カイロに到着後、一度は地元のエジプト料理を食べてみたいと思い、持参した「るるぶ」に掲載されていたお店「アブ・シャクラ」(Abou Shakra)を訪ねてみました。
紹介のコメントには、地元の客を大切にしたエジプト料理の名店「アブ・シャクラ」(Abou Shakra)とあります。
ネットでも、エジプト料理を食べたくなったらと、日本人駐在員の奥さんもこのお店を推薦されていました。
タハリーズ広場から車で5分くらいの距離です。街の中心部ですね。
名店にしては、入口は若干わかりずらい店構えですね。入口を通って、奥には少し広めの空間が広がります。入口の左手には写真入りでお料理名が書かれているボードがありますので、メニューを見て判りずらい場合は、このボードを指さしでも注文できます。
1947年創業の老舗で、故ナセル大統領も訪れたことがあるという由緒あるお店だそうです。店内はこぎれいなレストランです。
観光客が少ない穴場的なお店とのこと。特に、ケバブなどの肉料理がおいしく、チキンは絶品とのこと。地元の日本人は、地元の味を食べたいときによく利用されるとのこと。
だけど、もちろんアルコール類は一切なしです。
そして、自分たちが注文したものは、下記の3皿です。
- 羊の腸で包んだ羊肉のソーセージ
- 茄子の料理(これが一番ムサカぽい料理だったので)
- Charcoal Grilled 料理、3種の肉のケバブ料理(これの2人前)
アルコールなしでこれを食べるのは、本当に惜しいですね。
エジプトの羊はやっぱり強烈です。日本で食べる羊と比べて、味が濃いというか、野生の味がしますね。これは、どのレストランでも羊を食べても同じ印象でした。また、このお店のお肉はかなり厚みがあるので、見た目以上のボリュームがあります。こちらの2人前のケバブですが、量は相当なものですね。
お腹が一杯になり、ラム肉を残しそうになりそうだったので、チキンは後回しです。
これだけの量のお肉を食して、会計は562エジプトポンドです。チップを入れて600エジプトポンド(約4,000円)を支払いました。
やっぱり、ホテルの外のレストランは名店と言われるところでも、安いですね。
私たちは午後3時頃に入店したので、お客さんは時間も時間なので数名しかいらっしゃいませんでしたが、全員、地元の人の方のようでした。
結局、カイロではエジプト料理のレストランに行ったのは、この1回だけだったかな。
後は、ギザのマリオット メナ ハウスまでUberを飛ばしてピラミッドを見ながら食事をしたりしました。地元のレストランも良いのですが、やっぱり暑いカイロです。ビールでも飲みながら食事をしたいですね。
そうすると、残念ながらホテルのレストランという選択肢しかないですね。