カテゴリー: 旅行

  • 福島空港5,000円キャッシュバックキャンペーン、何と太っ腹な企画、羽田から便がないのが残念だな

    福島空港5,000円キャッシュバックキャンペーン、何と太っ腹な企画、羽田から便がないのが残念だな

    何とも太っ腹なキャンペーンが11月1日より始まります。福島空港に発着するだけで1回5,000円がもらえるという夢のようなキャンペーンなのです。

    題して、「福島空港5,000円キャッシュバックキャンペーン」なのです。

    福島空港発着の定期便(大阪・札幌/期間限定便を含む)を利用した方を対象に、 1回の利用につきお一人様5,000円をキャッシュバックするキャンペーンを実施します。(対象席数 26,000席) キャンペーンの詳細については、下記及びこちらをご確認ください。

    こちらは、航空会社とタイアップしたキャンペーンではなく、福島空港独自(というか福島県)のキャンペーンのようです。路線維持の搭乗率確保の苦肉の施策なのかな。

    詳細はこんな感じです。

    • キャンペーン期間
      • 令和3年11月1日(月)~令和4年1月10日(月・祝)
    • 対象
      • キャンペーン期間中に、福島空港発着の定期便(期間限定便を含む)を旅客として利用された方
    • 手続き方法
      • 空港ターミナルビル内にキャッシュバック専用のカウンターを設置しますので、そちらで受取証を受け取り、氏名を記入し、キャッシュバックを受けてください。
      • キャッシュバックはご利用日当日、専用カウンターでのみ行いますので、ご注意ください。
      • (出発便を利用の場合) ご利用日当日、福島空港搭乗待合室内のキャッシュバック専用カウンターにて、受取証に氏名を記入し、キャッシュバックを受けてください。
      • (到着便をご利用の場合) ご利用日当日、福島空港手荷物受取所内のキャッシュバック専用カウンターにて、受取証に氏名を記入し、キャッシュバックを受けてください。
    • 注意事項
      • 新型コロナウイルス感染拡大の状況等に応じて、キャンペーンを中止する場合があります。
      • 中止とする場合は、福島空港ホームページにてお知らせいたします。

    このキャンペーンのおいしいところは、特典航空券でもキャッシュバックを受けられるところでしょう。

    だけど東京に住んでいる方がこの企画に参入しようとすると、一旦、伊丹か千歳にいく必要があり、特典航空券を使ったとしてもかなりのマイルを利用しないといけないので、少し無理があるのかな。

    大阪と札幌に住んでいる人にとっては、タッチで往復10,000円もらえるという夢のような企画ですね。

  • 昔、中田英寿さんが所属していたペルージャの街は、坂道だらけの街だよ、ローマから2時間

    昔、中田英寿さんが所属していたペルージャの街は、坂道だらけの街だよ、ローマから2時間

    2021年10月のイタリア一人旅です。

    ローマは今までに何回も来ているので観光はパスして、1泊で切り上げます。

    そして、今回の旅の唯一の目的であるペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)のブルネロクチネリを訪問するために滞在するペルージャを目指します

    まずはテルミニ駅を目指します。きっぷの窓口でお姉さんにペルージャまでの2等席の発券をお願いしました。

    実際にテルミニ駅に来て、欧州の鉄道の非効率さを思い出したのです。

    出発便のプラットホームがなかなか決まらないのです。自分の乗る便の列車のプラットホームを、電光掲示板に表示されるまで、わからないのです。この非効率なシステムどうにかならないものでしょうか。

    何とか、テルミニ駅発10時16分の高速鉄道に乗車できました。

    この電車では、発車後、社内でチケットの確認は行われましたが、グリーンパスの提示は求められませんでした

    ペルージャまで、約2時間の乗車時間です。イタリアの内陸部、ウンブリア州の車窓が流れていきます。

    ペルージャに近づいていく(25分ぐらい手前)には、観光地で有名なアッシジ(Assisi)を通過したのでした。こんなに近いのであれば、ペルージャに宿をとって、アッシジも観光できますね。

    そして、初ペルージャです。あの中田英寿さんが3年間、サッカー人生を送った街なのですね。駅前の第一印象はかなりの田舎ですね。駅前のタクシー乗り場にタクシー待ちが1台もいなかったのもその印象です。

    ネットで調べた情報では、ペルージャの街は坂道だらけで、移動は徒歩では不可能ということでした。駅前から迷わずタクシーを待ちます。ホテルはペルージャで一番メインの旧市街下に位置する「ホテル サンガロ パレス」を予約しておいたのですが、ホテルまではタクシーで11ユーロかな。

    とにかく距離的にはそんなにないのですが、何せ坂道だらけなので、結構しんどい街ですね。

    そして、びっくりしたのは、情報どおり、旧市街のメイン通りは本当に何もないのですね。ゆっくり歩いて10分もあれば端から端まで歩けます。レストラン以外はほとんどないメイン通りです。ウンブリアの中心都市がこんな感じとは大変驚きました。

    だけど、綺麗な趣のあるイタリアの街といった風情ですね。

    自分でも、ブルネロクチネリを訪問する以外の目的で滞在することはまずないのかな

    この街に2日滞在です。少し無謀かな?

