数日前、発行を依頼していた「Kyash Card」が届いたのです。
申し込んでから約1カ月程度かかったことになります。
封筒に入っているのは、台紙に張り付けたKyash Cardだけという本当にミニマルな形で封筒が届いたのでした。
台紙には、カード番号や限度額のお知らせ等は一切なく、ただ送り先の住所とロゴとQRコードだけが書いてあるだけです。すごい形で届くカードです。
Kyash Cardは一言で言うと、このカードで決済すれば1%分が必ず還元されるということです。そして、Kyash Cardに紐づけするクレジットカードのポイントも普通にたまります。
お店では、Kyash Cardで決済すれば、実際には紐づけしたクレジットカードで決済されるということになります。クレジットカード側の決済先はKyashとして、明細には上がってきます。
そんな、Kyash Cardですがスマホアプリとも連動しています。
今まで自分が利用していた旧リアルカードは今回、名称が変わり、Kyash Card Liteとなったのでした。そして、スマホアプリには、この旧リアルカードが登録されています。
新カードが届いた後に、アプリを見ると、まずカードを有効化して下さい、という指示が出ます。有効にするカード情報(今回届いたKyash Cardのカード番号など)が自動的に表示されますので、有効化のボタンをポチッします。
すぐに有効化が完了し、次のとおり表示されます。カード設定が変更されました、という表示も。
- ポイント還元率1%
- 海外実店舗利用
- ご利用限度額の引き上げ
今回、新しいKyash Cardになって変更された主な点は以下のとおりです。
- 1回あたりの決済上限 30万円
- 月あたりの決済上限 100万円
- 海外利用は実店舗でも利用可(今まではオンラインのみ)
しかし、Kyash Cardで一番気をつけないといけないのは以下の点です。
月あたりの還元対象決済上限(1%還元)が12万円までなのです。合計で月当たりの決済が12万円を超えたら、このKyash Cardで決済する意味がなくなるということです。
そして、気づいたのがこの12万円以上の決済防止策として、月の利用限度額を12万にしておけばよいということです。スマホアプリで自分で決済上限を変更できるのです。
そして、自分が疑問に思っていたのが、今まで持っていたKyash Card Lite(旧リアルカード)はどのように処分すればよいのかということです。解約を申し出ないといけないかと思っていました。
そして、Q&Aで回答を見つけたのでした。
新しいKyash Card有効化(切り替え)された場合、Kyash Card Lite(旧リアルカード)は利用いただけなる、と記載されていました。
自動的に解約のような扱いになるのでしょう。
ただ、このKyash Cardは年会費は無料ですが、発行手数料として900円が必要になります。そして、有効期限(5年)が切れた際も、発行手数料900円を支払って再発行する必要があります。
Kyash Card Lite(旧リアルカード)では実店舗で決済できないこともしばしばありましたが、新しくなったKyash Cardはどうなのでしょうか。
だけど、このKyash Card決済で1%還元してくれる事業モデルが今一わからないんだな。
ビックプレーヤー同士の熾烈な戦いの場になったスマホ決済ですが、果たしてKyash Cardは生き残れるのでしょうか。