今年も夏がやってきました。
そして、夏と言えば、ざる蕎麦の季節です。今年は自宅で食べる蕎麦ざるをより美味しくさせるため、本格的な“蕎麦ざる”を手に入れたいと妄想したのでした。
楽天市場で検索します。1人前の蕎麦ざるならば、直径21-22センチぐらいが適当かな、ということで当たりをつけます。24センチでは少し大きすぎる感じです。
だけど、なかなかお眼鏡にかなう小さめの“蕎麦ざる”がなかなか見つかりません。安いものはベトナム産などが多いのかな。
そんな中でぴったりの商品を見つけたのでした。
- ざるそば(1人前)サイズの国産 日本製竹ざる 丸竹ざる(特小)
- サイズ:約直径21cm
- 重さ:約85g
- 素材:竹、番線(縁)
- 原産国:日本製・国産
だけどお値段が何と、1つ2,640円もするのです。家族分3つ購入しないといけないとなると少し腰が引けます。だけど、美味しいお家ざる蕎麦のためです。今回も清水の舞台から飛び降りてポチッです。
そして、自分が購入した「竹虎」さんというお店、なかなかユニークなのです。
竹虎(株)山岸竹材店は、創業明治27年(1894年)より、竹材・竹製品製造卸業として皆様にご愛顧いただいております竹材専業メーカーです。国内はもとより海外からも注目される全国唯一の虎斑竹(とらふだけ)を育む静かでのどかな竹虎の里より、竹の老舗、竹専門店ならではの「竹のある暮らし」のご提案をさせていただきます
そして、何と経営理念が「豊かな竹のある暮らし」と定められているのです。これにはまいったな。
そして、全国唯一の虎斑竹(とらふだけ)とはこんな竹なのですね。
虎斑竹(虎竹)は淡竹(ハチク)の仲間ですが、表面に虎皮状の模様が入っているところからこう呼ばれています。この模様は幹に付着した寄生菌によるとの学説もありますが、全国でも高知県須崎市安和の竹虎の里でしか生育しません。今まで各地方に移植を試みましたが何故か班ができず、植物学者の方が調べに来られた事もありますが、どうして安和でなければできないのか科学的にも解明されていない本当に不思議な竹です。
そして、数日後、その蕎麦ざるが我が家にやってきました。しっかりした造りです。おそらく一生ものという感じです。大きさもバッチリです。
そして、同封されていたお弁当箱(もちろん竹製)を見ていて、思わずうなったのでした。
何と竹製のお弁当箱を収納ケースに利用しているのです。これは、おしゃれすぎます。
会社やご自宅のデスク周りで文房具やパソコンの小物などをスッキリまとめて整理整頓、仕事の効率も上がります。
確かに万年筆のインクなどを収納するケースとしては、大変おしゃれです。これを見て、自分も欲しくなったんだな。困ったものです。
だけど、この竹虎製の竹細工、確かに“お値段以上”とお見受けしました。
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