    ペルージャの「ホテル サンガロ パレス」はお薦めできるホテル、アッシジ観光にも最適だよ





  • 2021年10月のローマの街角の風景。トレヴィの泉近くの通りのレストランのテラス席は人がびっしり。ドン引きしたぞ

    2021年10月のローマの街角の風景。トレヴィの泉近くの通りのレストランのテラス席は人がびっしり。ドン引きしたぞ

    昨日のブログでは、ローマ・テルミニ駅近くの「DoubleTree by Hilton Rome Monti」に宿泊した記事を書きました。

    今日はコロナ禍でのイタリアの様子(自分が回った都市は、ローマ・フィレンツェ・ペルージャ・ミラノ)、主にアジアからの観光客としての目で述べたいと思います。

    はっきり言って、アジア系の観光客は空港・駅・街中でも全く見ません。ましてや、団体客などは欧米の団体も含めて見ません。唯一の例外は、ローマのトレヴィの泉の横道で見た、旗を持った人に連れられた団体のみだったです。

    それと、ペルージャのホテルのレストランではドイツ系の団体客とは遭遇したのが、唯一です。こんな状態のイタリアの主要都市ですが、唯一、たまげたのはトレヴィの泉近くの横道のレステラン街だったかな。

    通り沿いのテーブルにお客さんがびっしりと座り、マスクなしで食事をしている風景にはドン引きしました。(都知事の小池さんが見たら、激怒するでしょう。)

    自分も昼食をとる必要があったのですが、さすがにこのトレヴィの泉近くの横道のレストランでランチを食する気持ちにはなりませんでした。

    そして、ローマはホロロマーノもトレヴィの泉も徒歩圏内で回れるのですね。自分の宿泊したテルミニ駅の近くからは徒歩で30分ぐらい歩けばいいぐらいです。一人旅であれば、全く問題ありません。

    だけど、時刻は2時過ぎです。やっぱりお腹が空くのね。

    1人なので、大盛りになったパスタ等に食指は動きません。日本から着いたばかりというのに、中華料理に逃げてしまうのです。

    トレヴィの泉近くのチャイニーズでまったりです。お店はこちらです。

    • RISTORANTE Zhong Yi
    • Piazza Dell’ Oratorio 50 50mt Da Fontana Di Trevi, 00187 Rome (Trevi 0.1 miles from Trevi Fountain)

    テラス席を確保します。あとで気づいたのですが、今回はすべてのレストランでワクチン接種証明のいわゆるスマホのグリーンパス(日本の自治体が発行する英文のワクチン接種証明書でも代用可でした)の提示が求められますが、テラス席だったので提示を求められなかったのですね。

    ローマの平日の午後、テラスでPERONIビールをまったりです。注文した料理はダックの炒めもの(Stewed Duck, 6.5ユーロ)です。やっぱりダックはうまいね。

    東京の家族とLineで話しながらのローマでボッチ飯です。これもまた良し。ビールがぐいぐいすすみます。

    ローマの街中ですが、マスクをちゃんと付けている人は2割かな。但し、公共的な屋内は100%となります。あのイタリア人がと思えるほどの装着率です。

    テレヴィの泉の有名なところに行くとEU圏内の観光客が一杯のローマでした。まあ、ローマは変わらずといったところです。

  • ローマ・テルミニ駅近くの「DoubleTree by Hilton Rome Monti」は小ぶりで清潔・交通の便よしで、お薦めできるホテル

    ローマ・テルミニ駅近くの「DoubleTree by Hilton Rome Monti」は小ぶりで清潔・交通の便よしで、お薦めできるホテル

    2021年10月のイタリアの旅に戻ります。

    スリなどであの悪名高いローマの鉄道の玄関口のテルミニ駅でも観光客が少ないせいか、なんとなく以前と違い、閑散としているのです。

    おそらくスリもカモの観光客が減少しており、あまり徘徊していないのかな。だけど、5年ぶりぐらいのローマのテルミニ駅です。馴染んだ駅の光景が蘇ります。

    そして、今回のローマでの宿泊は、当然、ホテル修行(今回はヒルトンの方)を兼ねており、ヒルトン系のホテルを選択したのでした。選択したホテルはこちらです。

    • DoubleTree by Hilton Rome Monti(ダブルツリー バイ ヒルトン ローマ モンティ)
    • 住所:(Piazza dell’Esquilino, 1, Rome, 00185, Italy)

