iPhoneの最新機種で使えるesimはアフリカ、中東、南米等の国に行くには大変有効。現地でuberすぐに使いたい

日本で販売されるiPhone XS、XS Max、XRは、すべてeSIMに対応している。これは、ドコモ、au、ソフトバンクが販売しているものだけでなく、SIMフリー版も同じ。ただし、キャリアが取り扱うiPhoneには、SIMロックがかかっているため、他社のSIMカードを認識しない。eSIMもこの影響を受け、SIMロックありのままだと利用できません

要は、最新のiPhoneはeSIMという書き換え可能な内蔵SIMを搭載しており、このデータを購入して使用できるSIMにできるというもの。

eSIMの書き込み方法は2種類あり、提供するキャリアがどちらかを選ぶ仕組みだ。

  • 1つがキャリアが用意したQRコードを読み取る方法。
  • もう1つが、アプリをインストールし、そこからeSIMを書き込む方法。

前者は、キャリアが提供するQRコードを用意したあと、「設定」アプリの中から「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」を選択。すると、QRコードを読み取るためのカメラが立ち上がる。これで、手元にあるQRコードを読み取るもの。

東南アジア、ヨーロッパや北米などはamazonで販売しているsimカードを事前に購入して持参するのだが、中東やアフリカなどに対応しているSIMカードを日本で事前購入するのは今回探してみて難しいかな。

自分は、今回、エジプト旅行をするので、保険のためにエジプト向けeSIMデータプランを提供している「MTX Connect」という会社のサービスを利用を、日本で事前に仕込んで持って行った。ちなみに、eSIMというのを初めて利用しました。

この会社が提供しているデータプランは下記のとおり。

  • Optimal Daily 350MB/1day €3.49(\439)
  • Unlimited Daily 1day €9.99(\1257)
  • Big Data(Anywhere) 1GB/15day €14.95(\1,882)
  • Monster Data(Anywhere) 2GB/15day €24.95(\3,140)

そして、自分はBig Dataの1GB/15dayのプランを選んだ。

まずは、「MTX Connect」のHPに行って、

  1. eSIMのオーダーボタンをクリック。Eメール、名前など最低必要な住所等を入力。MAKE PATMENTボタンをクリック。
  2. クレジットカード情報を入力。支払完了後、情報等が記載されたメールが届きます。
  3. 自分はメールのQRコードは読み込めなかったので、スマホの「MTX Connect」アプリに手入力した。パスワードがわからなかったが、再設定をしてログイン。すると、ちゃんと7ユーロがチャージ済みと表示されます。
  4. 次に、画面上部の「ADD BALANCE」をクリックして、BANK CARDを選択します。選択できるチャージは10ユーロ刻みですので、自分の希望する金額を選択し、クレジットカード情報を入力。
  5. 次の画面でアクティベイトボタンを右にスライドさせます。
  6. これで事前準備は完了。

現地についてすぐに使えるかどうか、試してみます。結果は、今回は経由地のフランクフルトのsenatorラウンジで実際に電波を捕まえるか、実験してみました。

理由はwifi環境のあるところで実際に使えるところまで、手続きをすませたかったためです。

多少手順等で苦戦しましたが、実際に使えることを確認できました。これで、深夜02:20着のフライトですが、エジプトでも間違いなく、使えます。

そして、実際、カイロ空港到着と同時に、何の問題もなく、利用できました。

このeSIMですが、一番いいのは現地の空港などで調達するのが一番良いとは思いますが、訪問国によっては、事前に準備できるSIMカードとして十分利用に価値があると判断できました。

ただ、多少割高ですが、一種の保険ですね。

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