カテゴリー: 国内旅行

  • [宿泊記]ホテル激戦区の札幌。京王プラザホテルに朝食付きでこんな値段で宿泊できるのであれば、大満足

    [宿泊記]ホテル激戦区の札幌。京王プラザホテルに朝食付きでこんな値段で宿泊できるのであれば、大満足

    札幌には旅行の最終日にも宿泊するのですが、今回は自分にはあまりなじみのない京王プラザホテルに宿泊したのでした。

    Gポイント経由のYahooトラベル予約で一休プランで予約したのでした。

    2日前のキャンセルから50%のキャンセル料がかかるという非常にゆるく、良心的なキャンセルポリシーです。

    これに、3名の無料の朝食が付いて、トリプルベットルームが予約できれば最高です。

    宿泊料金は15,000円です。

    だけど、概して京王プラザ系のホテルは古いという固定概念あったので、当日、チェックインをして部屋を見るまでは納得の確信は持てなかったのです。

    立地はJR札幌駅から徒歩3分に位置し、非常に便利です。

    ホテルの車寄せも使いやすく、駐車場も広々としています。

    そして、チェックインです。1Fのロビーは広々として、好感が持てます。

    係りの人もマスクにフェイスシールドで完全防備の体制でフロアーで案内されています。

    チェックインは名前を告げるだけで認識してくれ、非常にスムーズなチェックインです。

    お部屋のトリプルルームも清潔、綺麗で何の文句もつけようがありません

    これに屋上にでも温泉がむあれば最高なんですが。それはしかたがありませんね、シティホテルですから。

    朝食は1階の「グラスシーズンズ」です。さすがに、札幌の平日の朝です。朝食を食べている人は1人のビジネスマンが多いかな。

    朝7時30分の入りは2割程度でしょうか。

    そして、朝はブュッフェではなく、お膳でサーブされます。

    アメリカンブレックファーストと和定食の選択です。

    3名ともにご飯は雑穀米をチョイスしての、和定食です。

    綺麗に配膳された小鉢がお重の中に配置されています。

    おかずのお重は二段のお重です。見ただけで、満足感が得られます。

    こんな和定食であれば、ブュッフェでなくてもよいですね。

    ブュッフェはどうしても食べ過ぎて、抑制がむきかなくなります。

    よい年齢の人間にとってはブュッフェでない方が体に良いですね。

    実は人生で初めての京王プラザホテルでの宿泊でしたが、サービス、部屋の状態、立地、宿泊料金のどれをとっても十分満足できるものでした。

    車での利用、JRなどの公共交通金の利用でもどちらでも使えます。

    すすきのまでは徒歩で20分ぐらいかな。

    最終日に宿泊したのは「センチュリーロイヤルホテル」でしたが、京王プラザホテルとすぐ並びにある立地ですが、ホテルのクオリティーを考えれば、次も京王プラザホテルを選ぶかな。

