先日は、麻布十番にある「饂飩くろさわ」にカレー南蛮のリベンジに出かけたのでした。
事の発端は数週間前に六本木のテレ朝通りにある蕎麦のくろさわにカレー南蛮があると思って出かけたのでしたが、蕎麦のくろさわにはカレー南蛮は扱っていません、カレー南蛮があるのはうどんのくろさわの方と店員さんから冷たく言われたのでした。
間違って入ったしまった自分が悪いのですが、また10日もするとカレー南蛮が食べたくなるんだな。
そして、おいしいカレー南蛮が単純に食べたいのです。
このブログでも何回も書きましたが、自分が食べたカレー南蛮で一番うまかったのが、山形肉そばの名店「桃山 六本木店」の「カレーかけそば」(600円)だったのです。
ですが、1年前にビルの解体に伴って閉店です。今は東京には大手町を残すのみなのです。
それから、ランチにいろんなカレー南蛮を食べてみたのですが、やっぱりしっくりこないんだな。
という訳で、今回は麻布十番商店街の「饂飩 くろさわ」にカレー南蛮だけを求めて突撃です。
麻布十番と言っても、そこはもう先は六本木ヒルズに近い位置になります。
13時頃に入店です。暖簾をくぐると、正面にはカウンター席、左側にはテーブル席です。
店内は3割程度の入りでした。小ぎれいな店内です。
さっそくテーブル席に座って、メニューを一瞥しますが、今日は注文するものはガチで決まっているのでした。
定員さんに“黒豚カレー南蛮うどん”(1,200円)を注文すると、店員さんは、今日はメンチカツがまだありますよ、と合いの手が入りました。
名物なんですか?と聞くと、そうですよという返事です。
それならお願いします、という他はありません。
カレー南蛮とメンチカツのハイブリッドなランチになったのでした。
で、メニューには“黒豚カレー南蛮うどん”は、「当店不動の一番人気、柔らかく炊いた黒豚三枚肉がたまりません」とあるではないですか。
こちらもたまりません。
そして、店内を見渡すと、数量限定 黒豚メンチカツ(350円)の張り紙です。
どうやら、このメンチカツだけの注文はできないようです。
待つこと5分。まずは、印象的な紙袋に入ったメンチカツがサーブされました。かなり巨大でボリューミーな感じです。
一口噛んでみると、肉汁がジュワーと湧き出てくるのです。味は濃くはありませんが、黒豚の肉のうまさが実感できるメンチカツです。
前菜としては十分な量でしょうか。いや、十分すぎる量です。
丁度、このメンチカツとの格闘が終わる頃に、お目当てのカレー南蛮の登場です。
器はかなり小ぶりです。肉がゴロゴロと入っています。
だけど、野菜の玉ねぎとパプリカの大きさにいやな予感がするんだな。
まずはスープを一口。何か違和感が。
こちらのカレー南蛮のスープはこくはあるのですが、カレーが甘いんだな。
この味は自分は好きではないな。うどんは普通に美味しいです。
やっぱり、玉ねぎとパプリカはいらないな。家庭のカレーを連想するんだな。
但し、黒豚三枚肉はまるでラーメン二郎のチャーシューのようにゴロゴロとして柔らかく美味しいお肉です。
完食してもやっぱりスープが甘いのが残念だなと思いました。
そして、お会計はメニュー表が税別価格だったので、合わせて1,705円とランチにしては高額になりました。だけど、決済はクレジットカードが利用できます。
だけど、されどカレー南蛮です。本当にうまいカレー南蛮はなかなか見つからないな。
美味いカレー南蛮探しの旅は続くのです。