    今回のホテル選びの基準は、ローマにはいくつかのヒルトン系列のホテルはありますが、

    1. 移動に便利なようにテルミニ駅近くのホテル
    2. 1人旅ですので、リーズナブルな料金

    ということで、こちらのホテルを選んだ次第です。料金はすべて込みで172ユーロでした。

    実際にテルミニ駅から歩くと、4分程度であり、移動には至極便利です。こちらに1泊します。

    だけど、こちらのホテル、入り口がホテルらしくなく、かつ大きな看板もないので、最初は非常に見つけづらいです。ローマの街の中に溶け込むような外装です。

    自分も1回では見つけきらず、周辺を1周したのでした。

    0階(イタリアでの1階のこと)のロビーフロアーには緑が入り、かなりカジュアルな内装です。お昼12時くらいのチェックインでしたが、(ダイヤモンド会員もあるのかな)すぐにチェックイン手続きをしてくれました。

    お部屋はシンプルながら、角部屋の道路の緑地帯側の非常に快適な雰囲気のお部屋をあてがってくれたようです。お部屋のアップグレードというより、よいロケーションのお部屋をあてがってくれたようです。

    ダブルツリーですので、バスタブはありませんが、快適なシャワーで何の問題もありません。

    そして、朝食です。ダイヤモンド会員ですので、朝食は無料です。ありがたや。

    そして、朝食でビックリしたのでした。ドリンクも食事も自分で取ってはいけないのです。すべて、係の人にどれが欲しいか指示して、お皿にとってもらう方式になっています。ドリンクもです。自分はドリンクぐらいは自分で注いでもいいかと思い、自分でしたら、叱られたのです。

    今回の旅行のホテル朝食はどのホテルでもすべてこの方式でしたので、おそらく政府か自治体からの指示なのかな。この点では、日本の方が少し融通が効いているかな。

    こちらのホテルの朝食は、スクランブルエッグやハム類など、定番中の定番のみです。バラエティ豊かではありません。まあ、あのミラノのヒルトンでも同じようなメニューだったので、このご時世、しかたがないのかな。

    しかし、朝食会場はかなり満員状態だったので(自分の退席後は)、宿泊客の多さにも驚いたのです。

    テルミニ駅近くで清潔なホテルでヒルトン系列のホテルをお探しであれば、非常にお薦めできるホテルです。



  • 突然の画家志望の方にはバルセロナのピカソ美術館に行ってこい、伊集院静さんのウンチクのある名言

    突然の画家志望の方にはバルセロナのピカソ美術館に行ってこい、伊集院静さんのウンチクのある名言

    イタリアへの旅のブログから今日は脱線です。

    それは、先日届いた雑誌に自分に非常にささる、ある一文が掲載されていたのです。

    その雑誌とは、クレジットカードのダイナースが発行する「SIGNATURE」(シグネチャー)の11月号です。そして、この雑誌の冒頭には、伊集院静さんの「旅と言葉」というエッセイが掲載されているのです。伊集院さんは約2年間ほど病気療養のため中断され、今回復帰されて今回が2回目のエッセイです。

    今回のタイトルは、“モンセラット”です。

    (前略)

    バルセロナの一角にピカソ美術館があり、彼の“青の時代”の名作が何点かあるが、興味深いのは、ここにピカソが幼少(四・五歳)の折に描いた鳩の絵があり、彼の十歳前後のマラガ時代に描いたデッサンも、大きな油彩作品と展示してある。「よくここまで幼少の頃、まだ十歳前後でこれだけの作品が描けたものだ」とたいがいの人は感心し、近代の巨匠の本当の力量を見直す

    これは嘘のような話だが、関西の或る老舗の会社の跡継ぎが急に画家になると言い出し、皆をあわてさせ、親も周囲の人もどうゆうわけか私に相談に来た。

    「バルセロナのピカソ美術館に行って、ピカソの幼少、若い時の作品を見せなさい」

    嘘のような話だが、跡継ぎはそこに立ち、ほどなく志望を変えたそうだ

    非常に含蓄のある先生のお話しです。だけど、バルセロナには自分は数回訪問したことがあるのですが、このピカソ美術館には行ってないな。

    何かとち狂って、画家志望を相談されたら、自分もこのフレーズを使わせてもらおうと思った次第です。よいお話しを聞かせていただきました。

    そして、今回の伊集院さんのメインの話しは、バルセロナ郊外にあるモンセラットという修道院にある“黒いマリア”のことなのです。黒いマリアの前で祈り、銅像のある部分を撫でると奇跡が起こるという言い伝えがあるのです。

