映画「フェラーリ」は劇場でね、車はマセラティよりはフェラーリを選ぶべし

2024年7月6日(土)

本日はフィンランド滞在記の中休みで映画のお話しを。

昨日は帰国してすぐに観たかった映画「フェラーリ」(原題: Ferrari)を六本木ヒルズに観に行ったのです。この映画、フィンランド行きのJALの映画でもやっていたのですが、やっぱり機内ではまったく観ても分からなかったので、劇場に向かいます。

何たって当代随一の名監督のマイケル・マンだもんね。SFは抜きにして、良い映画に仕立てるのはこの監督だよね、昔のシドニー・ポラックのようにね。

劇場でたくさん流れていたこの映画のトレーラーの“フェラーリ”を巻き舌でしゃべるあれ、いいよね、もろイタリアン

映画はこんな感じ。

マイケル・マン監督がアダム・ドライバーを主演に迎え、イタリアの自動車メーカー・フェラーリ社の創業者エンツォ・フェラーリを描いたドラマ。ブロック・イェーツの著書「エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像」を原作に、私生活と会社経営で窮地に陥った59歳のエンツォが起死回生をかけて挑んだレースの真相を描く。

1957年。エンツォ・フェラーリは難病を抱えた息子ディーノを前年に亡くし、会社の共同経営社でもある妻ラウラとの関係は冷え切っていた。そんな中、エンツォは愛人リナとその息子ピエロとの二重生活を妻に知られてしまう。さらに会社は業績不振によって破産寸前に陥り、競合他社からの買収の危機に瀕していた。再起を誓ったエンツォは、イタリア全土1000マイルを縦断する過酷なロードレース「ミッレミリア」に挑む

妻ラウラをペネロペ・クルス、愛人リナをシャイリーン・ウッドリーがそれぞれ演じた。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。

2023年製作/130分

やっぱりいい映画だね。機内で観たのと180度違う感想。レースシーンはありますが、あまり飛んだり跳ねたりしない、エンツォと妻ラウラを巡るファミリードラマです。

エンツォ役のアダム・ドライバーは彼のキャリアの中で最大の当たり役でしょう。今まであまり好きでない役者(何となくデクノボウ役者)だったのですが、これは雰囲気ありました。

アル・パチーノがあと30歳若ければ、彼が最適任だとは思いますが

妻役のペネロペ・クルスのあの何となくやさぐれた演技もよかったですが、やっぱりスペイン人なんだねと思う自分。このあたりの役をやらせたら当代随一のイタリア女はレディー・ガガでしょう

やっぱりこの映画を観て、マセラティよりフェラーリを選ばないといけないと思いました、買えるかな。終われば、麻布十番の「新福菜館」へ。

熱った体をビールで冷やします。外国人が誰もいないのもよろし。一蘭より数百倍、こちらの方がうまいのにね。

中華そば(並)をいただき大満足の一日でした。

それにしても暑いね。

今日は映画のお話しなのです。 自分の大好きな映画に「追憶」(原題: The Way We Were)があります。監督はシドニー・ポラッ...



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