2024年10月9日(水)
昨日の東京は急に冷え込んで、冷たい雨の1日でした。
そんな天気を吹き飛ばして、元気になるドキュメンタリーを映画館に観に行ったよ。
観に行く理由はこれ、“何たってドゥダメル”だもの。
- 「ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦」
好き嫌いは別にして、現在のクラッシック界のスーパースター指揮者だもんね。
映画でも冒頭誰かが言っていましたが、“クラッシックのミック・ジャガー”だもんね。
ベネズエラ出身の世界的指揮者グスターボ・ドゥダメルの栄光と苦悩、そして挑戦に密着したドキュメンタリー。
1981年にベネズエラで生まれ、10代の頃から天才指揮者として巨匠たちの薫陶を受けてきたドゥダメル。2009年には弱冠28歳にして名門ロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督に就任し、「TIME」誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選出。母国の若手音楽家からなるシモン・ボリバル・ユースオーケストラを率いた演奏動画のブレイクや、2016年スーパーボウルのハーフタイムショウへの出演など、ジャンルの枠を超えて活躍を続けてきた。しかし本作撮影中の2017年、ベネズエラの反政府デモに参加した若き音楽家が殺害された事態を受け、ドゥダメルは現マドゥロ政権への訴えをニューヨーク・タイムズ紙に展開。大統領府と対立したことでシモン・ボリバル・ユースオーケストラとのツアーは中止に追い込まれ、祖国へ足を踏み入れることすら禁じられてしまう。
祖国の若者たちと交わした「いつか必ずまた指揮をしに行く」という約束を胸に、世界各地で挑戦を続けるドゥダメルの姿を、コンサート演奏やリハーサル風景などを多数盛り込みながら映し出す。
2022年製作/103分/G/アメリカ
人によって評価が分かれると思いますが、自分にとっては感動のドキュメンタリーでした。2021年に作られているので、少し古いですが、現在のベネズエラは全く変わっていないもんね。それにしても、エネルギッシュな人だね。
ヨーロッパの一流オケの監督になるよりは、アメリカとかで指揮した方がこの人の個性が出るのかな、と思いました。
しかし、「エル・システマ」創設者の故マエストロ・ホセ・アントニオ・アブレウとの結びつきはすごいね。
自分的にはやっぱりカルロス・クライバーなんだよね。
しかし上質なドキュメンタリーを観せていただきました、ありがとう配給のディスクユニオン、いい仕事をしたね。
観終われば雨の東京、ということで徒歩でだんだん麺の名店「はしご」さんへ。
いつものようにまずは瓶ビールと名物の“きざみたくあん”でね。
飲み終われば、これまたいつもの“ぱーこーだんだん麺”を注文です。やっぱりうまし。
本日も充実と感動の一日でした。
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