JALの「AGORA」でも塩のお話が。フランスの有名な塩の産地はゲランドとカマルグ。そこのフルール・ド・セルがよさそうな

先日、ブログ記事にもした葉加瀬太郎さんがパーソナリティを務める「ANA WORLD AIR CURRENT」という番組でのソルトコーディネーターの方を招いての塩がメインの話しの続きです。

その塩の話しで自分も入手したいなと思ったのは、パキスタン産のピンク色のヒマラヤ岩塩です。

そして、先日、JALから届いた情報誌「AGORA」(アゴラ)5月号の中にも塩の記事を見つけたのでした。

その記事は「現地発、みやげ通信」という記事です。文と撮影は、加納雪乃さんという方ですね。こちらはフランス産の塩のお話しです。

“味付けの決め手”という題目です。

美食の国フランスの料理人は、料理を美味しくするポイントは、“食材、味付け、加熱”だと口を揃えて言う。“味付け”と聞いてまず頭に浮かぶのは、日本では醤油だろうか。一方のフランスでは、塩と答える人がほとんどだろう。

食に情熱をもつ人が多い国だけに、味付けの決め手となる塩の種類は実に豊富だ。スーパーマーケットを覗けば、産地別、製造法別、香り付きのものなど、さまざまな塩と出会える。

フランス人は、粒子が細かい万能タイプの塩に加えて、パスタを茹でる時や、魚や野菜の塩釜焼きなどを作る時には廉価な粗塩を使う。そして、肉や魚のグリルに振りかけたり、ドレッシングの味を調えたりする時には、ミネラル豊富で味わい深いフルール・ド・セルと呼ばれる、天日製法の塩の表面にできる希少な結晶を利用するなど、使い分けを楽しんでいる。

ハーブ入り、唐辛子入り、黒トリュフ風味などの味付け塩も種類豊富で、手軽に料理の味に変化を加えられる。

フランスの有名な塩の産地は、大西洋に面したゲランドと地中海に面したカマルグ。どちらも、海水が染み込む湿地帯であることと、水分蒸発を促す風と太陽という、良質な天日干し塩づくりに必要な条件を備えており、自然の恵みを利用した伝統的な製法が今なお継承されている。

ここで作られる自然の風味に満ちた塩の美味しさは格別だ。

お土産に持ち帰り、料理や菓子の味付けに使えば、いつもの味がワンランクアップ。フランスの食文化の奥深さを感じられるだろう。

そして、具体的に紹介されていた塩は、下記の4つでした。

  • 「Le Paludier de Guerande」(6.15ユーロ)
    • 塩の名産地ゲランドのフルール・ド・セル。ミネラルたっぷりの塩のうま味を感じる
  • 「Grand cru de Batz」(14.9ユーロ)
    • 香ばしい燻製の香りが魅力的。炭火焼きの肉や野菜などにぴったり
  • 「Provence Tradition」(5.7ユーロ)
    • タイムやローズマリーなど南仏のハーブが香る、カマルグ産フルール・ド・セル
  • 「La Grande Epicerie Paris」(13.10ユーロ)
    • 黒トリュフの香りが食欲をそそる。フライドポテトや天ぷらにいかがだろうか

そして、こんなお塩が購入できるお店も紹介されています。

  • La Grande Epicerie de Paris Rive Gauche
  • (住所)38, rue de Sevres 75007 Paris
  • www.lagrandeepicerie.com

パリではこんなお土産を買いたいなと思った次第です。特に黒トリュフ入りのお塩に興味を持ったんだな。確かに、天ぷらが数段旨くなるだろうと、妄想中なのです。

だけど、フランスにはいつ頃行けるのでしょうか。

今日はそんなお塩の紹介でした。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告