨です。量が多すぎて、食べれるかな。

    貫数が多いので、自分にはもう少しシャリが少ない方がよいかな。鉄火巻までたどりつけるかなという感想です。

    だけどやっぱり高級なお寿司は美味いな。

    自宅で芋焼酎のお湯割りで食べる、高級鮨、至福の時間を過ごしたのでした。次は3,500円の方を試してみます。大変お薦めです。



  • 今週は脇屋シェフの「Wakiya一笑美茶樓」でテイクアウト。“青ザーサイの香油和え”には新鮮な驚き

    今週は脇屋シェフの「Wakiya一笑美茶樓」でテイクアウト。“青ザーサイの香油和え”には新鮮な驚き

    土曜日の夕食です。先週は中華のテイクアウトを考えていたのですが、急遽邪な誘惑に負けて、うな重の前に屈してしまった我が家なのです。

    今週は初心貫徹で赤坂の中華の名店「Wakiya一笑美茶樓(いちえみちゃろう)」の脇屋友詞シェフのお店でテイクアウトしたのでした。

    脇屋シェフはNHK「きょうの料理」をはじめとするテレビ番組や雑誌などを通してつとに有名なお方です。

    「Wakiya一笑美茶樓」のHPに行くと、準備万端にオーダーシートが用意されています。FAXの注文でも良いし、電話もOKなようです。

    HPには、

    Wakiyaのアラカルト、ほぼほぼご用意できます

    おうちごはんもそろそろアイデアが尽きてきた・・・そんな時、Wakiyaのアラカルトはいかがですか。

    前菜からスープ、点心、主菜、麺飯までレストランのメニューから幅広く揃えました。

    湯麺(スープ系の麺)以外はほぼほぼ網羅しております!

    例えば・・・

    まずは、チャーシュー、蒸し鶏、青ザーサイの香油和えを

    餃子と春捲をつまんだらエビマヨや鶏肉のカシューナッツ炒め、麻婆豆腐など。

    レタスのガーリック炒めや青菜炒めをプラスすれば野菜もしっかり摂れます。

    コーンスープやから揚げ、白菜のクリーム煮込みなどお子様の好きなアイテムもラインナップに加えました。

    シメは、五目チャーハンや海鮮焼きそばをどうぞ。体にやさしい中華粥もおすすめです。

    お電話をいただければ40分ほどでご用意、営業中であれば、時間指定も承ります。

    ご自宅のお気に入りのお皿に盛りつけていただければ、気分も上がります↑

    シャンパンやワインなどお気に入りのドリンクと共にゆったり週末をお過ごしください。

    大変申し訳ございませんが、店頭でのお引取りのみとさせていただきます。

    そして、本日注文したのは、

    • 青ザーサイの香油和え(900円)
    • 茄子の酸味辛味煮込み(2,200円)
    • 黒酢のミルフィーユ酢豚(2,100円)
    • 餃子(5個)(1,200円)
    • 肉焼売(2個)(600円)
    • 五目チャーハン(1,700円)

    そして、電話での注文後、40分程度で用意させていただきます、とのことです。

    19時に「トゥーランドット臥龍居(がりゅうきょ)」で注文した品をピックアップに伺います。

    テイクアウトした品をテーブルの上に並べ見ます。ビールを飲みながら、実食タイムです。

    まずは、“青ザーサイの香味和え”を酒の肴にします。このザーサイ、すごくフレッシュで新鮮なおいしさです。目にも美しいザーサイです。

    “黒酢のミルフィーユ酢豚”は見た目がなんとなく、豚団子みたいです。(失礼)もっと、黒々とした方が黒酢酢豚ぽく、食欲をそそります。

    あと、感心したのが、普通においしい“五目チャーハン”です。お米がパラパラでやっぱりプロのチャーハンは少し冷めても美味いな

    芋焼酎のお湯割りを飲みながら、いただく中華、これもまた美味しです。

    だけど、やっぱりお酒を飲みながら、早くお店で食べたいな。緊急事態宣言は6月も続きそうですが、お酒は解禁して欲しいですね。

  • 庶民のプチ幸せ。赤坂の「ふきぬき」のうな重竹3900円が2580円なら、即テイクアウトするしかないな

    庶民のプチ幸せ。赤坂の「ふきぬき」のうな重竹3900円が2580円なら、即テイクアウトするしかないな

    2021年5月の緊急事態宣言下の東京での夕食のテイクアウト選びです。6月以降の延長がなければ、土曜日もあと3回ですね。

    今夜のテイクアウトは数日前から東京の赤坂にある脇屋さんがオーナーシェフの有名中華料理店「turandot 臥龍居」で決めていて、テイクアウトの注文票にレ点もつけて、後は送るだけという準備をしていたのでした。

    そんな土曜日の朝です。当日の日経新聞の朝刊である記事を見たのでした。

    その記事の要旨は、海の資源を大切にしましょうという内容で、いわゆる雑魚として捕獲した魚も大切に調理して食しましょう、という内容だったのです。

    そして、その記事で取り上げられた漁師さんが言うには、“資源保護も考えて、自分の好物はうなぎですが、鰻を食すのは年2回までと決めている” という記事を目にして、頭に残ったのです。

    そして、魔が差したように、「turandot 臥龍居」へテイクアウトの注文票を送る前に、 赤坂にある鰻の名店「ふきぬき」さんのHPを見たのが、今回の変心の始まりだったのです。

    HPにはこんなお知らせが掲載されていたのです。

    うな重梅、竹弁当を期間限定で特価にて販売中(うな重竹弁当は5月14日より販売開始)

    2021.05.13 赤坂ふきぬき本店 、赤坂富貴貫BIZタワー、新宿高島屋、柏タカシマヤ、新百合ヶ丘エルミロード

    ●うな重梅2900円を1980円(柏タカシマヤは1870円)

    うな重竹3900円を2580円 予約もお受けします

    どうぞこの機会に、ご家庭で赤坂ふきぬきのうなぎをご堪能下さい。

    このお知らせを見て、心が動揺したのでした。これは、“うな重竹を注文しないわけにはいかないのではないか”と。

    自分一人では決められません。家族会議です。家族からは、異論があろうはずもありません。中華とうなぎなら、やっぱり鰻重だよね。毎日、うな重でOKという回答です。

    まあ、そうなるわな。

    というわけで、こんな顛末で週末の土曜日の夕食は「ふきぬき」の“うな重竹”になったのでした。電話で予約した際、うな重といつものとおり、煮こごりと骨せんべいもお願いしようとすると、電話口の方は以前の注文も覚えていらっしゃって、前回は本来、テイクアウトで受け付けられない煮こごりを間違えて受けてしまったと謝られたのでした。

    というわけで、おつまみは今回は骨せんべいだけと相成ったのでした。

    持ち帰った“うな重竹”の開封の儀です。お店で食べるいつもの“うな重梅”とは違い、やっぱりたっぷりとうなぎが敷き詰められています。

    骨せんべいを酒の肴にビールと芋焼酎のお湯割りがグイグイ進みます。自宅で食べる骨せんべい、至福の極みです。

    追加の“うなぎのたれ”も付いてきますが、これは必要ないですね。やっぱり、うな重美味いです。お店で食べるものと全く違いがわかりません。

    こんな感じで、土曜日の夜はうな重で幸せな時間を過ごしたのでした。お会計はうな重竹を3つと骨せんべいで、しめて8,360円でした。庶民のプチ幸せですね。

     

