2025年2月6日(木)
本日もまずは映画のお話しから。
先週末から新しいラインナップになった「午前十時の映画祭」ですが、今回はこのお目当ての映画を観に行ったよ。
- 「戦場にかける橋」
日本軍捕虜収容所を舞台に、人間の誇りと尊厳、戦争の虚しさを訴えた大作。
『逢びき』(45)、『大いなる遺産』(46)、「午前十時の映画祭」でも上映された『旅情』(55)などで、すでに世界的な評価を受けていたデヴィッド・リーン監督は、この作品の大ヒット、アカデミー賞・作品賞、監督賞ほか7部門の受賞により、真の巨匠の地位を確立した。
1943年、ビルマ。ニコルソン大佐(アレック・ギネス)率いる英国軍捕虜が収容所に移送されてきた。所長の斉藤大佐(早川雪洲)は、彼らに米軍捕虜のシアーズ中佐(ウィリアム・ホールデン)らと共にクワイ河に架ける橋の建設現場で働くことを強要する。捕虜たちに生き甲斐を与えようと考えていたニコルソンはこれを承諾、工事は着々と進んでいたが、収容所を脱走したシアーズの手引きによって、連合軍による橋の爆破計画が進行していた。
おそらく20年ぶりぐらいに観ましたが、いろいろ忘れているところがあって大変新鮮でした。前半は収容所での心理戦なんだね。やっぱりアレックス・ギネスは名優だと確信しました。
最後は橋が爆破されるところは忘れていませんでしたが、登場人物はああなるのね。
デヴィッド・リーンの最高作は「アラビアのロレンス」だと思いますが、堪能させていただきました。現代にはこれだけの格調ある作品を作れる監督はいなくなったね、「大いなる西部」のワイラー然り。
話題は変わって、週末の土曜日の夕食の話題です。
思うところがあって今回は銀座の「煉瓦亭」に行きました、10年ぶりぐらいかな。
2名で訪問です。土曜日の19時でしたが、1階のテーブル席に空きがありました。もう地下は閉鎖されたんだね、荷物置き場になったとのこと。
まずはビールです。瓶ビールはサッポロの赤星なんだね。老舗の矜持。
本日の注文は煉瓦亭ならド定番の王道のこの3つ。
- ポークカツレツ
- スパゲティナポリタン
- 元祖オムライス
こんな感じでテーブルに勢揃い。まずはナポリタンから。普通のナポリタンとは違うソース味を強く感じさせるお味です、これは美味いね。具のハムの大きいのも変わっています。
このナポリタンは他の店では味わえないね。
そしてポークカツレツ。これも肉厚のカツでとんかつ専門店にも負けない上質のカツレツです。
それに比べてオムライスは王道のオムライスですが、あまり感動はなかったかな、味の違いのインパクトがなかったのでね。
ビールも2本飲んでお会計は1万円です。久しぶりに銀座の老舗レストランの矜持を感じました。だけど、やっぱり内装は昭和感があるよね、それが味と言えば味ですが。
“だけどナポリタン、美味し”
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