2025年4月18日(金)
昨日の木曜日は東京は初夏を思わせるポカポカ陽気でした。
木曜日はいつものルーティーンのある日です。
まずは、銀座にある絵画教室へ、13時から2時間のお絵描きです。今日は“アクリル画 応用2/5”の第2回目です。本日はデッサンを完成させましたので、グリザイユです。いわゆるモノクロ写真のようなイメージで自分のイメージする色で描きます。固有色を塗るのは次以降です。こんな感じの下絵になりました。
GW休暇が入り次回は5月15日から教室再開です。
絵画教室が終われば、いつもの銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。本日も行列なし、但し、中国人のおばちゃんは不在でしたよ。カウンターの一番奥に陣取り、いつものようにビールです。つまみの“たけのこ”は“おばちゃん”おらずで、若大将もテンパって失念です。こんな時もあるよね。 ビールを飲み終わる頃に、“麺お願いします”のコールです。 いつものように、“ワンタンメン”です。 やっぱり美味し。合言葉は“共楽は一週間に一度のお楽しみ”
隣の若いお姉ちゃんは馴染ではないようなのですが、ビールと“麺なしワンタン”でしたよ、“お主できるね”。
本日は一昨日に観た映画のことを。観たのはこちら、有楽町のテアトルシネマで。
- 「ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男」
アドルフ・ヒトラーの腹心にして、プロパガンダを主導する宣伝大臣を務めた政治家ヨーゼフ・ゲッベルスの半生を描いたドラマ。
1933年のヒトラー首相就任から1945年まで、ナチスドイツの宣伝大臣として国民を煽動したゲッベルス。当初は平和を強調していたが、ユダヤ人排除や侵略戦争へと突き進んでいくヒトラーから激しく批判され、信頼を失ってしまう。愛人との関係も断ち切られたゲッベルスは、自身の地位を回復するため、ヒトラーが望む反ユダヤ映画の製作や、大衆を煽動する演説、綿密に計画された戦勝パレードを次々と企画。国民の熱狂とヒトラーからの信頼を取り戻していく。やがて戦況が絶望的になるなか、ゲッベルスはヒトラーとともに第三帝国のイメージを後世に残す過激なプロパガンダを仕掛ける。
「ある一生」「パリよ、永遠に」のロベルト・シュタットローバーがゲッベルスを演じた。2024年ミュンヘン国際映画祭にて観客賞を受賞。
2024年製作/128分/PG12/ドイツ・スロバキア合作
原題または英題:Fuhrer und Verfuhrer
非常に興味深い映画でした。ヒトラーの側近のことをよく知らない自分にとって、ある程度どんな人間がわかったのでした。みんなテーブルではヒトラーの両隣に座ることをめざすんだね、その位置が一番総統と近い存在。
実際の古い動画と役者による演技をうまくまとめた映画構成は秀逸。だけど、あのゲッペルスの妻マグダとヒトラーの関係は暗に何かあるとほのめかしているのかな。
ゲッペルス役は少し小物感のある俳優でしたが、大変勉強と訓話に満ちた映画でした。おすすめします、全体主義批判として。
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