    IHG系ではANAクラウンプラザなどがあり、ホテル激戦区の札幌ですが、こんな値段で京王プラザホテルが予約できるのであれば、間違いなくチョイスしますね。

    ただ、ヒルトン系のホテルがないのが、はなはだ断念です。

  • 札幌の夕食は「成吉思肝 だるま」でジンギスカンを堪能、しめパフェはないだろう

    札幌の夕食は「成吉思肝 だるま」でジンギスカンを堪能、しめパフェはないだろう

    小樽の“小樽あんかけ焼きそば”に堪能して、口の中があんかけ焼きそばの味覚が残る中、無事、札幌に到着です。

    ホテルにチェックイン後に本日の夕食の密談です。

    家族全員共に、札幌の夕食はジンギスカンということで決まりです。ただ、サッポロビール園のような食べ放題は勘弁、ということで意見は一致しているのです。

    そんな時は例のAMEXの中小企業支援の30%キャッシュバックキャンペーンにのるしかありません。

    札幌の中心地、中央区に限って割引に該当するジンギスカンのお店は下記の4店です。

    • 成吉思肝 だるま 4・4二階亭店
    • 生ラムジンギスカン ひつじ苑
    • すすきのジンギスカン 本店
    • 昭和ジンギスカン

    場所とグルメサイトの評判から総合判断します。

    で、本日訪問することにしたお店は「成吉思肝 だるま 4・4二階亭店」に決まったのでした。

    すすきのに来るのは20年ぶりぐらいでしょうか。

    何よりも驚いたのが、気候の過ごしやすさでしょうか。東京でいえば、10月中旬ぐらいの外歩きをするには最適な気温です。

    まずは、パルコに立ち寄って、オリバーピープルズのサングラスを買う気まんまんでお店に向かったのでした。そして、最終的に購入したブランドは別のモスコットのサングラスになったのでした。オリバーピープルズは家族の強い反対を受けたのでした。

    買い物のあとは、「成吉思肝 だるま 4・4二階亭店」に向かいます。

    こちらのお店はソープランドの真ん前にあるのですね。

    やはり、すすきのは不思議なところです。

    お店では待ちもなく、2階席に通されたのでした。

    3つある丸テーブルはこんなご時世でも70%は埋まっています。

    3席の並びを確保して、まずはビールの大ジョッキ(950円)を注文です。

    キムチを注文して、酒の肴にします

    テーブルには炭火で加熱するジンギスカン鍋が置かれ、鍋のてっぺんには油肉も配置され、むジンギスカンの準備は整いました。

    まずは成吉思汗(980円)と上肉(1,250円)を2つづつ注文します。

    ちなみに上肉とは、“その柔らかさ、あふれ出てくるジューシーさ。残念ながら、早い者勝ちの逸品ですとのこと”の説明書きです。

    そして、これぐらいの肉はペロリです。やはり、東京で食べるジンギスカンとは札幌の空気がそうさせるのでしょうが、やはり肉がうまい気がします

    続いて、成吉思汗を1皿と上肉を2皿追加注文です。

    だけど、給士のおばさんは自分の前には上肉のお皿を置いてくれないんだな。女性陣は上肉はやっぱりうまいね、と言いながらペロリと完食です。

    お会計も大変リーズナブルで札幌の夕食タイムを楽しく過ごしたのでした。

    そして、女性陣が突然、しめパフェを食べたいと言い出したのです。完全にガイド誌の読みすぎです。

    すすきのの「INITIAL」というお店で特大のパフェを各1個づつ、お召し上がりになってホテルに帰還したのでした。

    カロリーの取りすぎだろう。キッパリ

    札幌は中島公園近くの味噌ラーメン専門店「狼スープ」はネーミングで勝ちだな





  • 「桂苑」で噂の“小樽あんかけ焼きそば”を食す、量が多いので注意との必要との警告、ご婦人がペロリ

    「桂苑」で噂の“小樽あんかけ焼きそば”を食す、量が多いので注意との必要との警告、ご婦人がペロリ

    このブログ記事を書いている滞在地は、現在、北海道一周旅行中の釧路のANAクラウンプラザホテルなのです。

    昨日までのブログは、余市の「オチガビワイナリー」を訪問したまででした。

    その後、ワイナリーで楽しんだのちは、ランチ目当てで小樽を目指します。

    小樽のグルメと言えば、あの有名な“小樽あんかけ焼きそば”です。

    数か月前の日本経済新聞の食紀行というコラムで“小樽あんかけ焼きそば”という記事を目にして、切り取っていたのです。

    小樽ではこの焼きそばを是非食べてみたいと思った次第です。

    すし、ガラス工芸、運河や赤レンガ倉庫の街並みなどで知られる北海道内有数の観光都市、小樽。

    1960年代から地元で親しまれている味が「小樽あんかけ焼きそば」だ。2019年に開いたご当地グルメのイベント「B-1グランプリ」全国大会で4位に入るなど、じわり脚光を浴びている。

    「小樽市民の社員食堂でありたい」。

    JR小樽駅前のアーケード街「小樽都通り商店街」で64年から営業する「中華食堂 桂苑(けいえん)」の店主、沢田初さんは話す。

    世代を超えて訪れるファンに料理を提供するため、創業当時の味にこだわる。

    ニンジンやタケノコ、キクラゲ、ピーマン、白菜、タマネギ、モヤシといった野菜と豚バラ肉ゃエビをあんに絡める。

    茶色のあんはしょうゆベースで、砂糖やニンニクを加えて味付けする。

    具材の量は多く、箸でかき分けないと焼きそばにはたどり着けない

    (中略)