  • 加賀料理を作り続ける料亭「浅田」のお弁当をテイクアウト、それは豪華だよ

    加賀料理を作り続ける料亭「浅田」のお弁当をテイクアウト、それは豪華だよ

    2021年はGW真っ只中の土曜日の夕食です。毎日、ブログに書いているように、飲食店でアルコールが飲めません。そんな状況では、到底外食はできません。

    本当に辛いことになっています。まあ、お店の苦労と比べると全く比較にはなりませんが。

    そんな中でも外食と同じように、少し豪華な物が食べたいんだな、人間だもの

    そして、思案して思案して、見つけたお持ち帰りお弁当です。

    お店の名前は、加賀料理の継承者として伝統と革新の料理を作り続ける料亭「浅田」です。

    お店に行くにはかなり敷居が高い料亭です。本日、お弁当を予約したのは赤坂店です。

    そして、料亭「浅田」とはこんなお店なのです。

    350余年にわたる歴史がつむがれます

    『萬治二年(1659年)加賀藩中荷物御用「浅田屋伊兵衛」創業、慶應三年(1867年)旅人宿「浅田」創業』をルーツとし、料理の素材は金沢から直送しています。

    加賀料理の継承者として伝統を重んじつつも新しい創造を掲げ、真摯に伝統と革新の料理を作り続ける姿勢がお客様から高い評価をいただいております。

    金沢から取り寄せる食材に、赤坂の粋を盛り込んで

    調理法や盛り付けの仕方のみならず、現地の食材を用いることが浅田の「加賀料理」です。その考えから、カニや甘エビなど金沢港で水揚げされる鮮魚類はもちろんのこと、加賀野菜や契約栽培の畑で育てた蕎麦粉、さらには料理に用いる水に至るまで、現地石川県産のものを用いています。

    霊峰白山の清らかな水が育んだ山の幸、日本海の豊かな海の幸、地元で受け継がれる里の幸。吟味した食材に、確かな技と「浅田」ならではの工夫を凝らした料理をどうぞお楽しみください。

    都心の喧騒を忘れさせる、凛とした空間

    玄関には昭和30年代創業、金澤・浅田屋の土蔵入口の意匠を凝らしました。そこにかかる炭黒の大暖簾には、屋号の「くずしまんじ」を染め抜いております。

    一歩店内に入ると、そこには非日常的で品格漂う空間が広がります。都心の喧騒を忘れさせるゆったとりした空間に、品のある調度品、華やかな彩りを添える生花が飾られ、凛とした空間にもやすらぎをもたらします。

    全11室、少人数での接待から最大80名までの宴席にも対応できるお部屋は、すべて完全個室になっております。隣り合うお部屋でも、なるべくお顔を合わせないような造りで、お客様ごとの大切なひとときのプライバシーが保たれるよう設計しております。

    赤坂芸者衆が、大切なおもてなしに華を添えます

    かつて、花街・赤坂の最盛期には100軒の料亭と300名の芸者衆がひしめいていました。時代は移り変わり、現在赤坂組合に加盟する料亭は6軒、芸者衆は25名のみとなりました。そのような中ではございますが、近年は若い芸妓も増えつつあります。
    赤坂芸者衆は、唄、踊り、三味線、鳴り物など伝統芸能の継承者としての誇りをしっかりと持ち、お客様の大切なおもてなしのお手伝いをさせていただきます

    ご接待やご宴席はもちろん、お祝いのお席の余興などにもぜひお声掛けください。また、初めてご希望される方には、お座敷での簡単な楽しみ方もご案内いたします。

    そして、現在、浅田「春のお弁当」を提供されているのです。もちろん、テイクアウトです。

    ラインナップは次の3品です。

    • 春のお弁当「藤」 5,500円(税込 5,940円)
    • 春のお弁当「松」 3,500円(税込 3,780円)
    • 春のお弁当「桜」 2,300円(税込 2,484円)

    自分たちが予約したお弁当は、「松」3,500円です。当日、19時にピックアップしに伺いました。店構えはそんなに、威圧感を感じません。だけど、一歩、店内に入って一変します。

    動線も含め、凛とした気配が漂います。ビルケンシュトックの草履で来たのが、恥ずかしいです。名前を言うと、和服の女性の方が優雅にお弁当を3つ、奥から取り出して来られます。

    自宅に持ち帰り、実食です。一段重のお弁当ですか、さすがな料理が並びます。

    個々の料理をどうこうゆうレベル以上です。“お値段以上、浅田”、間違いなしです

    酒飲みにはたまらない、小品の数々です。芋焼酎のお湯割りと合わせれば、私服の土曜日の家飲みタイムなんだな。

    自分の感想では、「松」弁当でも十分な至福な夕食タイムが送れること必死です。

    やはり、老舗のテイクアウト弁当、恐るべしです。だけど、コスパも最高ですよ。

    至福の夕食タイムをありがとうございます。

    娘が初任給でミシュラン一つ星「鮨由う」の「赤身雲丹いくらちらし」を買ってきた、大将の男気に感激



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  • 際コーポレーションの中島社長が不退転の覚悟で、鰻に賭ける「にょろ助」を訪問。鰻の二尾のせはスゴイよ

    際コーポレーションの中島社長が不退転の覚悟で、鰻に賭ける「にょろ助」を訪問。鰻の二尾のせはスゴイよ

    土曜日の夕食です。来週、月曜日からは東京は“まんぼう”の発令により、また、夜のレストランが夜8時までとなります。そして、本日は雑誌の記事で掲載されていた新しいお店に俄然興味を持ったのでした。こんな紹介記事です。

    国内外で360店舗以上の飲食店を運営する「際コーポレーション」

    代表取締役社長の中島武さんは、今年1月13日に「大手外食企業にも営業時間短縮に対する協力金を」という要望書を、東京都知事宛に提出。その行動が実を結び、20日に支給が決定した。

    「たまたまですが、みんなの代表になり、結果何千億というお金が動きました。でも、決まった途端に思ったんです。やっぱり、僕は“食”で何かをしなくては。このコロナ禍で、お客様の心をガシッと掴めるものとは?と、ひと晩考えました。」

    その答えが、近年力を入れていた「鰻」だ。養鰻場に「これまでの数倍売るから」と価格交渉。休業していた鰻店「にょろ助 赤坂」を急遽再開した。刮目すべきは価格。割きたてを、蒸さずに炭火で焼く「地焼き」の鰻が1尾乗った鰻重が3,080円。当然評判を呼び、昨年7月に開店の「にょろ助 銀座」も同価格に。

    「高いと思われている鰻を思いっきり安く、しかも生きている状態をお見せしてから調理する。今は“あれを食べたい”と、わざわざ足を運んでもらえる魅力が必要ですから

    豪放磊落な人柄で知られる中島さんだが「こんな無茶は、コロナがなかったらできなかった。破れかぶれ“火事場の馬鹿力”で突っ走ろうと決めたら気が楽になりました」

    引き続き、続々と鰻店を開く中島さん。不退転の覚悟で、鰻に賭ける

    そして、この記事を読んだ後、テレビの食特集でもこの「にょろ助」が取り上げられていたのでした。こんな記事を呼んだら、鰻好きとしては突撃するしかありません。

    19時前に3名で予約なしで「にょろ助 赤坂」を訪問です。運良く個室が空いていたのでした。ラッキー。お店は全室個室なのかな。

    まずはビールで喉の消毒です。今日はスーパードライで乾杯です。

    つまみは何はともあれ、“骨せんべい”と“鰻の煮こごり”を注文です。これが何と、すぐにサーブされたのです。まずは“骨せんべい”を味見です。いつも行く赤坂の「ふきぬき」と比べると、揚げたてでなく、こちらの鰻の骨が太いのです。少し食べづらいのです。「ふきぬき」の骨せんべいと比べると、別物という感じです。

    “鰻の煮こごり”は美味しいいつもの煮こごりです。

    そして、いよいよ鰻重の注文です。インスタ用に特上1つと並を2つ注文です。

    • 特上 二本鰻のせ  3,900円(税別)
    • 上  一本半鰻のせ 3,400円(税別)
    • 並  一本鰻のせ  2,800円(税別)

    そして、鰻重の注文が終わると、こんな感じでさばく前に生きている鰻を見せてくれるのです。おもしろい趣向です。

    その後、あまり待たされることもなく、豪快な鰻重が運ばれてきたのです。特上の二本鰻のせは確かに迫力が違います。好きなだけ鰻が食える幸せです。

    並とでは相当違います。お味は繊細な鰻重を期待していると少し違うかな。ガッツリで食べたい人には最適ですね。

    そして、お勘定は14,400円也でした。そして、来週からは“まんぼう”がスタートです。また、残念な春になってしまいました。

    令和5年3月の最終土曜日は、赤坂の「ふきぬき」さんでうな重を食す、なじみの鰻屋さんはいいよ



     

     



