2025年5月17日(土)
昨日は金曜日、「午前十時の映画祭」は2週間で上映映画のローテーションがあるので、早速この映画を観に行ったよ、自分的にはDVDでも観た記憶がないのです(汗)。
- 「八甲田山」
「天は我々を見放した…! 」
日本映画史に残る不朽の名作『日本沈没』を大ヒットに導いた監督・森谷司郎と脚本・橋本忍のコンビが、新田次郎の原作「八甲田山死の彷徨」を映画化した超大作。
日露戦争の開戦が迫る明治35年、厳冬の青森県八甲田山を南北から踏破する雪中行軍を行った帝国陸軍の二連隊総勢237名が辿る過酷な運命を、
高倉健、北大路欣也、三國連太郎ほか超豪華オールスターキャストで描く。
総製作費7億円、過酷な雪の八甲田で3年がかりの撮影を敢行し、使用フィルムは実に30万フィートを越えるなど空前絶後のスケールとなった本作は、
当時の日本映画歴代最高の興行収入を記録する大ヒットとなり、劇中で北大路欣也演じる神田大尉が呟く「天は我々を見放した…」は流行語にもなるなど
大きな話題を呼んだ。死を賭けて行軍する男たちの姿と冬の八甲田の大自然をダイナミックに映し取った木村大作キャメラマンによる映像
この映画確かに観たことなかったね。脇役に至るまで日本映画を代表する俳優陣が総出演なんだね、そこが一番驚きました。
主役は高倉健と北大路欣也だね。三國連太郎がちょっかいを出す役。
日本映画としての「八甲田山」と比べるものに、世界では「アラビアのロレンス」が頭に浮かびます。雪山と砂漠で舞台は違いなれど、自然美とその厳しさ。
「アラビアのロレンス」と比べるのは酷ですが、「八甲田山」は直球一本槍で疲れるんだね、悪い意味で。みんな真剣で実話だからしょうがないのではなく、少し緩急が欲しい映画。
いわゆる「アラビアのロレンス」の妖しさというか妖艶さがないんだね、“デビット・リーンは偉大なり”
高倉健もいつものあの演技で自然も厳しく、やっぱり息抜きが必要でしょう。
アマゾンのコメントを見ると評価の高い映画ですが、自分として映画としては足りない大きなところがあると思いました。
厳しなかでも息を抜こうよ、そんなことを言えば、帝国陸軍に殺されるか。
観終われば、ここは日本橋室町。ランチはいつものこちらへ「ますたに」、京都ラーメンの雄。
本日はつまみに“キムチチャーシュー”と瓶ビール。
飲み終えれば、“麺コール”です。だけど、たくあんがなくなったのは辛いね。
本日もご馳走様でした。
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