    伊集院さんもご家族の病気回復を願って、奥さん(あの篠ひろ子さん)と一緒にお参りに行ったという話しなのです。

    実は自分も以前に伊集院さんがこの話題について書かれたエッセイを読んで、自分にも奇跡が起こらないか(訪問した気持ちが邪だったため、自分には奇跡が起こらなかったが)と思い、バルセロナを訪問した際に、家族でこのモンセラットの“黒いマリア”を訪ねたのでした。

    バルセロナからは電車で約1時間で行けますので、時間があれば訪問されるとよいと思います。岩だらけの崖の上に立つ修道院です。コロナ前であれば、ヨーロッパ中から観光客が集まる場所でしたが、今はどうなのかな?

    そして、このモンセラットの修道院の話しになると思い出すのが、スペインが生んだオペラ歌手のモンセラット・カバリエなのですね。スペインの至宝と呼ばれる歌い手ですが、有名なのはあのバルセロナオリンピックの開会式でフレディ・マーキュリーと一緒に「バルセロナ」を唄ったステージが思い起こされます。

    既にどちらも故人です。時の経つのは早いです。

    バルセロナ近郊のモンセラートの黒いマリア像に触れれば奇跡は起こるよ






  • 海外からの帰国時の隔離用の必須アプリ、MySOS(入国者健康居所確認アプリ)に深い闇を見たぞ

    海外からの帰国時の隔離用の必須アプリ、MySOS(入国者健康居所確認アプリ)に深い闇を見たぞ

    2021年10月のイタリアへの旅のブログが続いていますが、今回は帰国後の隔離についてシステム上の大きな疑問について緊急に語りたいと思ったのです。

    一番の理由は、結論的には、こんなことを一般の人(外国からの帰国者及び外国人の入国者)に対し、説明しなくて運用していいものだろうかと、大きな疑問を持ったのでした。

    まず帰国時での空港でのコロナ対策としての対応です。もちろん、2021年10月現在でも日本へ帰国及び入国する日本人及び外国人は相当に少ないです。自分の到着空港は羽田空港でしたが、17時着でその周辺時間の便は2便のみです。機内で書類記入とwebへの情報登録も完了しています。

    降機後の空港の導線は以前と全く違うことに驚きました。ずいぶんスポットから歩かされて、「COVID-19 testing」と書かれた案内に沿って、進みます。チェックの関門は5つぐらいあったと思います。かなり各コーナーで分業されており、書類提出、アプリのインストール・有無・各種設定の確認、抗原検査、最後はその検査の陰性証明が出て、コロナ関所から抜け出して、荷物をピックアップ、税関チェックを経て、ようやく到着ロビーに出てくる手順です。

    自分の体験では、どこもかなりスムーズに運営されていて、特に不満はありませんでした。抗原検査の結果待ちだけは、30分近く待つことになります。

    降機から到着ロビーに出てくるまで、1時間少しかかったかかな。

    今回のブログの核心は、待機場所(自分の場合は都内の自宅)に帰ってからの出来事なのです。ちなみにスマホにインストールされるアプリは次の2つです。

    • MySOS(入国者健康居所確認アプリ)
    • 接触確認アプリ(COCOA)

    今回、取り上げるのは決定的に重要な「MySOS」アプリの方です。

    具体的には、待機場所が空港で提出した住所にアプリに登録されます。そして、現在地報告をアプリ上で一日に2回程度しないといけないのですが、報告しようとポチッても“あなたは登録場所とは違う場所にいます”という表示が出て、報告できないのです。

    そして、ビデオ電話による連絡も、スマホから着信音もしなくて、瞬時対応できないのです。

    書類に書いてあった「入国者健康確認センター」に苦情を入れます。こちらは、ちゃんと対応しようとしているのだか、アプリがどうしようもない、と申し入れです。

    まあいろんなアプリの問題点の不満を申し上げましたが、先方担当者が言うには、“アプリも万能ではないから、しかたありません、最終的には係(人間)がスマホに電話しますので、その旨話して下さい、そんなコメントがあったことは残しますので安心下さい”、とのことでした。

    だけど、ここが最大の核心なのです。30分近くその人と話していて、言葉じりから「この人、今日朝の自分の行動を全部知っている」と確信したのです。近所の郵便ポストとコンビニに行ったのです。

    詳しくは申しませんが、スマホ+GPS+この「MySOS」アプリの組み合わせ(これでわかる人はすぐに判ると思います)です。

    ビデオ通話であえて話さなくても、すべて分かっている(あなたがどのように動き回っているか)のね。また、担当者は、“縦の動きは補足しずらいが、横の動きはほぼ判る”とポツリと行ったのです。