  • 土曜日の昼下がり、お江戸の雰囲気を漂わせる赤坂は「室町 砂場」で蕎麦をたぐる幸せ

    土曜日の昼下がり、お江戸の雰囲気を漂わせる赤坂は「室町 砂場」で蕎麦をたぐる幸せ

    4月に入って第1週目の昼食です。

    本日は家飯の予定でしたが、家族の1名が出かけることになって、2名に急になったのでした。こんな時は家飯は中止なんだな。

    今日は先日の春分の日の土曜日に、祝日は定休日というのに気づかずにでかけてしまった赤坂の「室町 砂場」にリベンジに出かける気マンマンなのでした。そして、その春分の日は泣く泣く、赤坂サカス内Bizタワー2Fにある現代的な「東京赤坂やぶそば」にでかけたのでした。

    だけど、土曜日の昼下がり、お江戸の雰囲気を残す赤坂の「室町 砂場」でしっぽりと蕎麦をたぐりたいんだな、これが。

    行列を避けるために、13時30分に出向いたのでした。こちらの「室町 砂場」は昼間でも黒塗りの車が店の横で待機しているというお蕎麦やさんなのです。

    そして、本日の客の入りはテーブルは間引きしてありますが、ほぼ満席のようです。やっぱりこの雰囲気が好みなんだな。今日は手前の小上がり席でまったりとします。

    まずは、キリンのラガーで喉の消毒です。流石に老舗のお蕎麦屋です、ビールはキリンのラガーという王道なのですね。

    貝の煮物も付いてきて、ビールとの相性も最高です。まったりとして土曜日の昼下がりの幸せを実感します。そして、つまみは、あいも変わらず、玉子焼きを注文です。

    だけど、待っても玉子焼きで出てこないんだな。店員さんに確認です。どうやら、注文が通っていなかったようです。等々、自分の頭がボケたのかな。

    そして、やってきました、だしのたっぷり効いた室町砂場の玉子焼きです。添えられた大根おろしといただけば、もうたまりません。ビールがグイグイと進むのです。

    自分はビールを楽しんでいる中、連れはお蕎麦を先に注文のようです。いつもは少食の連れも赤坂砂場では黙って「大もり」を注文です。

    おもしろいのは、大もりを注文すると薬味も2皿もらえるのです。

    美しい“大もり”の蕎麦が運ばれてきました。連れが蕎麦を食べだすと、自分の大もりもそろそろ注文です。ビールと玉子焼きで楽しみ、蕎麦で締める幸せ、日本人に生まれてよかったと実感する瞬間です。やっぱり、蕎麦は室町砂場なんだな。こちらの蕎麦はたっているんだな。自分は蕎麦通でも何でもありませんが、こちらの蕎麦が一番好みで本当にうまいと思います。

    連れは既に“大もり”を完食のようです。いつものようにあのデザートを注文のようです。

    温かい“そばぜんざい”なのです。自分は食べないのですが、毎回決まって食べるところを見ると、うまいんだろうな。

    最後に蕎麦湯が頃合いを見計らったかのように、運ばれてくるのです。店員さんもエライ。

    そして、今日のお勘定は4,400円なりです。お江戸の雰囲気ですが、クレジットカードは使えるよ。安心して。

  • 3ケ月ぶりに、赤坂のフランス料理「ビストロボンファム」さんを再訪。町のビストロはこうでなくっちゃ

    3ケ月ぶりに、赤坂のフランス料理「ビストロボンファム」さんを再訪。町のビストロはこうでなくっちゃ

    土曜日の夕食です。早3月半ばです。Go To イートが絶賛開催中にいただいたポイントがレストラン予約サイトの“食べログ”さんに3,000ポイントがあるのです。

    そして、このポイントは2021年3月末までに期限切れを迎えるのです。(その後、政府から延長が発表され、確か6月末までになったのでしたが)

    今回はその3,000ポイント利用のためにも、食べログ経由でコース料理を注文しなければいけない事態だったのです。

    そして、今回選んだのが12月にもお邪魔した「ビストロボンファム」さんです。

    ちなみにコース料理は5,000円(税込)です。どうしてこちらのレストランを選んだかは、前回の訪問時の料理とデザートに大感激したからなのです。

    • フランス料理 ビストロボンファム
    • 〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-13

    まだ、緊急事態宣言が延長されている土曜日です。20時閉店ですので、最終入店が18時15分という連絡があったのです。そして、当日、18時15分ジャストに入店です。

    前回の訪問時よりお客さんが入っています。6-7割の入りです。お客さんを見ると、時節柄、卒業などのお祝いの食事会の方と思われます。

    そして、今回は一番奥のテーブルに案内されたのです。まずはワインです。丁度、3グラスで2,400円というセットに目が留まり、今日はこちらです。シャンパン・白・赤の組み合わせセットです。

    こちらの5,000円コースは前菜から2品。メインが1品選べるというコースです。

    そして、自分が選んだ前菜はこちらです。

    • いろいろ仕立てのテリーヌ仕立て、野ばらの美のヴィネグレット
    • 貝類と冷製白アスパラガス、国産サフランのジュレ

    テリーヌは前回食べて感激したんだな。見た目良し、味良し、ボリューム良しの一品です。

    連れもめいめい自分の食べたいお皿を選んでいます。他人のお皿で自分が美味しそうと思ったのは、“仏産エスカルゴのラタトゥ仕立て”かな。

    この前菜を食べ終わる頃には、ワインは2杯目の白ワインも飲み干したのです。

    そして、メインです。

    自分は今日は“本日のお魚料理”でクロムツのソテーです。連れは“豚肩ロースのロースト”などを注文しているようです。そして、今日のお魚料理は大当たりです。カリッと焼き目を付けたソテーがソースと絡まって抜群の美味しさです。

    こちらのお皿も見た目良し、味良し、ボリューム良しの一品です。こんなに美味いなら、ワインが足りないです。残念無念。

    そして、最後はお楽しみのデザートです。おそらく数十種類のデサートが乗ったワゴンから1人3品選べるという大盤振る舞いなデザートタイムなのです。

    とにかく、自分はこんな3品を頼んだのでした。

    やっぱり、「ビストロボンファム」はいいな。町のビストロはこうでないといけません

    これでワインもサービス料も入れて19,470円の会計ですが、そこから3,000ポイント分の値引きがあり、しめて実際の支払いは16,470円です。

    お財布にもやさいしい、フランス料理です。

    また、Go To イートが始まったら、必ず来たいレストランですね。

    今日もすばらしいお皿、ご馳走様でした。

  • 1年半ぶりに北京ダック専門店の「中国茶房8」の妖しいネオンに吸い寄せられた。コスパが日本一の北京ダックだよ

    1年半ぶりに北京ダック専門店の「中国茶房8」の妖しいネオンに吸い寄せられた。コスパが日本一の北京ダックだよ

    2021年2月23日(火)は天皇誕生日で祝日だったのでした。そんな日の夕食は、誰も準備しようとしないんだな。どうしようもありません。

    こんな日は、コスパの良いお店でサクッといただくしかありません。

    そんな時に重宝するのが、北京ダック専門店の「中国茶房8」(Chinese Cafe Eight)なのですね。特に、赤坂店は本当に妖しいネオンで飾られています。この階段の下にはどんな世界があるのだろうと思われる妖しいネオンなんだな。

    • 東京都港区赤坂3-8-8 赤坂フローラルプラザビルB1
    • TEL 03-6234-9788

    そんなネオンに引き寄せられるように階段を降りる私たち家族3名なのです。

    ブログにて前回訪問を調べて見ると、2019年7年となっていますので、実に1年半ぶりの訪問なのですね。こんなに期間が空いたとは思えません。

    18時30分に予約なしで訪問したのでした。結構、お客さんが入っているのにはびっくりです。

    まず、なにはともあれ、喉の消毒です。瓶ビールを1本注文です。だけど、このモルツのデザイン、どこでも見たことありません。ビールも妖しさ満点です。

    まずは1年半ぶりにメニューをチェックします。新しい品目が入っていますね。

    • 天津黒糖揚げパン 1枚 299円
    • 高級パンダまん 380円

    妖しさ満点のメニューですね。そして、メニューの中にはすごいものもあります。

    • 蚕のさなぎ揚げ物 1,199円
    • サソリの揚げ物  2,199円

    特に、さそり君はよいお値段がするのですね。

    そんなメニューですが、今夜はメニューが決まっているのです。直球勝負のこの2品のみです。

    • 小籠包(5個)×2つ
    • 北京ダック 1匹

    だけど、小籠包がなかなかサーブされず、思わずつまみにピーナッツを頼んでしまったのです。今日はこのピーナッツを食べながら、ビールをグイグイ進めます。

    そして、そんな中、小籠包が運ばれてきました。こちらの小籠包は、皮が厚い中国田舎風の小籠包ですが、お味は及第点をあげられる小籠包なのです。お値段も考えれば、圧倒的なコスパの小籠包です。

