トノバンこと加藤和彦のドキュメンタリー、時代というかノスタルジーを感じたよ

2024年6月12日(水)

先週こんなドキュメンタリーを劇場で観たよ。

  • 「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」

もちろん加藤和彦という名前は知ってはいましたが、時代的にはあまり接点がなかったかな、自分としては。その世界観もね。「ザ・フォーク・クルセダーズ」は自分と年代的にかなり違うし、「サディスティック・ミカ・バンド」はその音楽性があまり自分の趣味ではなかったので。

そんなよく知らない加藤和彦のドキュメンタリーが製作されたので、足を運んだ次第です。

2009年没。享年62歳。死因は自殺とのこと

ドキュメンタリーはこんな感じ。

日本のポピュラー音楽史に残る数々の名曲を生んだ音楽家・加藤和彦の軌跡をたどったドキュメンタリー

「ザ・フォーク・クルセダーズ」や「サディスティック・ミカ・バンド」など時代を先取りした音楽性で多くの人々に影響を与え、「トノバン」の愛称で親しまれた加藤和彦。日本初のミリオンヒットを生んだザ・フォーク・クルセダーズの結成秘話、世界進出を果たしたサディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景をとらえた貴重な映像、日本のポップスの金字塔といわれる“ヨーロッパ3部作”に隠された逸話などを紹介。さらに、不朽の名曲「あの素晴らしい愛をもう一度」を新たにレコーディングし、さまざまなジャンルのミュージシャンによって進化する楽曲の姿を映し出す。

ミュージシャン・高橋幸宏が加藤に寄せた思いから映画の企画が立ち上がり、「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」の相原裕美が企画・監督・プロデュースを担当した。

2024年製作/118分

映画で知ったこと。

竹内まりあのデビューシングル「戻っておいで・私の時間」は、作詞: 安井かずみ 作曲: 加藤和彦というすごい組み合わせだったんだね。ちなみに「不思議なピーチパイ」もこの2人のコンビです。映画にはその辺りの逸話も聞けますよ。

自分的には冒頭で述べた通り、あまり聴き込んだという人ではないのですが、晩年はよくセレブ雑誌でそのライフスタイル、いわゆるヨーロッパ志向の強いということで見かけていましたね。

そして、自分的にはこの加藤和彦が死ぬ前に軽井沢で会ったという人のことを知っているのです。何かの縁でこの話しの顛末を知っているのです。

そして、ミカバンドの福井ミカさんも波乱万丈の人生を送ったんだね。

時代を感じさせるドキュメンタリーでした。

劇場は白い髪の年配の方がたくさんいらっしゃって、びっくりでした。

2024年3月2日(土) 本日は感激したよ。本日から2週間、“午前十時の映画祭”であの「愛と哀しみのボレロ」をやるではありませんか。何...
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

あの素晴しい日々 加藤和彦、「加藤和彦」を語る [ 加藤和彦 ]
価格:3,300円(税込、送料無料) (2024/6/12時点)



スポンサーリンク
レクタングル(大)広告