ヤマト運輸のクロネコメンバーズ割りは、ヤマトでしか使えない5,000円チャージが難点。割引も複雑すぎる

先日、日経新聞の記事で「知っとくトク」というコラムに、“宅配便、一手間で割安に~窓口に持ち込み・専用カード利用~”というのがあった。

自分がよく使うのが、やっぱり安定のクロネコヤマト。どんな割引を組み合わせればよいのか、調べてみた。

クロネコヤマトのHPで割引サービスと金額を確認したのだが、これが複雑すぎることがわかった。どれとどれが併用できるかわかりずらい。

まずは、クロネコヤマトの電子マネーカードを使うクロネコメンバーに入るのが、王道です。クロネコメンバー割りとは、

  • クロネコメンバー割は、ヤマト運輸でのみチャージ・ご利用いただけるオリジナル電子マネーです。
  • コンビニエンスストアなどでのチャージ・お支払いはできません

「クロネコメンバー割」には2種類あります。

  • クロネコメンバー割
  • クロネコメンバー割BIG

但し、クロネコメンバー割BIGは、1回あたりのチャージ金額が50,000円~100,000円とチャージ単位も10,000円単位と明らかに大口の発送者向けのサービスなので、割愛します。

一般発送者向けのクロネコメンバーズも1回あたりのチャージ金額は5,000円~29,000円です。要は最低5,000円をチャージすれば、クロネコメンバー割りで10%の割引が受けられることになります。

但し、自分もここがネックになったのですが、この電子マネー外部のお店では利用できません。クロネコヤマトのサービスのみで使用可能なのです。だから、カードは持っていても、お金はチャージしていない状態です。

更に併用できる割引サービスが「クロネコメンバーズの持込割」があります。

クロネコメンバーズのお客さまがヤマト運輸直営店にお持込いただき、店頭端末「ネコピット」、もしくは、ご自宅で「送り状発行システムC2」で発行した送り状をご利用いただいた場合150円の割引になります。

「デジタル割」というものがあります。これは、クロネコメンバーズでないお客さまでも、パソコンやスマートフォン(iPhoneのみ)とA4普通紙でカラー印字ができるプリンタがあれば、自宅で送り状を発行できます。 自宅、ヤマト運輸直営店からお送りいただいた場合、デジタル割で50円おトクにご利用いただけます。

結局、クロネコヤマトのHPで紹介している、「東京から愛知県に、宅配便(60サイズ)を送った」場合、通常料金は907円。クロネコメンバーズの方が受けられるサービスは、

  • クロネコメンバーズ割 91円(通常料金×10%)
  • クロネコメンバーズの持込割 150円
  • デジタル割         50円
  • 宅配便センター受け取りサービス  54円(1個につき固定額)

で、最大345円の割引とにります。これで、HPのとおりの最大割引額に合いました。それにしても、もう少し表記を分かりやすくした方がよいと思いました。

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