    そして、小籠包でお腹を満たせば、テーブルのそばでダックを解体してくれるのです。こんがりローストされたダックです。

    皮に肉をたっぷりついた皮つきダックです。自分は薄い皮だけの北京ダックよりも、こちらの素朴なダックが好きなのです。

    北京ダックにして食べなくても、お肉だけを酒の肴にしてソースを付けて食べれば至福のダック肉を味わえるのです。大好きなんだな、この食べ方が。

    そして、皮をそぎ落としたダックは奥の厨房に運ばれて行き、スープとダック肉ともやしの炒め物として再登場するのです。

    だけど、ここで辛い味付けの嫌いな人は、もやし炒めは塩味でとお願いするようにしましょう。自分たちも忘れ場に、塩味を指定します。

    この北京ダック1匹の料金が何と、2,888円(税別)ですので、コスパの良さには驚きます。

    そして、当然のごとく、このもやし炒めは既にお腹一杯ですので、食べれません。当然のごとく、テイクアウトになったのでした。

    そして、こちらの「中国茶房8」さんはほとんどすべてのメニューはテイクアウトできるのですが、“北京ダック”だけはできないのです。これができれば、家北京ダックができるのですが、残念無念です。

    次にこの妖しい光に吸い寄せられるのはいつになるのかな。いい味を出しています。

    ともかく、ご馳走様でした。

     

     

  • 骨せんべいと鰻の煮凝りを無性に食べたくて、赤坂はなじみの鰻やさんの「ふきぬき」へ今日も急ぐ

    骨せんべいと鰻の煮凝りを無性に食べたくて、赤坂はなじみの鰻やさんの「ふきぬき」へ今日も急ぐ

    週末は土曜日の夕食タイムです。本日はそろそろ中国飯店に訪問したい病が出てきているのですが、なんとなくうなぎの煮凝りを酒の肴でビールが飲みたくなったんだな、これが。

    ということであれば、赤坂のなじみの鰻やさんの「ふきぬき」さんへ行くことにしたのでした。予約は18時30分です。オーダーストップは19時30分とのことです。

    • 東京都港区赤坂3-6-11
    • TEL 03-3585-3100

    3名で訪問したのでした。そして、驚くことに、お客さんが我々以外、誰もいないのです。これにはびっくりしたんだな。みんな、どうしたんだという世の中です。

    まずはともあれ、ビールを先に1本注文です。本日のビールのあては、“菜の花のおひたし”のようです。本日もビールが飲める幸せを実感です。

    そして、本日のつまみは予定どおり、骨せんべいと鰻の煮凝りを2皿にします。3名で1皿ではとうとう足りなくなったのです。

    そして、2品ともに品切れしていなくて、無事、注文が通ったのでした。まあ、こんなお客さんの入りではなくなりはしないな。

    そして、やってきました。鰻の煮凝りです。この逸品が550円という信じられないお値段なのです。これに骨せんべい(600円)があれば、最強のつまみです。うまきなんて、食べている場合ではありません。

    だけど、美しい煮凝りです。この鰻の煮凝り、フランス人が食べたらどんな反応をするのかな。

    煮凝りでビールがぐいぐい進みます。途中からは芋焼酎のお湯割りに替えて、煮凝りを楽しむのです。

    そして、そろそろ連れ2人は先にうな重を注文です。

    ちなみに、ふきぬきのうな重は4ランクあります。

    • 菊 6,200円
    • 松 4,800円
    • 竹 3,800円
    • 梅 2,800円

    そして、自分たちはいつも注文するのが一番安い“梅”(2,800円)なのです。普段使いの鰻やさんですので、梅で十分なのです。

    ご飯も少な目にしてもらいます。芋焼酎のお湯割りをおかわりするついでに、自分のうな重も注文です。やっぱり、冬でもうなぎはうまいね

    だけど、うな重というものは、どうしてこんなにすぐ食べ終わるのかな。夢中で食べているといつの間にか、すぐになくなってしまう食べ物なのですね。

    で本日は、お客さんが誰もいないので、お店の人とずいぶんおしゃべりをしたのでした。だけど、翌日には内容を忘れている自分が情けない。

    そして、本日のお会計は12,530円也です。これだけつまみも頼んで、アルコールも飲み、最後にはおいしいうな重をいただいて、幸せな土曜日の夕食になったのでした。

    やっぱり、ふきぬきさんのコスパは最高ですね。

    ご馳走様でした。

     

     

  • ジョブズが愛した“まんじゅう”は、赤坂で120年続く和菓子店「青野」の豆大福

    ジョブズが愛した“まんじゅう”は、赤坂で120年続く和菓子店「青野」の豆大福

    昨日のブログでは、ビジネスマンの最強のおもたせは「岡埜栄泉」(おかのえいせん)の豆大福という記事を書きました。そして、大福と言えば思い出すのが、あの故スティーブ・ジョブズのことなのです。

    今回は大福つながりということでこの話題について書きたいと思います。

    ジョブズは、日本の食をたいそう好み、シリコンバレーにある和食店「桂月」に足繁く通っていました。残念ながら「桂月」は2011年に惜しまれつつも閉店となっており、ジョブズが夢中になった味を体験することはできません。しかし、「桂月」のオーナーであり、料理人である佐久間俊雄さんへのインタビューをまとめた「ジョブズの料理人」(日経BP社出版局編/日経BP)の中に、次のような興味深い一節があるのです。

    自分もこの本を購入し、読んで知ったのです。

    日本に行ったスティーブは、東京・赤坂の老舗和菓子店「青野」のまんじゅうをいたく気に入って帰ってきた。カウンターで興奮気味に話し、わざわざ後から店の住所などを書いた電子メールを送ってきたくらいだ。(『ジョブズの料理人』より引用)

    そうなのです。ジョブズが愛した味とは「青野」のまんじゅうのことなのです。ちなみに、「桂月」でも何度か自家製のまんじゅうを提供したと書かれてありますが、それに対するジョブズのコメントはこんな具合だったといいます。

    「だんだんとよくなっているが、青野にはまだ及ばない」と言う。そして直後に突然、いいアイデアを思いついたとばかりに「費用は全額負担するから、板前をひとり修行に出したらいい」と言い出したのだ。(『ジョブズの料理人』より引用)

    ジョブズが気に入っていた「青野」こと「赤坂青野」の歴史は古く、江戸時代にまでさかのぼります。もとは「青野屋」を名のり、神田明神の横で飴や駄菓子を商っていたのだが、明治時代になると五反田へと移転。今の前身、餅菓子屋「青野」として、大福、ぼた餅、ようかんなどを扱うようになる。現在地の港区赤坂7丁目に移転したのは1899(明治32)年のことで、2019年には、赤坂に店をかまえて120年目の節目の年を迎えています。

    そして、肝心のジョブズとのことのはじまりは、一本の電話だったとのことです。話しぶりから外国人だと思われるその電話の主は、青野の和菓子をカリフォルニアに送ってほしいといっていたとのこと。しかし、「赤坂青野」では基本的に海外への発送は受け付けていない。輸送に時間がかかってしまうと品質を保証できないからです。その時は、電話の主にもそう伝え、丁重に断ったそうです。

    ところが後日、一人の日本人が来店し、「カリフォルニアに和菓子を届けてほしい」といってきた。その人物は、無理なお願いであるのは重々承知であり、自分がいったん購入した品を送るから、と説明した。「それだったら」と、対応した5代目当主の青野啓樹さんも承諾し、以後、2週間おきに和菓子の詰め合わせを送ったそうです。