    これはまずいな(中国のような監視社会)と思った次第です。

    深い闇を見ました。

  • ローマの空港からテルミニ駅までは直行のレオナルド・エクスプレスを使いなさい、いい大人なんだから

    ローマの空港からテルミニ駅までは直行のレオナルド・エクスプレスを使いなさい、いい大人なんだから

    無事、ローマのフィウミチーノ空港に到着です。今回は一人旅なので、市内には公共交通機関で移動します。鉄道を利用します。空港全体の様子はやはり人があまりいなくて、閑散としています。

    今回のイタリア旅行を通じての感想は、アジア系の旅行者をローマでもフィレンツェでもミラノでもほとんど(全くと言った方がよいかな)見かけしませんでした。大観光地のイタリアでもこんな様子ですですから、観光業は今後も大変と想像できます。

    EU圏内の観光者はまあまあ普通にいる感じです。

    鉄道に話しを戻します。港からテルミニ駅にノンストップで直行するレオナルド・エクスプレスがあるのは知っていました。所要時間は30分で片道14ユーロです。

    当然、普通の在来列車でもテルミニ駅にも行けるのです。

    チケット販売機の前ではたと悩んだのでした。在来線はテルミニ駅まで1時間ぐらいかかるのですが、チケット代は8ユーロなのです。この差額6ユーロの誘惑に負けたのでした。

    一人旅で午前中だったので、在来線利用8ユーロのチケットを購入です。確かに、終点はテルミニ駅というのは確認したのですが。

    だけど、乗っているとイタリア後の社内アナウンスでテルミニ云々と言うのです。前に座っているおばちゃんにチケットを見せて確認です。当然、英語で話しかけてもわかりませんが、テルミニだけは分かるので、“この列車は行かないよ、次の駅で乗り換えろ”、云々を言っているようです。

    ちなみに、調べたところ、ローマでローマ云々と名前のつく駅はテルミニ駅も含め7つあるそうです。

    • ローマ・ノメンターナ駅
    • ローマ・オスティエンセ駅
    • ローマ・トゥスコラーナ駅
    • ローマ・トラステヴェレ駅
    • ローマ・ティブルティーナ駅

    おばちゃんの支持に従って、次の駅で降りたのでした。おそらく上記の駅のどれかだったのでしょう。駅の名前は忘れてしまいました。

    そして、その駅で出発の掲示板を見ると、テルミニ駅までは45分の待ち時間です。まあ、しょうがないので、スマホをいじりながら、じっと待つのです。

    そして電車が来ました。テルミニまでどれぐらい離れているのかな。

    すると拍子抜けするぐらいの距離だったのです。乗車して5分でテルミニ駅に到着です。すぐ横にいたんだな。

    というわけで、今日の話題は6ユーロをケチったばっかりに、ローマでの貴重な1時間を失ったのでした。新参者はやっぱり空港からテルミニ駅までは直行便のレオナルド・エクスプレスを使いなさい、というオチでした。

  • 2021年10月、インタンブール空港のラウンジは少ししょぼいな、アルコールなしとは、トホホ。朝だからかな

    2021年10月、インタンブール空港のラウンジは少ししょぼいな、アルコールなしとは、トホホ。朝だからかな

    インタンブールの空港に到着し、国際線のトランジットです。羽田からインタンブール行きのエアラインは乗客は少なかったですが、さすがに世界有数にハブ空港です。朝の到着便のピークということもあるのでしょうが、乗り換え客はかなり多いです。

    荷物チェックを受けるラインは行列です。

    そして、イスタンブールの新しい空港です。この空港は自分には初めてですが、造りはクエートなどの空港と同じ感じの造りです。中央にオブジェがありそこからそのオブジェを囲むようにショップが展開されています。だけど、規模感的にはカタールの空港などと比べて小さいかな。お店もそんなに多くない印象です。

    そして、何はともあれ、ラウンジを目指します。朝ビールでも飲もうかと思ったのでした。

    ターキッシュエアラインズのラウンジはさすがに地元だけあって、2階の一番よい場所です。中は広いですが、また比べて悪いですが、カタール航空のラウンジと比べるとしょぼいかな。

    そして、決定的にまずいのは、朝のこの時間帯だからかもわかりませんが、アルコール類が置いていないのです。温かい食べ物も、スープとサンドイッチがあるぐらいです。

    あとはたくさんのパン類やデザート類はあるのですが。

    だけど、この広いラウンジも席がないほどに、混んでいるのには驚きました。

    ターキッシュエアラインズ利用の方で入室資格のあるかたは、少しがっかりしますね、これでは。

    それと、こちらの空港にはプライオリティ・パスで入れる「iGA Lounge」というものが2階にあります。こちらにも入って見ましたが、アルコール類はなし、食事もほとんどなし、ということで早々に退散です。ちなみに「iGA Lounge」の前には、スカイチームのラウンジもありました。

