坂本龍一の最後のコンサート映画「Opus」を観たよ、“あの音を求めて”だよ

2024年5月15日(水)

昨日は不思議なものを観に行ったよ。多少怖いもの見たさでね。

  • Ryuichi Sakamoto | Opus

あの坂本龍一さんの亡くなる間際のレコーディグというかそれを記録した映画です。

坂本龍一自身が選曲した、これまでの軌跡を辿る20曲で構成 極上の映像と音楽で魅せる最初で最後の長編コンサート映画

世界的音楽家、坂本龍一。1978年のデビュー以降”教授”の愛称で親しまれ、2023年3月に永眠するまで数々のアーティストに影響を与え、音楽シーンを牽引、精力的に国内外での活動を展開してきた。2年以上となる闘病生活を続けていた彼が、最後の力を振り絞り演奏した映像収録は、2022年9月、坂本が「日本でいちばん音のいいスタジオ」と評する東京のNHK509スタジオで8日間に渡り行われた。撮影で使用したのは2000年に坂本のためにカスタムメイドされ、長年コンサートやレコーディングで愛用したヤマハのグランドピアノのみ。名曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」、坂本の最後のアルバム「12」からの曲、そして初めてピアノ・ソロで演奏されたYMO時代の「Tong Poo」まで、自身が選曲した20曲から構成。ボーダーを越え活動を続けた坂本の軌跡を辿る曲目、鍵盤を奏でる指と音楽家の息遣い、その人生が刻みこまれた手。坂本自身がアプルーブし、入念なポストプロダクションを経てこの映画が完成した。坂本が全面的に信頼を寄せた監督と撮影クルーたちが慎重に撮影プランを練り上げ、全編モノクロームの親密かつ厳密な世界でひとつしかない宝物のような空間を生み出した。奇跡とも思える美しく儚い演奏は今、私たちの心に深く刻み込まれる。

監督:空音央
音楽、演奏:坂本龍一
撮影監督:ビル・キルスタイン

観ての感想。まさに静謐そのものの音楽が記録されています。自分としてはよい音の劇場で観られてよかったね。自分がタイトルをつけるとすると「あの音を求めて」です。本当にあの音が欲しいんだね。これエンニオ・モリコーネの本のタイトルです、わかる人にはわかるよね。

自分は坂本龍一の音楽をあまり聞いていないのですが、あのミニマルな音が多くない方が圧倒的にいいよね、まさに“あの音を求めて”です。

思い返せば、この1年でこの3本を劇場で観たものね。「戦場のメリークリスマス」「ラストエンペラー」「シェルタリング・スカイ」

この音源、CD化されるのでしょうか?

ちなみにセットリストはこんな感じ、参考のために

  1. Lack of Love
  2. BB
  3. Andata
  4. Solitude
  5. for Johann
  6. Aubade 2020
  7. Ichimei – small happiness
  8. Mizu no Naka no Bagatelle
  9. Bibo no Aozora
  10. Aqua
  11. Tong Poo
  12. The Wuthering Heights
  13. 20220302 – sarabande
  14. The Sheltering Sky
  15. 20180219(w/prepared piano)
  16. The Last Emperor
  17. Trioon
  18. Happy End
  19. Merry Christmas Mr. Lawrence
  20. Opus – ending

観終われば、表参道の「まい泉」へ。14時訪問ですが、すごいことになっているね。30分以上並んでようやくありつけました。

ビールととんかつ、日本人には応えられないね

お天気もよく、最高の1日でした。

あのタランティーノが放った名言、「かれは現代のモーツァルトだよ、現在のヴェートーベンだよ、現代のシューベルトだよ」と。 そのモリコール...
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