    「カリフォルニアへの和菓子の発送はおよそ半年間続きました。その後、来店された日本人の方から『実はスティーブ・ジョブズ氏に送っていた』と教えていただいたのです」と武田さん。

    そして、数ある「青野」の商品の中でジョブズのお気に入りは、一体どの和菓子だったのかです。

    店長の武田さん曰く、「当店の看板商品である『赤坂もち』は、カリフォルニアに送った詰め合わせに必ず入っていました。また、『ジョブズの料理人』の出版社の方のお話によると、ジョブズさんは当店の『豆大福』もお好きだったそうです」。

    豆大福。おもちは見るからにやわらかそうで、小豆がそこかしこにのぞいています。中には粒あんがみっちりと詰まっており、頬張った瞬間、あんの存在感には圧倒されます。

    「当店の豆大福は、塩味をきかせていません。豆もあんも北海道の大納言小豆を使っており、常連のお客様には『小豆の甘みを堪能できるのがいい』と好評をいただいております」と武田さんはおっしゃっています。しっかりと甘いのに、重たい印象はまったくなしの逸品です。

    だけど、自分は塩味を聞かせた「岡埜栄泉」にやっぱり軍配を上げるかな。キッパリ

    高輪の老舗和菓子屋「松島屋」で予約必須の豆大福を食べる。こちらも通のおもたせだよ



  • 赤坂の裏通りに無国籍料理の「django」(ジャンゴ)を訪問。オーナーはマカロニ・ウエスタン好きかな?

    赤坂の裏通りに無国籍料理の「django」(ジャンゴ)を訪問。オーナーはマカロニ・ウエスタン好きかな?

    はや2月です。2月の最初の土曜日の夕食のレストランはめずらしく家族が道すがら、よさげなレストランを見つけてきたというではありませんか。そして、本日はそのレストランに行くことにしたのでした。お店の名前は「django」(ジャンゴ)です。ジャンゴと言えば、クエンティン・タランティーノ監督の映画のタイトルです。

    もしかして、こちらのお店のオーナーはマカロニ・ウェスタンがお好きなのかなと推察します。名前からして、期待がわくレストランです。

    • 東京都港区赤坂6-17-7 ヴィラ湯澤1F

    六本木と赤坂の間付近、赤坂から乃木坂に抜ける赤坂通りを1本裏の通りに入った閑静なエリアに佇む、隠れ家のような雰囲気のレストランが「ジャンゴ」です。カリフォルニア料理をはじめ、国籍にとらわれない多様な料理でおもてなし致します。名物のパスタや肉料理などを、世界各国のワインとともにお召し上がりください。

    そして、非常事態宣言下です。18時30分に3名で訪問したのでした。人気店らしいですが、先客は1組だけという非常に寂しい光景が広がります。

    シェフ1名とウエイター1名という共に男性という組み合わせのお店ですね。初めてのお店ですので、メニューを凝視します。まずは飲み物です。

    “2,500円でグラスワインを白でも赤でもおかわり自由”というプランに目が留まったのです。どちらもチリワインです。本日は飲み物はこのワインプランにしました。

    前菜はまず2品です。

    • django特製白レバーのパテ 800円
    • ガーリックフライポテト 800円

    まずは、django特製白レバーのパテからです。パテはかなりの量があります。おもしろいと思ったのは、付け合わせのパンがバゲットではなくて、食パンの耳を切り落して焼いたものが数枚です。こんなパンで提供されたのは初めてだな。

    だけど、これが意外にいけるのです。やはり焼き目を付けないといけませんね。パリッとした食パンとパテが実にマッチするのです。これは、ワインがぐいぐいと進みますね。

    ガーリックフライポテトも見た目は変わっています。ヨーグルトとチリパウダーらしきものが上にかかっています。、あまりガーリックの味はしなかったんだな。ポテトももう少しこんがり揚げた方がうまそうだなと思う自分なのです。

    そして、メイン料理を注文です。

    • わさび風味のカニ味噌クリームスパゲッティ 2,500
    • 真鯛と天使海老のソテー 旨みたっぷり干し貝柱ソース 2,800円
    • とろとろに煮込んだ国産牛ホホ肉のブルーベリー、赤ワイン煮込み 3,800円

    そして、注文を取る時にウエイターの方から一度にお持ちするか、1皿づつシェアしますかと聞かれ、シェアしますと言うと、丁寧に順番に1皿づつサーブされます。

    まずはスパゲッティからです。このクリームスパゲッティは濃厚なカニ味噌で美味でした。量も3人でシェアすれば、丁度良くお皿を楽しめるのでした。

    次は真鯛のソテーです。これを1人で食べると飽きるのですが、シェアすると何とおいしいお魚料理でしょうか。旨みたっぷりのこってりとしたスープに真鯛のポアレが絶品です。

    白ワインがぐいぐいとすすみます。

    最後はホホ肉の赤ワイン煮込みです。お肉はホロホロです。但し、味が少し濃厚すぎるのかな。自分がワインを飲み過ぎて、酩酊しているのかな。よくわからなくなりました。

    連れはきっちりとデザートをご注文のようです。

    これで、お会計は15,000円を少しオーバーしたぐらいです。前菜を1品けずるか、メインのホホ肉の赤ワイン煮を別のお皿にすれば、少しリーズナブルになると思います。

    おいしい料理、ご馳走様でした。また伺います。

    店を出ると、赤坂の夜に“ジャンゴ”という叫び声が響きそうな雰囲気の夜だったんだな、これが。

  • 2021年1月、最後の土曜日の夕食は「築地すし好」で決まり、赤坂の2店中のうち1店は休業とのこと。厳しいな

    2021年1月、最後の土曜日の夕食は「築地すし好」で決まり、赤坂の2店中のうち1店は休業とのこと。厳しいな

    週末の土曜日の夕食です。本日は連れが腰痛がひどいと報告してきたのです。そうすると、レストラン選びも遠出は憚れるところなのです。

    そんな訳で、本日は赤坂にある「築地すし好」にしようということに相成ったのでした。赤坂にはすし好が2店あります。

    • 築地すし好 赤坂通り店
    • 築地すし好 赤坂店

    そして、自分たちがよく利用するのが、「築地すし好 赤坂店」なのです。こちらの方が大振りなお店ですね。そして、大将らしき人と顔なじみなので、ついついこちらの方にお邪魔するんだな。

    そんな「築地すし好 赤坂店」ですが、18時30分に伺ってみると、何とクローズされているようです。今のこの非常事態宣言下では、赤坂は1店のみの営業で十分と判断されているようですね。

    ということで、今日は「築地すし好 赤坂通り店」に引き返すのでした。こちらの方はテーブル席とカウンターがわずかに空いている盛況ぶりなのです。

    多少密感はあるのですが、テーブル席を確保したのでした。

    まずはビールで乾杯です。今日の付き出しは、クラゲの和え物です。この付き出しは普通においしいですね。コリコリ感がたまりません。ビールがすすむ付き出しですね。

    そして、注文です。まずは、つまみからです。いつものように、貝と光もので1人分を注文したところ、係りのお兄さんから、サザエを入れますかと問われたのでした。

    初めてのことで、少しドギマギしたのでした。おそらく、サザエを入れてもらうと高くなるんだろうな。ここは、“サザエはなし”ということで、心を強く持って、注文したのでした。

    さして、サーブされたのがこの盛りです。なんとなく1人前にしては多いような気がします。何か高そうだな、というなんとなく嫌な感じを持ったのです。(実際は最後の会計では4,500円と判明です。まあ許せる金額かな。)