    あんかけ焼きそばが小樽で広まったのは、すでに廃業した「中華料理 梅月」の影響が大きいとされる。

    同店は57年に「五目あんかけやきそば」の提供を始めた。当時の小樽市内は百貨店3店が営業する活気ある時代。

    あんかけ焼きそばを買い物帰りに食べるというのが「休日の定番レジャーでった」(五十番菜館店主の沢田寛さん)という。

    60-70年代に「札幌味噌ラーメン」が道内各地ではやり、札幌市などではラーメン専門店が増えた。ただ、小樽では既に、あんかけ焼きそばがハレの日の定番料理に育っており、地元に根付いた

    現在はゴルフ場やホテル、スーパー銭湯などでも味わえる。

    そして、トッピングも楽しんでとのことです。

    小樽あんかけ焼きそばを食べる際に欠かせないのがトッピングだ。店ごとに独自に進化してきただけに、決まったルールはないものの、練り辛子と酢、紅ショウガの3つが代表格といえる。

    練り辛子は皿の端にそっと盛ってあることが多い。あんに混ぜたり、具材の上に少しのせたりして楽しむことができる。

    酢を垂らすとコクが増し、あんの味を変えられる。チャーハンや焼きそばでもおなじみの紅ショウガは盛り付けに彩りを添えるといった役割も果たしている。

    そして、その噂の「中華食堂 桂苑」に月曜日の午後1時30分に突撃したのでした。

    店内を見ると、満席のようです。外で10分ぐらい待って、席に案内されました。前日の「ヒルトン ニセコ」のスタッフから、小樽あんかけ焼きそばは量が多いので注意が必要ですとの警告を受けていました。

    車の運転の関係で、ビールを注文できないのが残念です。

    量をおそれ、3人で2つあんかけを注文です。腰が砕けています。情けない

    そして、餃子を1皿注文します。

    だけと、周りを見渡すと、年老いたご婦人でもあんかけ1人前をペロリと食べています

    そして、やってきました。小樽あんかけ焼きそばです。

    あんが光っています。あんの量は半端ではありません。

    まずはトッピングはつけず、焼きそばを食べます。見た目ほど、こってりとはしていません。麺とトッピングの相性が抜群です。これなら1皿いけるかもという味わいです。

    少し焼きそばにあきてくると、お酢をつければまた違う味を楽しむことができます

    ただ、お酢はあんの方が個性が強いので、あまりお酢をむかけても味が変わらないと思うのは自分だけかな。

    だけど、初めての小樽むあんかけ焼きそば、十分に堪能しました。

    そして、お会計をすませアーケードを歩いていると、“小樽一おいしい!西川のぱんじゅう”という昭和のお店を見つけたのでした。

    お店に立つご主人の白いコックコートのお姿に惚れて、家人が入ったのでした。

    親父さんのお話しでおじけづき、食べれないのに10個800円のぱんじゅうを購入したのでした。

    そんなこんなで、小樽を後にして、札幌を目指します。



  • 余市の「オチガビワイナリー」はまるでプロヴァンスのワイナリーにいるかのよう、至福の時間

    余市の「オチガビワイナリー」はまるでプロヴァンスのワイナリーにいるかのよう、至福の時間

    本日はニセコから次の宿泊先の札幌に向かいます。

    小樽経由で行くことは決めていたのですが、旅行前に購入した「北海道のワイナリー」という本で紹介されていた“オチガビワイナリー”を小樽に行く前に訪問することにしました。

    本を見て、庭園がすばらしいのと、レストランとショップが併設されていることが決め手となりました。

    あわよくば、おいしそうなメニューがあればワイナリーのレストランでランチをとってもよいなという下心があったのです。

    本からの紹介文です。

    余市町山田地区のなだらかな丘を背に、広大なブドウ畑に囲まれた美しいワイナリーがあります。オーナーは、専務の落希一郎さんと社長で奥さんの雅美さん。

    2013年に仕込みを開始し、12ヘクタールの土地の半分を開墾し年間6万本を製造。

    (中略)

