新型コロナウイルスで政府が1人10万円(正式名は特別定額給付金)を支給するというのが、すでにネット受付が始まっているとは、自分は全く知らなかったのです。
別のところに住む家族から教えてもらったのでした。
ネットでの受付先は「ぴったりサービス – マイナポータル」というところです。
東京都で見れば、5月7日現在、62区市町村が申請受付を可能になっています。
まずは、申請端末の状況です。端末の動作環境も自動的に判断してくれるようです。
- OSの種類とバージョン
- ブラウザの種類とバージョン
- マイナポータルAPのインストール
自分はWindows10環境で、ブラウザはchromeです。
マイナポータルAPのインストールだけはしていなかったので、指示に従ってインストールをしたのでした。
あと必要なのは、当然中の当然で、マイナンバーカードです。マイナンバー(個人番号)が記載された顔写真付のカードです。これがないとネット申請できません。
それと、マイナンバーカードを読み取るカードリーダーが必要です。自分の場合は、ソニーのICカードリーダー(RC-S380)というものを利用したのでした。
ここまで揃えば、後は「ぴったりサービス – マイナポータル」上で申請を始めます。
まずは、郵便番号もしくは市町村名を入力して、検索します。
特別定額給付金にチェックを入れます。
そうすると自動的にマイナンバーカードの情報を読み込んでくれます。住所などの入力の手間はありません。
家族分を一緒に申請もできます。その場合は、家族の個々のマイナンバーカードは必要ありません。
家族の名前を漢字とカナで入力するだけです。
もう一つは、申請者のメールアドレスを入力するだけです。
そして、振込先口座の情報をアップロードする必要がありますので、通帳などの写真も必要となります。
極めて簡単に申請できます。
そして、最後に自分のマイナンバーカードに登録してあるパスワードをに入力しないといけないんだな。受け取り時に設定したようです。そんなパスワード設定したかな、と思う人がほとんどだと思います。
そして、パスワードは5回間違うと窓口に行く必要があります。
自分の家族はここでパスワードをクリアできなかったようです。
そして、自分は1回間違えて、何とか2回目ででクリアできたのでした。
ここが最大の難関だと思った次第です。
申請が完了すれば、登録したメールアドレスに、「申請書PDFファイル控えの送信のご連絡」が届きます。
自分の場合は、5月6日(水)の20時頃にこの申請の手続きをしたのですが、果たして振込はいつになるのでしょうか。
そして、今回利用したカードリーダーは来年から始まる青色申告の優遇制度にも利用できます。ネット経由で確定申告を行えば(e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請)、青色申告の控除額10万円ほどふえる、という法改正にも対応できますので、一家に1カードリーダーが必要な時代ですね。
但し、現在、amazonでは一時的に品切れのようです。