    やはり店か違えば、同じチェーンでも勝手が違います。このつまみを平らげるのには、少し手間取ったのでした。やはり量が多いです。

    そして、連れは“まぐろづくし”を各々ご注文のようです。美味しそうに食べています。やはり食べる順番は赤身から最後は大トロなのですね。

    食べ終わると、あら汁をご注文です。つづいて、巻物、サーモン、さらにまぐろと腰は痛いというければ、食欲は旺盛のようです。

    そして、19時にはお酒はラストオーダーのお知らせです。連れからはチェックが入りましたが、芋焼酎のお湯割りを2杯確保したのでした。

    そのお湯割りで何とか、つまみの盛り合わせを完食したのでした。そして、最後の締めはいつものように、“あなご”2貫で手じまいしたのでした。

    これで、お会計は13,700円です。まあ、こんなものかな。

    いよいよ2021年1月も過ぎようとしています。はや2月です。緊急事態宣言も延長のようですので、Go To イートの引換券も使えずじまいが続きそうですね。

    ご馳走様でした。

  • 2021年1月の緊急非常事態下の夕食。馴染みの中で一番安全性の高い「赤坂 津つ井」でハンバーグを食す。老舗の矜持

    2021年1月の緊急非常事態下の夕食。馴染みの中で一番安全性の高い「赤坂 津つ井」でハンバーグを食す。老舗の矜持

    2度目の緊急事態宣言下の東京です。土曜日の夕食タイムがやってきました。こんなご時世のときのレストラン選びは清潔感があって、密にならないレストランをどうしても選ぶようになるんだな。

    銀座の裏通りで妖しい光を放つ「鳥ぎん」にも行って、釜めしを食らいたいのですが、お店のつくりで密になりがちで、どうしても少し遠慮気味になるのです。

    そんな時は、馴染みのお店に限るのです。そして、こんなご時世に役立つのは、あの「にっぽんの洋食 赤坂 津つ井」なんだな。

    公式HPにはこんなお知らせもあります。

    お食事の際、以下ご協力いただきますようお願い申し上げます。

    →席を立たれる際は、必ずマスクをご着用ください。

    →大声での会話は、お控えください。

    アラカルトのお客様は1時間半・コースのお客様は2時間を目安にお食事いただき、滞在時間が長くなりすぎないようにご注意ください。

    そして、予約は18時30分としたのでした。当日、3名で訪問です。先客はテーブル掛け席に2組がいるだけです。これでは密にならないどころが、商売が大丈夫かと思うレベルのお客さんの入りです。

    そこは老舗の矜持です。こんな困難な時でも乗り換えてくれるでしょう。

    そして、本日はまずは1杯がビールではなく、芋焼酎のお湯割りからです。アルコール類は19時がラストオーダーなので、前半戦からフルスロットルで臨まないといけません

    芋焼酎のお湯割りに付いてくるアテは、今日は“おから”です。何とキメの細かいおからでしょうか。家庭料理とは繊細さが違います。

    そして、今日はもう一人つのつまみとして、ポテトサラダが無性に食べたくなって、1つ注文です。こんな非常事態下でも、まったりと芋焼酎とポテトサラダでまったりすれば、至福の時を過ごせるのです。ああ、幸せな時間です。

    やっぱり、「赤坂 津つ井」のポテトサラダは旨いです。老舗洋食屋さんの矜持を感じさせてくれますね。

    そして、連れのメイン料理です。1名が海老フライ2本の超変則オーダーを入れます。通常の海老フライは3本入っているのですが、1本抜いての特注です。

    もう一人はカキフライ定食です。カキフライがどーんと5個の定食です。そして、ニクリームコロッケを1個付けてもらうという、これも変化球を出してきます

    確かに、カキフライも旨そうだな。自分もこれにしようかな。

    一方、自分は飲み物の確保が先なのです。17時のお酒類のオーダーストップに合わせて、芋焼酎のお湯割りを2杯確保です。

    そして、自分のメイン料理は、今日はハンバーグの気分ということで、急遽、ハンバーグの和風ソースにしたのでした。目玉焼きがハンバーグの上にドーンと乗っています。

    つけ野菜の優雅さに老舗の矜持を感じさせる一皿ですね。

    こんな時でも楽しい夕食タイムをすごしたのでした。

    お会計はポテトサラダまで注文し、芋焼酎のお湯割り3杯も入れて9,400円というお勘定でした。

    今日もご馳走様でした。

  • 3連休の最終日の夜は赤坂の韓国料理「カンガンスルレ」でサムギョプサルをつつきながらマッコリでまったりと

    3連休の最終日の夜は赤坂の韓国料理「カンガンスルレ」でサムギョプサルをつつきながらマッコリでまったりと

    1月3連休も最終日です。お昼は、あの自宅で話題沸騰の讃岐で購入してきた“うどんバカ一代”さんのお土産うどんをぶっかけの生卵入りで食したのでした。

    だけど、夕食に向けて家族のだれ一人として夕食のための買い物にいくとかをしないんだな。そんな牽制が続いてしまうと、誰も夕食を準備しようとする行動を起こす人がいません。

    というわけで、三連休の最後の夕食もこの緊急事態宣言下ですが、夕食に出かけることに相成ったのでした。本日は、予約なしで適当なお店を探そうということになったようです。

    18時過ぎには外出する必要があります。そんな中でみんなの意見の一致を見たのが、久しぶりに赤坂にある韓国料理の「カンガンスルレ」に行って、サムギョプサルでも食べようかということになったのでした。

    こんな寒い日はマッコリとキムチで体を温かくしたいなと思ったのでした。そして、こちらのお店はお財布にも優しいんだな、サムギョプサルを食べる限りでは。

    自分たち家族は約1年ぶりぐらいの訪問です。

    18時30分ぐらいに入店すると、お客さんは先客が1組のみです。

    ちなみに名前の「カンガンスルレ」とはこんな意味を持っているのですね。初めて知りました。

    カンガンスルレはこのような韓国の稲作文化を最も象徴的に表現する歳時風俗の一つである。

    カンガンスルレは歌、舞踊、音楽の三位一体の形で構成される原始集合芸術として韓国特有のバラードダンスである。

    お店の住所です。

    • 港区赤坂3-15-12 フォーラム赤坂ビル1F
    • TEL 03-3589-0766

    まずはここでは、かめに入っている生マッコリを注文です。お酒はこれだけで十分な量です。

    そして、他のオーダーはなしでサムギョプサルを2人前注文のみです。自分たちは3名なのですが、2人前で十分な量なのです。

    まずはメインについてくる、サラダがお皿一杯に出されます。ゴマダレがかかって、非常に美味です。これを肴にマッコリです。至福の時です。たまりません。

    そして、次に運ばれてきたのがキュウリのキムチと白菜キムチです。白菜キムチは壺に入っており、自分たちでハサミで切っていく方式です。以前は切り分けたものがサーブされたと記憶していますが、少し変わったようです。

    そして、もう一つがカボチャのマッシュしたサラダです。

    生マッコリと白菜キムチ・キュウリのキムチの相性は抜群です。ぐいぐいとマッコリがすすみます

    そして、お店のお姉さんが豚肉を焼いてくれます。大きなポーションのお肉が焼き鍋の上に4つ置かれます。お姉さんが焼き上がりまで面倒をみてくれ、焼きあがればハサミで1口大に切ってくれます。

     

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    それを各種のやさいにつつんでタレを付けて召し上がれ、という寸法です。ひたすら豚肉のかたまりを食べていきます。やっぱり少し飽きてきますね。

    こんな風に1月の3連休はあっという間に過ぎ去っていったのです。

    お会計はこれだけ食べて4,400円程度という圧倒的なコスパですね。また、韓国料理を食べに行きたくなったらお邪魔します。ご馳走様でした。

     

     

  • 2020年、東京で最後の外食は赤坂の「ふきぬき」で決まり。今日は、連れが鰻に火が通っていないと言いだすハプニングが。

    2020年、東京で最後の外食は赤坂の「ふきぬき」で決まり。今日は、連れが鰻に火が通っていないと言いだすハプニングが。

    土曜日の夕食です。来週の土曜日からは東京にいないため、おそらく年内の東京での外食は最後となるのです。

    激動の2020年でしたが、最後は何を食べようかということなんだな。

    やっぱり、季節外れですが、鰻を食べたくなったのです。

    そんな訳で、赤坂にある老舗のうなぎ屋さんの「ふきぬき」に予約を入れたのです。

    3名で19時に訪問です。

    お店に入店して驚くべき光景を目にしたのです。何と、お客さんがまったくいないのです。こんな光景はあの3月の非常事態宣言下の時以外では見なかった光景なのです。

    こんな年末の書き入れ時に、お客さんがいないとは。これでは飲食店は商売あがったりですね。そして、私たちがいる間に、お客さんは誰も入ってこなかったんだな。

    そんな店内の様子ですが、まずはビールを注文です。今日はキリンのラガーです。うなぎ屋さんではキリンだろうと思う訳です。

    ビールについてくる付き出しは、“胡麻豆腐“です。心憎い、付き出しです。これがまた、うまいのなんの。

    そして、鰻の前には、なくてはならない酒の肴があるのです。

    まずは、鰻の煮凝り(550円)なのです。連れの2名も大好きなので、煮凝りを2つ注文です。そして、ないときもある「骨せんべい」(600円)ですが、こんなお客さんの入りではあるのは間違いなしです。骨せんべいを1つ注文です。