    そんなこんなで2時間もすぐに過ぎ、次のローマへのフライトが近づきました。搭乗ゲートに移動です。さすがに欧州に向かう便は乗客がたくさんいますね。

    そして、こちらでは搭乗の際、空港係員がワクチン接種摂取証明書の提示が求められました

    自分は日本の自治体発行の英文の摂取証明書をみせて、OKということになりました。

    機内に入ってみると、ビジネスクラスは満席です。おそらくエコノミー席も満席状態でしょう。そして、欧州行きはビジネスクラスといっても、あのシートはエコノミーで真ん中席ブロックかと思っていましたが、ターキッシュエアラインズは少し広めのちゃんとしたビジネスクラス席です。

    エンターテイメントは羽田-イスタンブールの長距離路線と全く同じです。

    食事については、エコノミーに少し毛が映えた食事かな。それでもアルコールも提供してくれます。というわけで、朝からシャンパンをいただいたのです。

    ローマまでは3時間のフライトです。映画を1本見れば、いよいよローマ・フィウミチーノ空港に到着です。ローマは4-5年ぶりの訪問かな。飛行機の窓から見ると本日は快晴のようです。

    そして、いよいよイタリア入国です。先のブログでも書きましたように、驚くべき光景を目にしたのでした。降機してから入国審査までは何のコロナ関係の関所はありません

    EU住民以外の入国審査場には人が誰もいないのです。当然、行列もありません。

    審査官にパスポートを提示します。にこにこしながら、何の説明も何しに来たのか、などの質問も一切なしです。

    これが2021年10月現在のイタリア入国の現状です。

    バゲージクレームにも人がほとんどいません。

    こんなローマの空港の到着ロビーの光景、当然、人生で初めて見たのです。コロナウイルス禍、2年弱経過しても国際線の空港は影響大ですね。

    あのイタリアでも、飛行場やエアラインなどの公共交通機関ではマスク100%ですね。

  • (2021年10月ターキッシュエアラインズ搭乗記199便)羽田-インタンブールのビジネスクラス、コロナ影響大

    (2021年10月ターキッシュエアラインズ搭乗記199便)羽田-インタンブールのビジネスクラス、コロナ影響大

    今回のイタリアへの旅行は、羽田からイスタンブールを経由してローマに入るという日程です。

    羽田-イスタンブール間はボーイング787-9のワイドボディでいわゆるドリームライナーと呼ばれるものです。金曜日の夜22:50発です。

    楽しみにしていたアルコールはなしで、寂しいANAラウンジで時間を過ごしたあと、いよいよ1年10ケ月ぶりの国際線への搭乗です。

    自分は今回はビジネスクラスなのでビジネス席に行きます。だけど、お客さんはほとんどいないのです。今回のビジネスクラスは10名未満という寂しさです。

    席の並びは1-2-1ですが、真ん中の2席の並び席は全く人が座っておらず、窓側に一人席にポツリ、ポツリといる感じです。

    そして、席選びの注意を。窓側の席は奇数席を選んだ方が出入りが楽かな。一人没入感に浸りたい人は偶数席といったところです。

    だけど、出発前のウエルカムドリンクは現在ないのですね。これも楽しみにしていたのに。

    出発前には、DENON製のノイズキャンセリングのヘッドホンが配られます。

    そして、現在のターキッシュエアラインズのポーチはベルサーチですね。

    そして、食事とドリンクメニューが配られたところで、いよいよ出発です。

    安定飛行に達したところで、ようやく飲み物が配られます。

    自分はシャンパンを選択です。「TAITTINGER BRUT RESERVE」というものです。

    食事ですが、現在、あまりの乗客の少なさなので、すでに用意されていたトレーを一人ひとりに持ってくる配膳です。ターキッシュエアラインズの売りもものフライングシェフはありません。だけど、シェフの制服を着ていた人もいるにはいるのですが。

    前菜はこんなん感じです。トルコの前菜が並びます。まあ、ローストビーフというかハムでまったりとシャンパンです。

    メインは3品から選べるようです。牛肉・チキン・ペンネ料理です。

    自分が選んだのは、やっぱり牛肉なのですね。こちらはケバブ風の牛肉料理です。トレイの下にはライスもあり、この盛り付けはなんとなくエコノミーの食事の感じがするんだな。

    最初の食事ではデザートが配られませんでしたね。

    現在の映画のラインナップですが、日本語字幕も含めてたくさんラインナップされています。ブログの記事などを読むと、ターキッシュエアラインズの映画のラインナップはしょぼいと書かれていたのを目にしたのですが、現在はかなり充実していると思います。

