今年冬の年末年始の旅行はカンボジアとマレーシアと上海に行く手配済なのですが、そして上海には2泊する予定です。
中国を訪問するのは5年ぶりぐらいかな。
だけど、今の中国は5年前と決済方法がすっかり変わり、QRコードによるスマホ決済が勢力を拡大中と聞きます。そして滴々出行などタクシー配車サービスなどはアリペイなどのスマホ決済ができないとタクシーにも乗れない、という話しをよく聞きます。
だけど、アリペイなどは中国国内に銀行口座を保有していないと、それも使えないと聞きます。よって、外国からの観光客などは中国内に銀行口座などは保有していませんので、スマホにアプリをインストールしても使えない状況でした。
次の上海でのステイも少しいやな感じを持っていました。
そして、先日、こんなニュースが飛び込んできました。
アリペイ(Alipay)は2019年11月5日、この度中国で初めて、ショートステイの中国を訪れる海外旅行客がアリペイを通してモバイル決済を使用できるミニプログラム「ツアーパス(Tour Pass)」のサービスを開始しました。
中国は世界の中でもモバイル決済が非常に進んだ国であり、同時にモバイル決済をベースとした様々な生活サービスが非常に早いペースで展開されております。しかしながら、アリペイを利用するためには、中国の電話番号と中国の銀行口座が必要とされており、中国に短期滞在する海外旅行客は中国でモバイル決済を使用することが困難な状況でした。
そこで今回、アリペイは上海銀行と協力し、中国を訪問する海外からの旅行客が滞在中にアリペイのモバイル決済サービスを利用できるようにするミニプログラム「Tour Pass」の提供を開始しました。
中国を訪れる海外旅行客が「Tour Pass」を利用するためには、スマートフォンにアリペイアプリをインストールし、所定の情報を登録することが必要です。自身のクレジットカードから上海銀行が提供する専用のバーチャルプリペイドカードに人民元をチャージし、中国国内に限ってアリペイアプリを使ってレストランや店舗で支払うことができるようになります。
プリペイドカードへの最低入金額は100人民元で入金上限は2,000人民元です。プリペイドカードは90日間有効となっており、有効期限以降は残高が自動的に払い戻されます。
そして、早速、自分もiPhoneでアプリをダウンロードしてみました。
セットアップ開始です。
- Sign up画面で国番号を選択し、自分のモバイルの番号を入力
- そうすると、4桁のピンコードが届きますので、それを入力
- 認証されるとスタート画面に変わります
- スタートボタンを押すと、「Tour Pass」が立ち上がります
- 人民元の金額を指定
- 国籍、パスポート番号、名前、生年月日、中国VISAの写真、クレジットカードの入力を求めてきます
おそらくすべての情報を入力して、NEXTボタンを押すとアリペイにクレジットカードから指定の金額がチャージされるのだと思います。出発の直前には入金しようと思っています。
ただ、中国VISAの写真というのがよく判りません、短期滞在の観光客であれば日本人はVISA不要と思うので、普通の自分の写真でよいのかな。
この外国人でもアリペイが使えるようになったのは大朗報ですが、これで個人情報がすべてすいあげられるのかな。少し心配は心配ですね。