    うなぎ屋で骨せんべいをつまみにしながら、飲むビールのこれまた美味しいこと。

    そして、今日の骨せんべいは少し骨が太いんだな。赤坂にもう一つあるうなぎ屋さんの「宮川」には、この骨せんべいがないんだな、これが。

    そして、煮凝りの登場です。今日の煮凝りは、うなぎが大胆に入っていると思うのは、自分だけかな。

    そして、頃合いをみはからって、うな重の注文です。そして、ここ「ふきぬき」のうな重は下記のランクなのです。

    • 菊 6,200円
    • 松 4,800円
    • 竹 3,800円
    • 梅 2,800円

    そして、自分たちがいつも注文するのが、一番安い“梅”なのです。これで十分だと思うのです。

    本日はここからハプニングが起こったのでした。自分はビールを飲んでいるので、先に運ばれてきたうな重を連れ2人が先に食べ始めたのでした。

    少し食べたところで連れの1人が、“このうなぎ少し生臭くないか”と言いだすのです。要は鰻に火が通っていないとのことです。そうすると、もう一人の方も、そうかもわからないと言いだす始末です。

    店員さんを呼べば、お店のマネージャーが飛んできました。そして、再度焼いてもらうことになったのです。

    .

    その間、既につまみもなくなっており、骨せんべいと焼酎のお湯割りを頼むことになったのです。そんなハプニングもありながら、本日のうな重も美味しくいただけたのです。

    お会計はハプニングもあり、つまみを多めに頼んでことで、13,000円になってのでしす。そして、お店を出ようとするときに、先ほどのマネージャーさんが出口で待たれて、申し訳なかったということでお土産をいただいたのです。

    何と、うなぎのかば焼きなのです。そして、翌日の日曜日にこの鰻を食したことは言うまでもありません。今年最後のうな重、本当に旨かったな。

    ご馳走様でした。

  • 赤坂の裏通りの「ビストロ ボンファム」、普段使いのフレンチならここが最高

    赤坂の裏通りの「ビストロ ボンファム」、普段使いのフレンチならここが最高

    師走12月、最初の週末の土曜日の夕食です。

    本日も新規開拓のお店を予約したのでした。先日のぐるなび予約でいただいたGo To イートの3,000ポイントの利用するということで、ぐるなびサイトから良さげなお店を探します。

    そんな時、非常に評判のよさげなフレンチのお店を見つけたのでした。

    お店の名前は、

    • フランス料理 ビストロボンファム
    • 〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-13
    • TEL 050-3468-1238

    是非、訪問してみたいと思い、予約した次第です。そして、予約したコースが、

    • 気軽にフレンチコース<全5品>~選べるオードブル&メイン料理
      5,000円(税込)

    土曜日の19時に3名で訪問です。

    赤坂というより、表通りは霞が関に近い住所で、一本裏通りにはいったところにあります。

    お店は一軒家で華やかな照明かざりが雰囲気を盛り上げてくれるレストランです。お店の中は大変シックな内装です。テーブルクロスもきっちりと整えられています。

    3割ぐらいの入りでしょうか。密にならずで、丁度よいかな。

    メニューを見ながら、今日のチョイスです。冷前菜と温前菜は2皿チョイスできます。お皿の種類は迷うぐらいの数あります。

    そして、本日自分が選んだお皿は

    • いろいろ仕立てのテリーヌ仕立て、野ばらの美のヴィネグレット
    • 温野菜で本日の前菜から、白子のお皿

    そして、自分が食べた本日の温前菜の白子のお皿は絶品だったのです。少し手の込んだお料理ですが、白子のこんな食べ方は初めてでした。

    連れもめいめいに自分によさげなお皿を注文です。みんな注文したお皿が違ったのでした。

    そして、ワインは赤のグラスワイン(800円)にしたのでした。

    だけど、こちらのレストランのお皿、どれも非常にインスタ映えしそうなカラフルな盛り付けです。

     

    メイン料理の注文です。

    自分と連れ1名は、“仔羊背肉のロースト、ソースプロヴァンサル(香草ソース)”に決定です。もう1名は、“蝦夷鹿のロースト、ソースグランヴヌール”です。

    自分食べた仔羊背肉のローストですが、お肉の厚みがびっくりです。とても5,000円のコースの肉ではありません。

    そして、メインも終了し、デザートタイムです。このデザートタイムで2度びっくりです。いわゆるワゴン形式で運ばれてきます。

    係りの人が言うには、このワゴンから3種類選んで下さい、とのことです。

    何と10種類ぐらいあるのです。なんとも豪快です。各自、自分の好みのデザートを現物を見ながら選んでいきます。

    デザートに合わせて紅茶をいただき、本当に満足できる食事ができたのです。

    サービス料は別途10%はかかりますが、これだけのクオリティでこの5,000円というお値段で提供されているのにはビックリした次第です。

    そして、お会計はワインをグラスで4杯いただき、ぐるなびポイント3,000円分も利用し、17,000円の支払いとなったのでした。

    そして、普段使いのルーティンのフレンチは、この「ビストロボンファム」に決定ということで意見の一致をみたのでした。。

    また、年が明けたらお邪魔します。

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  • はや師走、週末のランチで2名ならば、赤坂の老舗の蕎麦屋「室町砂場」で蕎麦をたぐるのがよさそうで、“そばぜんざい”もね

    はや師走、週末のランチで2名ならば、赤坂の老舗の蕎麦屋「室町砂場」で蕎麦をたぐるのがよさそうで、“そばぜんざい”もね

    はや師走、12月に入りました。12月に入って、最初の週末です。

    そして、土曜日のお昼下がりです。家族2名での食事にあいなったのでした。2名ならば、軽く蕎麦をたぐりたくなるんだな、これが。

    ということで、約1ケ月ぶりに東京の赤坂にある「室町砂場 赤坂店」に行きたくなるのです。「室町砂場 赤坂店」は、さすが老舗店というような、和の風格が漂う数寄屋造りの一軒家です。赤坂の裏路地にひっそりとたたずんでいるんです。

    そこが都心であることを一瞬忘れてしまうような、ノスタルジックな雰囲気に包まれています。

    明治2年創業の「室町砂場 赤坂店」は天もりと天ざるの発祥のお店として有名です。

    そして、お昼の13時30分にお店にうかがったのです。だけど、この時間にしてはめずらしい外に3名ぐらい並んでいるのです。約10分待って、入店です。

    今日は最初から座敷の小上がりに案内されたのです。席は空いているのですが、おそらく密にならないように空席をあけながら、お客を案内しているようで、それで少し並んだんだな、と思った次第です。

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    ますばビールの大瓶を注文です。キリンのラガーです。老舗の蕎麦屋にはやはりキリンのラガーがよく似合うな。キリンビールさんに歯の浮くようなお世辞ですね。

    そして、今日もつまみは「玉子焼き」です。連れがどうしても玉子焼きと言うんだな。こちらの蕎麦つゆを使った「玉子焼き」はおすすめです。
    ふんわりと仕上がった玉子焼きは、やや甘めでしっかりした味付けです。ひと口食べると、口いっぱいに優しい甘さと風味が広がります。お酒のお供にもぴったりで、定番メニューのひとつだからしかたがないかな。

    玉子焼きとあさりの煮物でビールを飲みながらの、まったりした週末は土曜日のランチです。至福の時です。

    そして、お蕎麦はこちらもいつもの「大もり」を注文です。そばつゆも薬味も2つあります。自分はそば通でもなんでもありませんが、こちらのもり蕎麦は本当においしいと思います。