    落さんと雅美さんが描くワイナリーガーデンとは、庭の景観が美しく、ブドウ畑に囲まれた施設で試飲や食事を楽しむことのできる滞在型。

    (後略)

    ニセコからは車で1時間強というところでしょうか。

    余市に到着して、こんな道の細い奥に本当にワイナリーがあるのだろうかという道を行きます。ナビを信じて突撃です。

    そうすると行き止まりの先に両斜面にきれいに植えられたブドウ畑が見えてきました。

    左側の奥の方には、木造の施設が見えてきます。

    施設の前の駐車場に駐車します。

    当日は8月の青空が広がる天気の良い日でした。ぶどう畑と青い空、まるでプロヴァンスの小さな村のワイナリーを思い出させます。

    施設の扉を開けると、ワインの直売所です。向かって正面にはレストランです。

    レストランは時間が早かったので、結局はランチをとることはしなかったのですが、かなりのテーブルに予約席というプレートがあったので、食事ねらいの方は予約した方が安全です。

    そして、自分たちは本で紹介されていたあの美しい庭園の中の木陰の一角に椅子とテーブルがあるのを発見したのでした。

    だとすれば、グラスワインをそこで飲むしかないな。結局2グラスいただきました。最初は、メニュー表のグラスワインのところに、ホワイト 300円、ブラック500円との記載があったのでどうゆう違いがわからず、思わずホワイト1杯を注文したのでした。

    店員の方から、ホワイトが他の畑で収穫したもの、ブラックがこちらのオチガビのブドウという説明を受けたのでした。

    そうであれば、2杯目はブラックしかないな。

    家族はアイスコーヒーとケーキを注文です。

    木陰でカラッとさわやかな気候で飲む白ワイン、たまりません。椅子の後ろは、丸い噴水の音です。たまらないガーデンワイナリーです。

    この木陰に座り、花が咲き誇るガーデン、美しいワイナリーと施設を見れば、ここはまるで本当にプロヴァンスにいるかのようです。

    まさに、ピーターメイルの「プロヴァンスの12月」が頭に浮かんだのでした。

    日本にもこんなすばらしいワイナリーがあるんだと、驚いた次第です。

    1つ残念だったのは、ワインは自分のテイストとは少し違うかな、という感じでした。

    だけど、そんなものを凌駕する素晴らしいワインナリーガーデンです。

    余市に立ち寄ることがあれば、是非、尋ねてみてください。

    「桂苑」で噂の“小樽あんかけ焼きそば”を食す、量が多いので注意との必要との警告、ご婦人がペロリ





  • [宿泊記]ヒルトンニセコビレッジは羊蹄山の眺めと温泉で快適リゾートライフが楽しめます

    [宿泊記]ヒルトンニセコビレッジは羊蹄山の眺めと温泉で快適リゾートライフが楽しめます

    ニセコでの宿泊は当然、ヒルトン系列の「ヒルトンニセコビレッジ」ということになります。

    ニセコの中心地からは車で15分程度の距離になります。

    ヒルトンのダイヤモンド会員としては、ステイタス保持のための貴重な一滞在なのです。

    現地に行って気づいたのですが、ゴルフ場が併設され、冬もスキーのゲレンデがあるホテルなのですね。リゾートホテルとして完璧な立地です。

    窓の下には緑々したゴルフコースが眼下に見えます。

    予約は一番下のスタンダードクラスでしたが、羊蹄山を望むベストな部屋にアップグレードしたとの説明をチェックインカウンターで受けたのでした。

    朝食なしの予約でしたが、3名ともに朝食は無料券をいただきました。そして、ウェルカムドリンクも3名ともにいただけたのでした。

    まさに、ヒルトンのダイヤモンドステータスは最強です。

    これで宿泊費が17,400円はしびれます。

    そして、チェックインカウンターで「Hilton Premium Club」の5,000円×2枚のクーポンを利用できるか確認したところ、全く問題なく利用できるとのことでした。

