それはGWの終わりの日、5月6日(水)の振替休日のことでした。
自宅で何気にJ-WAVEを聞いていると、広告でもないのに、誰かは忘れましたがその番組のパーソナリティを務めている人が、乃木坂にあるお寿司屋さんの「かざま」さんが3,500円でお寿司をデリバリーしており、注文時にJ-WAVEを聞いたと言ってくれればビールの小缶2つをプレゼントします、ということを話されたのでした。
おそらくですが、パーソナリティの方が贔屓にしているお店で、何気におしゃべりの中で紹介されたのだと思った次第です。
そして、このGWは恒例の土曜日の夕食以外は日常品の買い物のみで、夜も自宅で料理して食事をとっていたのでした。
そんな折の、この情報です。家族に聞くと、是非食べたいということに相成って、夕食にデリバリーしてもらうことにしたのでした。
お店は、鮨處「かざま」さんです。
- 東京都港区南青山1丁目22−5
- 電話:03-3401-4595
- アクセス:乃木坂駅から130m
HPで確認すると、メニューはおまかせコースのみで、“かざまのおまかせ” ¥15,000〜からという高級店ですね。
自分は知らなかったお店なのです。
「鮨處 かざま」店主 風間裕二さんの言葉です。
やりすぎない。
仰々しくせず、控えめに。
そしてふたたび挑戦、
「鮨處かざま」の正直な味を。お客様から「これできる?」と尋ねられたとき、
すぐに「できますよ」と応えたい。
おいしくては、当たり前。
ならば、この空間と時間を気持ちよくお過ごしいただけるよう、
精一杯、仕込みをして段取りをして、
でも、やりすぎず、仰々しくせず、控えめに。そして、正直にお客様へおもてなしを。
それが、「鮨處かざま」の姿です。
そして、鮨處「かざま」のこだわりです。
シャリにこだわる やはり、「寿司はシャリが一番難しい」。
寿司は、魚はもちろん、シャリが大事。
米の一粒一粒が立って、ネタとバランスのとれたシャリが理想。
「かざま」のシャリは、粘り気が少なく、 一粒一粒が立った庄内米、秋田米、 新潟米などの古米を毎年ブレンドしてつくりあげています。
さらに徹底しているのは、季節やその日の天候に合わせて、 米の配合を変えているのも、店主のこだわりのひとつ。
寿司職人にとっては、シャリはまさに命。 小さな一粒に、かざまの魂がつまっています。
そして、夕食時はあいにく東京は雷が鳴り土砂降りの雨です。
そんな中、お店の若い衆がにぎりを3つ届けてくれたのです。ビールとお吸い物も付いてきます。
にぎり8貫、巻物3貫という構成です。
にぎりは、
- 中トロ
- 赤身
- ほたて
- かつお
- えび
- かに
- 白身
- いくら
そして、家族全員がうなったのは、やはりシャリです。お米が本当に立っているんだな。その絶妙なバランスがよいですね。
にぎりでは、“かつお”と“えび”が納得のおいしさだったのです。かにも身が厚くて食べ応えあります。これで、デリバリーしてもらって3,500円(税別)は値段以上の価値のあるにぎりだったと思います。
デリバリーしてもらった若い衆に妻が聞いたところによると、J-WAVEを聞いて注文したのは我が家が第1号だったとのことでした。みんなラジオを聞いていないのかな。
そんな感じでGWの最後の夜は大満足のお寿司をいただき、ほっこりしたのでした。