自分が保有しているREITの一角に「タカラレーベン不動産投資法人」(3492)というものがあります。
このREITを取得した経緯はコロナ禍で2020年の3月中旬にJ-REITが急落した際に割安と思い拾わせていただいた銘柄なのです。
そして、年2回の決算期が2月と8月ですので、今回、8月期の分配金を初めていただいたのです。
- 株価 89,500円(2020年11月27日現在)
- 分配金
- 2020年8月期実績 3,029円
- 2021年2月期予想 3,000円
- 分配利回り 6.7%
という銘柄なのです。そして、名前のとおり、マンション・デベロッパーとして知られるタカラレーベンをメイン・スポンサーとするJ-REITです。保有しているポートフォリオ構築はいわゆる総合型です。
オフィス、住宅、ホテル、商業施設などを全国各地にまんべんなく持っています。だけど、比較時オフィスが多い構成です。
そして、コロナ禍では気になるこのREITに組み入れているホテルは下記の4つになります。
- ドーミーイン松山
- ホテルサンシャイン宇都宮
- ドーミーイン盛岡
- アリエッタホテル名古屋
ホテルが4つであれば、あまり気になるポートフォリオではないかと思います。
そして、何故、この「タカラレーベン不動産投資法人」をここで取り上げたかを説明します。今回届いた第5期の資産運用報告書を見てみると、この銘柄にはREITにはめずらしく株式優待が付いているのです。
- [対象] 10口以上を保有する投資主
- [基準日]2月末日・8月末日
- [優待] ヤマダホールディングスの合計2,500円相当の買い物券(500円相当×5枚)
確かに、REITのポーフォリオの中には、ヤマダ電機の店舗が含まれています。そんな関係でこの優待が付いているのでしょうか。
確かに、REITの中ではヘルスケア系の銘柄には、施設利用の際の割引を株主優待として付帯しているREITもありますが、買い物券を優待としているREITは珍しいと思った次第です。
だけど、このヤマダホールディングスの買い物券は少し使い勝手が悪いのです。購入金額の半分までしか使えないのです。
自分はまだ10口の株主ではありませんが、もしまた、急落する局面があるのであれば、10口まで買い増ししてもよいかなと思った次第です。