    チェックアウトの際に提示すれば、合わせて10,000円の値引きがあるとのことです。

    これを利用すれば、7,400円の支出ということになります。

    そして、お部屋に入ったところ、真正面に羊蹄山を望み、エキストラベットも1台入っており、お部屋のセッティングは完璧です。

    ヒルトンニセコビレッジは温泉もあります。コロカ禍ですので、入場制限があります。web上で自分の希望時間を予約しての入浴になります。

    温泉は少し塩ょっぱい温泉ですが、露天風呂もあり、快適な温泉ライフも楽しめました。

    ヒルトン系列のホテルで温泉があるのはヒルトンニセコビレッ以外にはないのかな。小田原はありそうですね。

    ランチが遅かったせいもあり、今日の夕食はルームサービスで太巻きセットでした。

    熟睡した後は、お楽しみの朝食タイムです。

    こちらの朝食会場はヒルトン会員と非ヒルトン会員の場所が明確に分けて、案内されます。

    ヒルトン会員には、希望を聞いて卵料理が係りの人からサーブされるのです。自分はオムレツを注文したのですが、東京のオークラレベルの姿が綺麗で、中身が半熟なものが提供されたのには驚きました。

    もう一つ、会員限定で小ぶりな海鮮丼も希望次第でサーブされます。いくらもうにもありませんが、これがうまいんだな。

    そして、こちらのヒルトンニセコビレッジの朝食ブュッフェには、ほとんどフルーツがありません。だけど、ヒルトン会員だけかどうかはわかりませんが、私たちにはメロンのカットがサーブされたのです。

    まあ、コロナ禍でいろんな問題を抱えているニセコですが、やっぱり、サービス全体についてヒルトンブランドの矜持を見せてもらった滞在となりました。

    だけど、ホテルの横に隣接するゴルフコース素晴らしいです。

    バックが羊蹄山とは贅沢すぎます。

    ホテルのロビーからゴルフ場に行け、冬はリフトに乗ってひと滑りできる環境は、外国人が好むのもよくわかります。だけど、館内のレストランは少しいただけないかな。

  • コロナ禍であの北海道のニセコ地区も今や芭蕉の“夏草や兵どもが夢の跡”の惨状

    コロナ禍であの北海道のニセコ地区も今や芭蕉の“夏草や兵どもが夢の跡”の惨状

    北海道に到着の1泊目は函館の滞在でした。

    そして、翌日の目的地はニセコです。北海道では唯一のヒルトンブランドのホテルです。ホテル修行僧としては、貴重な1滞在の加算となるのです。

    本日、函館からニセコの移動の間には、特に予定を入れていないのでした。

    地図を見ながらの思案です。丁度、少し回り道ですが、洞爺湖があることを見つけたのでした。洞爺湖と言えば、昔、サミットが開かれた「ザ・ウィンザーホテル洞爺」を思い出しました。そんな因果のあるホテルですので、おそらく北海道では随一のホテルかな、と妄想した次第です。

    ナビに「ザ・ウィンザーホテル洞爺」を入力して急行します。

    洞爺湖に近づけば、遠くからでも山の上に位置するホテルが目視できます。

    だけど、なかなか行き方が複雑です。ナビがあっても少し迷う道順です。

    ホテルの麓には「Lake Hill Farm」という牧場というか、広い芝生のある公園のようなところがあるのですが、そちらのお店のソフトクリームを買い求めようとして長い密な行列を見て、びっくりした光景でした。

