新しいKyash Cardの登場の案内が届く。海外でもお店で利用可能になった。最大の不満が1%還元が月12万円までの据え置き

先日、“新しいKyash Cardの登場”というEメールがKyash Cardより届きました。

現在のKyashが提供するサービスは、スマホでのアプリとしての「Kyash Card Virtual」と「リアルカード」の2つがあります。

自分はKyashの「リアルカード」を現在、利用しています。

理由はクレジットカードとKyashカードでのポイント2重取りができるからです。

2重取りできる仕組みは、Kyashカードにはクレジットカードを紐づけしなければなりません。店頭などではこのKyash リアルカードで決済することによって、Kyashポイントで1%分が還元されます。そして、Kyashカードに紐づけされたクレジットカードに同時に請求されます。

そうすると、Kyash カードの1%分とクレジットカードのポイント分が2重に貯まることになります。クレジットカードの明細書には、こんな感じで利用先がKyashとして乗ってきます。

だけど実際に利用してみると、ブランドはVISAなのですが、使えないところも多々あるようです。これが現行のKyash リアルカードの欠点だと思います。

現行のKyash リアルカードにもいろいろ利用制限があります。

  • 海外利用ではオンライン決済のみ
  • 24時間あたりの決済上限 5万円
  • 月あたりの決済上限 12万円

現在のリアルカードは年会費は無料なのですが、今回届いたEメールには、2020年に「Kyash Card」発行と同時にリアルカードは「Kyash Card Lite」に名称変更し、有料となります、との記載があります。さらに、2020年4月1日からは還元率が0.5%になります。

そして、今回、新しく発行する「Kyash Card」です。

大きな違いを明記すると、

  • ICチップ搭載(4桁暗唱番号)
  • VISAタッチ決済
  • 海外利用 店頭での利用OK
  • 24時間あたりの決済上限 30万円
  • 月あたりの決済上限 100万円
  • ポイント還元率 1%
  • 月あたりの還元対象決済上限 12万円
  • 年会費 無料
  • 本人確認書類 必要

ということは、現行のリアルカードは解約して、皆さん、新しい「Kyash Card」に移行しないとダメですよ、ということをつきつけられているのでしょう。

まあ、現行のリアルカードは還元率が0.5%に改悪され、年会費も有料になるのであればたまったものではありません。

ただ、新しいカードになっても、1%の還元率の上限は月12万円までというのが、やはり最大の不満点ですね。

ただ、このKyashの1%還元はどこからその原資をひねり出しているのか、今一よくわかりません。まあ、月当たりの1%還元する上限を設けないと大変なことになる、ビジネスモデルということだけはわかります。

ただ、現在のリアルカードを利用してみて、1%還元されるKyashポイントは非常に使い勝手がよいです。ポイント残高があれば、自動的に次の決済時に1ポイントが1円相当で決済金額から割引されます。

ということで、実際に新しい「Kyash Card」が発行されると、現行のリアルカードは即廃止しなければなりませんね。

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