    自分はあの「ノマドランド」を鑑賞です。

    ベットメイキングもしてもらい、ワインをちびちびしながらの映画鑑賞です。まあ、満足しないといけないですね。

    現在のターキッシュエアラインズのバスルームはイギリスのモルトンブラウン (Molton Brown)というものが使われています。

    12時30分のフライトもあと1時間30分を残すところです。

    朝食の配布です。まずはフルーツ一杯の前菜です。メインは、オムレツ or ワッフルの二択です。自分は朝はやっぱりオムレツに決まりです。

    そして、着陸前にはDENON製のノイズキャンセリングのヘッドホンは回収され、ごらんのヘッドホンと交換です。いよいよイスタンブール空港です。自分はこの新しいイスタンブール空港は初めてなのです。

    現地は朝5時過ぎです。外は雨のようです。

    まあ、食事以外は満足できたかな。なんか、あまり高揚感のないビジネスクラスでした。おそらく、乗客が少なすぎて、寂寥感がただようからかな。

    (2021年10月ターキッシュエアラインズ搭乗記198便)インタンブール-羽田のビジネスクラスの食事は非常時の対応と判断したな





  • イタリアはソロメオ村にあるブルネロクチネリに突撃。村にはバールが1軒あるのみとは

    イタリアはソロメオ村にあるブルネロクチネリに突撃。村にはバールが1軒あるのみとは

    2021年10月初旬のイタリア旅行です。旅の順序はとばして、今回の旅の目的でもある昨日行ったショッピングの話しを先に記憶が鮮明なうちに書こうと思ったのです。

    あの世界的に有名なラグジュアリーブランド、ブルネロクチネリ(Brunello Cucinelli)の本社のあるイタリア・ペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)を訪ねて、格安でその商品を購入したいと思ったのです。

    今回の旅行は、ローマinしてミラノoutの旅程なのですが、そのうちその世界的なラグジュアリーブランド、ブルネロクチネリ(Brunello Cucinelli)の本社のあるイタリア・ペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)を尋ねるためだけに、最寄りのペルージャに2泊したのでした。

    中の1日でブルネロクチネリ(Brunello Cucinelli)を尋ねるために、たっぷりの時間を確保しての訪問です。宿泊したペルージャは坂の多い、かなりの田舎の街といった風情です。(ペルージャの住民の方にすみません)

    とても徒歩で観光するには無理な街です。(あの中田英寿さんが一時、所属した街でも有名ですね)

    ペルージャ中心地のホテルからソロメオ村までは、バスはありません。(ホテルの人に確認しました)車で行くしか方法はありません。自分はタクシーで行きました。

    乗車時間は約20分です。参考までにペルージャからソロメオ村までは行きは30ユーロ(メーターなし)、帰りは37ユーロ(メーター有り)でした。

    行く前には、ブルネロクチネリで爆買をし、ランチは優雅に田園風景を見ながらのんびり楽しもうと思っていたのでした。

    まず、気をつけないといけないのは、ブルネロクチネリにはファクトリーとショップがかなり離れています。タクシーの運ちゃんはファクトリーと言って、そこまで連れて行ってもらったのですが、ショップはそこから急勾配の坂道を数分行くところにあります。

    タクシーの方にはショップと言わなければいけません

    そして、ブルネロクチネリのショップに到着です。念願の「聖地巡礼」と言った気分です。

    だけど、ショップの中に入ってビックリしたのです。事前の情報ですと、50%や70%オフといった情報です。だけど、自分が見たタグはかなりというか、相当に高いのです。

    お店の人に確認すると市中のお店よりは20%すべて安くなっていると、言われるのです。

    東京にいる家族とスマホで繋ぎながら、どの商品を購入するか議論白昼です。

    結局、購入したのはブルネロクチネリのシューズとスカーフだったのですが。

    だけど会計でつまずきました。久々の海外ショッピングということで免税扱いになるパスポートを持ってこなかったのです。イタリアの消費税は22%なので、約半額で変えたことになります。舞い上がってていた自分が悪いのですが、残念無念です。

    そして、こちらでは優雅なランチはありません。お店はブルネロクチネリのショップの下にバールが1軒あるだけです。ショッピングのあとはランチを楽しもうと思ってはいけません。お店の人にも確認したので、間違いないと思います。

    そして、タクシーもいませんので、お店で呼んでもらうしかありません。待つこと20分です。

    結局自分が思ったのは、ブルネロクチネリのこのショップを尋ねるには、余裕を持つならば、1泊で十分かな。宿泊後、翌朝にブルネロクチネリのショップを訪ねて、ローマかフィレンツェに行けばよいかと。どちらも2時間ほどで行けるので。

    決してブルネロクチネリのソロメロ村で優雅なランチを楽しみにしてはいけません。

    だけど、このブルネロクチネリのソロメオ村に行く情報がネットでも少ないんだな。

    是非、参考にして下さい。

  • 羽田空港の出国後の制限エリア内のANAラウンジもアルコールは夜8時で終わりとは、残念!