    麺にコシがあって、ゆで加減も抜群でまさに蕎麦がシャッキとたっているのです。そばつゆとの相性もバッチリです。

    連れが大もりを食べるのを見ながら、ビールもグイグイ進みます。

    連れが食べ終わったところで、自分も大もりを1枚注文です。連れは、デザートで冷たい「そばぜんざい」を注文のようです。

    前回もこの「そばぜんざい」を頼んでいたので、よっぽと気に入ったのでしょう。

    自分にも大もりが運ばれてきました。きれいなお蕎麦です。食べ終わる前には、すかさず蕎麦湯をサッと差し出してくれる給士さんなのです。うれしい心遣いです。

    そして、今日のお会計は4,400円です。クレジットカードの利用もできます。

    今日もおいしい蕎麦、ご馳走様でした。

  • 赤坂にある老舗イタリア料理店の「グラナータ」で鴨のローストを食す。あの高級しゃぶしゃぶで有名な“ざくろグループ”とは知らなかった

    赤坂にある老舗イタリア料理店の「グラナータ」で鴨のローストを食す。あの高級しゃぶしゃぶで有名な“ざくろグループ”とは知らなかった

    11月もはや、最終週の土曜日です。来週は師走です。コロナ禍でも月日は過ぎ去っていきます。そんな中での、土曜日の夕食です。

    本日はポイントサイト経由でのGo To イートが終了しそうという情報が流れたので、3週間以上前に急遽、予約したお店なのです。

    食べログに貯まっているGo To イートの3,000ポイントを利用したくて、食べログ経由での予約です。

    今回は新しいお店の開拓も必要だろう、ということで食べログをザッピングします。

    そして、見つけたお店が赤坂にある「グラナータ」というイタリアンのお店です。店名には、TBS店となっています。

    • 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー SHOPS&DINING 2F
    • TEL:03-3582-3241

    ちなみにお店のHPに行くとこんな紹介文がのっています。

    グラナータは1982年、赤坂に生まれました。

    シンプルな素材を大胆に調理する

    そのスタイルは、イタリアの家庭の味を楽しんでいただけるはずです。

    明るい陽射し降り注ぐダイニング、2名様~12名様までご利用いただける3種類の個室。装いは新たなれど、変わらぬ味とサービスは今尚健在です。

    そして、このブログを書きながら気づいたのですが、こちらの「グラナータ」さん、あの高級しゃぶしゃぶで有名な“ざくろ”グループのお店なのですね。

    どうりで、家賃の高い赤坂Bizタワーにお店を構えられるのですね。

    そして、当日は19時に3名で訪問です。お客さんの入りは3割程度かな。

    本日予約したコース名は

    • お肉or魚介料理を選べるメインや季節の食材を用いた マンスリーコース 全7品
    • お一人様 ¥5,000(税抜)
    • サービス料10%

    コース料金の他に税金とサービス料が別途取られるので、少し割高な食事になりますが、今回の訪問でGo To イートで3,000ポイントの利用と新規獲得もでき、まあまあのコスパかな。

    本日のメニューです。

    • タラとケッパーのブルスケッタ
    • オードブル6種盛り合わせ
    • サルデーニャ産 カラスミのスパゲッティ
    • レンズ豆と生ハムの煮込みソース カサレッチェ(S字型のショートパスタ)
    • いろいろな魚介のフリット or フランス産 鴨(マグレカナール)のロースト
    • パン、デザート2種盛り合わせ
    • コーヒー or 紅茶

    本日はイタリアンということで、飲み物はキャンティ クラシコをデカンタ(2,200円)をいただきます。ワインの料金設定はリーズナブルですね。

    まずはブルスケッタです。タラの塩味が効いて、ワインとよく合います。順調な出足です。

    次はオードブル6種盛り合わせです。これは、半熟玉子を見て、少し残念な気持ちになったんだな。

    カラスミのスパゲッティはまずますかな。量もこんな感じでよいです。

    ショートパスタはもう少しパンチの効いたソースだったらよいかな。

    そして、メインは3名共に鴨のローストです。ダック好きですので、これ以外には選択の余地がありません。これにおいしいソースが掛かっていたら、また違う味になったのかな。肉のポーションも少し小さく、少し残念なメイン料理だったな

    デザートもいただいて、11月最後の土曜日の夜は過ぎて行ったのです。

    これで、Go To イートの3,000ポイント利用で、決済金額は17,000円です。

    Go To イートがなければそう軽々には行けないレストランと思った次第です。

    いろいろ書きましたが、ワインはリーズナブルであり、それでバランスがとれているのかな。

    ご馳走様でした。

  • 土曜日の昼下がり、「室町砂場 赤坂店」で大もりをいただける幸せ。室町砂場は、天ざる・天もり発祥の店だよ

    土曜日の昼下がり、「室町砂場 赤坂店」で大もりをいただける幸せ。室町砂場は、天ざる・天もり発祥の店だよ

    週末、土曜日のお昼です。本日は家族2名でのランチということに急遽あいなり、2人で相談したのでした。そして、こんな時はやっぱり、江戸の粋を感じに、赤坂のお蕎麦屋さん「室町砂場 赤阪店」に行くしかないな、という結論にあいなったのでした。

    都会の中の赤坂の大通りから少し中に入った一軒屋のお蕎麦屋さんです。

    赤坂の喧騒とは違う空気が流れているんだな、これが。

    • 東京都港区赤坂 6-3-5
    • TEL 03-3583-7670
    • アクセス: 地下鉄千代田線 赤坂駅 6番出口 徒歩2分

    ちなみに、こちらの室町砂場の本店は日本橋にありますね。

    そんな「室町砂場」さんですが、こんな歴史を持っていらっしゃいます。

    室町砂場は、天ざる・天もり発祥の地

    明治二年の創業以来、そばは日本の文化であると考え こだわりをもって美味しさの工夫を重ねてまいりました。 江戸の昔から脈々と受け継がれる庶民の食文化。 その粋な伝統をどうぞごゆっくりとご賞味ください

    そばの芯だけを挽いた更科粉を玉子でつないだ“ざる”は、粒子が細かく滑らかで癖のない甘みが特徴。
    挽きぐるみ粉等のそば粉を二八の割でつないだ“もり”は、そば粉の香りや色合いなどの個性を生かし風味豊かな味わい。
    こうした2種類のそばをご用意。

    温かい天ぷら蕎麦や、揚げたての天ぷらとセイロの冷たいそばを一緒に提供することは昔からどこのそば屋でもできましたが、天ぷら蕎麦を、天ぷらが入った温かい汁とセイロの冷たいおそばのつけ麺の形態で初めて提供したものが「天ざる」「天もり」

    芝エビ等の小海老と小柱の掻揚げ天ぷらと本三つ葉が入って旨味が溶け合う江戸前の温かいそば汁にそばをつけて、ご賞味頂きます。

    そんな「室町砂場 赤阪店」さんに13時30分に2名で訪問です。

    本日は、こちらのお店にしては珍しく、空いていました。半分ぐらいの入りで、すんなりと席を確保できたのです。

    まずは瓶ビールを1本いただきます。お昼に飲むビール、なんと素敵なのでしょう。つまみのあさりの煮物が嬉しいですね。これを肴にビールがグイグイといけるのです。

    そして、今日のつまみは連れがやっぱり、玉子焼き(715円)ね、というのです。お姉さんに「玉子焼き1つ」と声をかけます。ド定番ですが、ここは直球勝負です。

    だけど、やっぱり蕎麦屋のダシのきいた玉子焼きはどうしてこんなに美味しいのかな。

    そして、頃合いを見計らって、「大もり(1枚半)」(935円)を注文です。

    室町砂場の蕎麦はコシがあってつるつるしたそれはそれは美味い蕎麦なのです。そして、量も丁度良く、値段も安く東京で一番安心して食べれる“大もり”だな、と思うのです。キッパリ。

    食べ終わりを見計らって、お姉さんが蕎麦湯をそっと出してくれる気遣い、たまりません。

    そして、今日は連れは甘味を注文のようです。

    「そばぜんざい」(880円)を食べるようです。

    ビールを飲んで、蕎麦をすすって、甘味まで食べて、お会計は4,400円なりです。

    庶民のプチ幸せの土曜日のランチですね。

    今日も美味しい蕎麦、ご馳走様でした。