2025年2月13日(木)
昨日はまず朝、前回のかかりつけ医による指示の元、MRI検査に近くの専門病院へ。このMRI検査、すでに5回以上は行っていますが、自分には苦手なんだね、内視鏡検査よりイヤなんだね。
何故なら、あの狭い空洞に入るのが耐えられないのです、いかに目を開けないかが勝負です。本日は肝臓系の腹回りのMRIです。何か見つかれば、それはそれで早期発見になるものね。
空洞に入ったのは20分間。病院へ入館から出るまで丁度1時間でしたよ。
朝食抜きだったので、病院を出ればまずは「富士そば」で“てんぷらそば”をいただきます。
そして、恒例の映画館に向かいます。本日は日比谷のテアトルシネマへ。観た映画はこちら。
- 「Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり」
70席ほどの小さい小屋でしたが、9割むほど埋まっていてビックリ。
マレーシアの首都クアラルンプールを舞台に、最下層の街で支えあって生きてきた兄弟の過酷な運命を描き、世界各地の映画祭で数々の賞に輝いたマレーシア・台湾合作映画。
クアラルンプールのプドゥ地区にあるスラム街。不法滞在者2世などさまざまな国籍や背景を持つ貧困層の人々が暮らすこの地域で、身分証明書を持たないアバンとアディは兄弟として育った。
ろう者のアバンは市場の日雇い仕事で堅実に生計を立てているが、アディは裏社会とつながっており危険と隣りあわせの日常を送っている。そんなある日、アディの実父の所在が判明し身分証明書発行の可能性が出るが、ある事件が兄弟の未来に暗い影を落とす。
台湾の人気俳優ウー・カンレンが兄アバンを熱演し、2023年・第60回金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞。マレーシアのスター俳優ジャック・タンが弟アディを演じた。「ミス・アンディ」などの社会派作品をプロデュースしてきたジン・オングが長編初監督・脚本を手がけた。
2023年製作/115分/PG12/マレーシア・台湾合作
原題または英題:富都青年 Abang Adik
これはなかなか厳しい映画というか、力作ですね。前半の軽さ、後半の重さというか重い展開、些細な伏線も全部つながっているのね。例えて言うと、後半は遠藤周作の宗教小説のような感じかな。お兄さんのあの秘密の入れ方がうまいね。
丁度1月前にクアラルンプールに滞在していたのでリアルな感じでした、バックには富の象徴のペトロナス・ツインタワーがね、貧富の象徴が皮肉。
久しぶりに背筋を伸ばさないといけない映画を観ました、オススメです。
観終われば久しぶりに“パーコーだんだん麺”が食べたくなったんだね。
14時過ぎに日比谷の「はしご」さんへ。
ビールと無料の刻みタクワンの組み合わせが最高なんだね。やっぱり、パーコーだよね。
|