コロナ禍での理想のリモートワークの環境についてです。
コロナ前の数年前に、自分が贔屓にしている六本木のリビング・モティーフ(LIVING MOTIF)で理想の環境を見つけていたのでした。
そこには、こんな展示がされていたのでした。
フリッツ・ハンセンの照明とデスク、ハーマン ミラー イームズラウンジチェア&オットマンの組み合わせなのです。
まさしく至極の時が過ごせる組み合わせなのです。
だけど、フリッツ・ハンセンもハーマンミラーも目が飛び出るほど高価なのですね。
まずは、照明のライトです。
- REPUBLIC OF Fritz Hansen KAISER idell フロアライト ブラック
- ¥116,640
- 高さ:125cm
イケアで購入すれば、10,000万円で購入できるのでは(失礼)、そんなことはないか。
ドイツデザインのシンボルとも言える照明がフリッツ・ハンセンより復刻。
バウハウスの金属工房主任を務め、革新的なデザインを生み出していたクリスチャン・デルが1931年に発表した照明シリーズです。スイッチ周りのディテールなども当時のデザインのまま復刻されており、どこか懐かしさを感じさせる曲線が印象的。
シンプルなフォルムながら重厚さも持ち合わせ、どのような空間にも調和し、確かな存在感を感じさせるフロアランプです。職人の手によって丁寧に仕上げられたシェードにはKAISER idellの刻印が入っています。
続いてそれに組み合わせるテーブルです。
- REPUBLIC OF Fritz Hansen / フリッツ・ハンセン リトルフレンド ウォールナット
- ¥178,200
- H50〜73cm
キャスパー・サルトによってデザインされた、「小さな友達」と名付けられたこのテーブルは、持ち運ぶことを前提として生まれたデザイン。
現代的なライフスタイルに対応するべくデザインされました。ソファ横のミニテーブルやノートパソコン用のワークテーブルとして、様々なシーンで活躍します。天板に配置されたボタンを押すことにより高さを変えることが可能。
合わせる椅子の高さを選びません。また天板に持ち手になる穴が開いているので楽に移動できます。
そして、ラウンジ・チェアです。いわゆるビリーワイルダーのチェアとも呼ばれていますね。
- Herman Miller / ハーマン ミラー イームズラウンジチェア&オットマン
- ¥695,520
イームズラウンジチェア&オットマンはイームズの作品の中で最も人気が高く、永く愛されている製品のひとつです。1956年に発売された当時から現在に至るまで、似たような外観を持つ製品は一切なく、イームズの代表作と呼べるでしょう。
ウッドとレザーの調和が見事に取れたこのイームズラウンジチェア&オットマンは、クラシカルな印象でありながら現代の住空間にも映えるデザインです。クッションは一つ一つレザー張りされ、合板は7層を使用。金属部品がウッドの外観を損なわないようにクッションをシェルに固定するなど、細部にまでこだわった品質の高さを伺えます。座面は傾斜しており、脊椎下部にかかる体重の重みを背もたれに分散させる設計のため、ゆったりとした座り心地を実現しました。
数年前に清水の舞台から飛び降りる勢いで、この3点を購入したのでした。そして、このコロナ禍です。リモートワークが叫ばれる時代になるとは予期もしていませんでした。
散財したおかげで、優雅なリモートワークが過ごせる環境はありがたいです。それにしても、すべて高すぎますね。デザインの巨匠に対するご寄付かな。
そんな感じの自宅の風景です。
[追記]
フリッツ・ハンセンのフロアランプ以外は毎日利用している現在です。これなしには毎日を過ごせません。現役時代に購入しておいてよかったぞ。
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