    近づけば、ホテルの全体像としてはリゾートホテルのたたずまいを見せます。

    ホテルのエントランスに近づけば、エントランスは行き止まりとなります。荷物はこちらで降ろして、車を駐車場に止める必要があります。

    だけど、駐車場が少し離れているのですね。雪の降る北海道としては、設計上はどうなのかと思います。もっとエントランスの近くに駐車場を設定すべきかと思います。

    いざ、「ザ・ウィンザーホテル洞爺」のエントランスをくぐれば、一見、ハイグレードな空間が広がります。入口で検温検査をされ、ロビーに入ります。

    ホテルの内部から外の洞爺湖を眺められるポイントに行けば、眼下に洞爺湖を望める絶景ポイントがあります。こちらからの眺めは非常に良いです。

    だけと、写真を撮ればそれでよいかな。宿泊料金は知りませんが、割高であれば、あえて宿泊する必要はないのかもしれません。

    そんな感想を持った「ザ・ウィンザーホテル洞爺」ですが、本日の目的地のニセコに向かいます。

    15時ぐらいにニセコ到着です。初めての、あのうわさのニセコです。だけどコロナ禍で相当なダメージを受けているのが、車窓からもわかります。

    ホテルや別荘の工事が軒並みストップしています。本来は夏場が工事をする最適な時期のはずです。

    通りには、日本人の観光客を少し見る程度です。

    北海道道343号線が交差するひらふ十字街、そのひらふ坂を歩いてみても飲食店も輸入の雑貨が充実しているというドラッグストアも空いていません。長期休業の張り紙があります。

    まさに、“夏草や兵どもが夢の跡”の惨状です。

    もちろんウインターシーズンがニセコの魅力かと思いますが、今冬のシーズンはおそらくダメでしょう。

    最近の地価の上昇率トップも当然陥落となりそうです。

    車で流すと、別荘などの売り物件の看板も目立ちます。

    ここはもはや日本ではないとまで言われた噂に聞いていたニセコですが、様変わりの様相でした。

  • 「函館  まるかつ水産 本店」の回転寿司に大満足。函館グルメ割引券使用で、満足度倍増、函館の回転寿し、侮るべからず

    「函館 まるかつ水産 本店」の回転寿司に大満足。函館グルメ割引券使用で、満足度倍増、函館の回転寿し、侮るべからず

    そして、函館の観光です。

    函館と言えば、函館山の夜景がド定番ですが、自分たちには夕食をした後に夜景を見る体力はありません。

    そのため、函館山に昼間に向かいます。が、函館山って、自家用車では行けないのですね。

    ロープウェーもこのコロカ禍でストップしています。行けるのはタクシーとバスに限定されているのです。初めて知りました。なんとなく、利権の匂いがプンプンします。

    そんなわけで、そのふもとの函館を代表する観光エリアの一つ、元町エリアをレトロ散歩します。

    函館湾を見下ろす名物坂の「八幡坂」で観光気分に浸りながら、写真を撮ります。

    八幡坂とは、

    函館を代表する坂。名称は、かつて函館八幡宮があったことが由来する。函館湾を一望できる眺めと、坂の両側にある並木の組み合わせが美しい。遠くには、「函館市青函連絡船記念館摩周丸」も見える。

    そんな定番の観光スポットです。コロナ禍でも、3-4組の写真待ちはいるくらいで、密になっているとは言い難い状況です。

    自分たちもこちらで記念写真をパチリします。

    そして、八幡坂から横に続く小径でなんとも言い難い雰囲気の休憩所を見つけたのでした。まさに、昭和レトロです。家族が是非、入りたいとの強い要望です。

    お店の名前は「茶房 菊泉」です。何でも、

    此処、菊泉は。大正10年築の花井家所有の建物で、当時、酒問屋を営んでいたそうです。

    住居としては珍しい、「中廊下型」で、表から裏まで通り抜けられるようになっています。

    切妻屋根で、妻壁側を正面に見せている和風平屋建ては、このへんでは珍しいようです。

    この様な事から函館市の伝統的建築物に指定されています。

    暖簾をくぐると、しぶい畳席に案内されました。お客さんの入りは2割程度というところでしょうか。店内を写真でパチパチしながら、“ごまあいす”と“小倉ごまあいす”を注文します。

    レトロな雰囲気の中で、まったりと“ごまあいす”を楽しみます。

    その後は、金森赤レンガ倉庫に移動です。これは、完全に徒歩圏内ですね。途中には、明治12年創業の「五島軒」もあります。函館空港で見た、あの不思議なカレーのあるお店です。

    だけど、申し訳ありませんが、函館の観光スポットと言われる金森赤レンガ倉庫は触手がわくお店はありません。

    入っているお店の時代感覚が悪すぎると思います。

    そして夕食は、例の函館グルメ券が利用できるところをチョイスします。

    「函館国際ホテル」からほど近いところに著名な「函館 回転寿司 まるかつ水産 本店」があるのを発見しました。3名分、6,000分の割引券を保有しています。当然、その、まるかつ水産に夕食は突撃です

    廻る寿司を食べるのは10年ぶりでしょうか。

    来店して、実食した感じでは、十分満足感は高いと思います。3名で好きなだけ食べて、好きなだけ飲んで、会計8,794円は十分満足感は高いと思いました。

    そして、函館ギフト券を利用して、実際の決済金額は2,794円とは、たまりません。

    実質、アルコール飲料だけの値段ですね。

    函館ギフト券の関係者の皆様、ありがとうございました。

    こんな楽しい夕食をいただいて、明日には、ニセコに向かいます。

    だけど、函館の回転寿し、侮るべからずです。

    本当にこの季節の北海道はいいですね。半袖に心地よい風と気温で、汗一つかきません。そんなことを考えると、東京の夏は人の住むところではありません。キッパリ。

  • 函館到着後のまずは一食は、“地元客に愛される、シンプルだけど奥深い味”の塩ラーメンの「あじさい本店」でしょう

    函館到着後のまずは一食は、“地元客に愛される、シンプルだけど奥深い味”の塩ラーメンの「あじさい本店」でしょう

    無事、函館空港に14時10分に定刻通り、到着したのでした。

    そして、事前に予約していたニッポンレンタカーで車のピックアップです。今回、あてがわれたのは少しニッチのスバルのインプレッサなのでした。

    この車で12日間、北海道を1周します。車歴はかなり新しめのインプレッサです。

    自分としてはスバルの車を運転するのは初めての経験です。

    そして、まずは向かうべきは昼食ですね。

    そして、最初はまずはご当地ラーメンでしょう。

    今回の旅のお供は、「まっぷる北海道」です。まっぷるの函館ページでの一押しラーメンは、“地元客に愛される、シンプルだけど奥深い味”の塩ラーメン、「函館麺厨房 あじさい本店」と紹介されています。

    ナビに、あじさい本店の電話番号を入力して、取り急ぎ急行します。

    函館麺厨房「あじさい 本店」とは、

    • 函館市五稜郭町29-22-2階

    創業80年を超える老舗ラーメン店だが、つねに新しさを取り入れるスタイルで地元の人、観光客を問わず支持を受ける。

    澄んだスープは見た目からは想像できない深いコクで、特注のストレート麺との相性も抜群。

    スープは道南産の昆布をベースに、火で炙ってうまみを閉じ込めた豚骨と鶏ガラを使用

    車を近くの駐車場に入れて、「あじさい 本店」を急襲です。

    既に15時過ぎなのに、地元の若い人がどんどんとお店に入っていきます。

    2階の入り口で食券機があります。だけど、ウエイトレスのお姉さんに尋ねたところ、食券機で購入しなくとも、食後にクレジットカードの清算でもよいですよ、という一言に甘えて、食券機では購入せず、そのままテーブルについたのです。

    3名ともに、まずは一番オーソドックスな塩ラーメンを3杯注文です。

    待つ間にテーブルの上を見渡すと、変わった香辛料があります。こちらのお店のオリジナル商品のようです。

    そうこうするうち、5分後に塩ラーメンの登場です。

    まっぷる北海道の写真と同じ塩ラーメンが提供されます。ナルトとお麩が新鮮です。

    トッピングは非常にオーソドックスです。これに茎ワカメがあれば、最高と思うのは、既に桂花ラーメンフリークですね。

    スープを一口。まったくもって、オーソドックスな塩ラーメンです。麺も細麺でスープとの相性も抜群です。トッピングも十分満足なのです。

    だけど、食べ進めていくと味が一本調子かなと思った次第です。ずっと同じ塩のスープというのも少し飽きるかな。

    十分にうまいかと問われれば、1ケ月に1度のリピートはないでしょう。

    それだけ、東京のラーメンのレベルは上がっていると確信した次第です。

    辛口のコメントをしましたが、函館に観光して「あじさい 本店」の塩ラーメンは外せないことは間違いありません

    そして、お会計も済ませ、「あじさい 本店」の前にある「ラッキーピエロ」の存在感はすごいですね。函館で人気のチェーン店とは初めて知ったのです。

    だけど、時間がなく「ラッキーピエロ」を訪れる時間はなかったのは残念でした。

    “チャイニーズチキンバーガー”うまそうです。