    羽田空港の出国後の制限エリア内のANAラウンジもアルコールは夜8時で終わりとは、残念!

    2021年10月、イタリアへの旅行です。ちなみに20代で行ったニューヨーク以来の一人旅なのです。不謹慎にも差し迫った用事はなく、コロナ前に購入していたターキッシュエアラインズのオープン化していたチケットが使用期限が2021年12月末までなので、その消化という意味合いだけなのです。

    あえて言うとすると、目的はショッピングということになるのかな。

    海外への旅行は2020年1月以来ですので、1年10ケ月ぶりとなります。

    ターキッシュエアラインズの出発時刻は夜の10時50分です。モノレールで第3ターミナル(昔の国際線ターミナル)を目指します。この時間の羽田行きのモノレール、人がほとんどいないです。第3ターミナルで降りた人は、数名だけです。

    そして、羽田の第3ターミナルです。本当に人が少ないです。エスカレーターで2階のショッピングゾーンにも行きましたが、店が営業していたのは、お寿司屋さんだけだったかな。

    早速チェックインです。ターキッシュエアラインズのカウンターです。さすがに、エコノミーの方は20名ほどの人がチェックインを待つ行列があります。

    自分は今回はビジネスクラスなので、楽ちんチェックインです。受付はJALの方が行っています。カウンターのボードには“ビジネスクラス・アップグレード・キャンペーン 75,000円”が掲げられています。(但し、羽田-イスタンブール区間のみ)

    カウンターでは、コロナの陰性証明書とワクチン接種証明書を提示します。そして、係の人からは、イタリア入国にはこちらのURLにアクセスして、情報を事前に入力下さいとのことです。こんな情報はどこにも書いてなかったのです。少しあせりました。

    • https://app.euplf.eu/#/ (EU-dPLFというもの)

    だけど、苦労して入力した割には、イタリアに入国するまでこの情報について全く聞かれもせずでした。何のためなのかな。

    そして、出国で続きです。手荷物検査には行列も全くなく、人がとにかくいないのです。

    国際線の出発は現在こんな光景なのですね。

    そして、制限エリアに入ります。ANAのラウンジを目指します。ラウンジに入っても驚きです。スペースがかなりというか大幅に縮小されているのです。当たり前か。そして、制限エリアは別だと思っていたのですか(何故なら、すでに日本から出国したエリアなので)、夜8時以降はアルコールも禁止とのことです。ビックリです。

    外人さんは怒るだろうな。きっと。

    というわけで、自分もラウンジではビールも飲めずです。がっくりです。

    久しぶりの国際線のANAラウンジですが、麺類などはかなり種類が増えているのです。これには二度ビックリです。自分が選んだのは、「天ぷらそば」です。おにぎりは、2種類です。しゃけとツナマヨです。

    まあ、ラウンジでの1時間はあの「EU-dPLF」と格闘していたので、慌ただしく時間が過ぎたのです。

    さあ、いよいよ搭乗時刻となりました。出発です。

  • 2021年10月、日本からイタリアへの入国。パスポートの提示だけで超簡単に入国できるとは驚いた

    2021年10月、日本からイタリアへの入国。パスポートの提示だけで超簡単に入国できるとは驚いた

    今、このブログをイタリア・ローマののテルミニ駅近くのヒルトン・ダブルツリー・ホテルで書いています。(2021年10月9日現在)エアラインの搭乗記より早くお知らせしようと思ったのは、実際に現地に来てみると海外フライトでのコロナの対応状況が非常に違うということが分かったのです。

    今回は、羽田からイスタンブール経由でローマへという、ターキッシュエアラインズで入りました。

    まずは、羽田のエアラインのカウンターで最初から必要とされていた、「英文で陰性証明書」と「ワクチン接種証明書」を提示しました。カウンターの人が言うには、この登録はお済みですか?と聞かれたのです。

    https://app.euplf.eu/#/

    搭乗するまでに、イタリア入国には必要なのでこちらのURLにアクセスして必要事項を記入してくだい、と指定されたのです。カウンターでの写メはこちらです。

    一応、これで搭乗手続きは完了し、出国手続きをすませ、羽田の制限エリアに入りました。ANAラウンジに入り、指定されたURLにアクセスし、情報を入力していきます。

    だけど、これが非常に入力する情報が多すぎて、かつ英文で、時間がかかるのです。真面目に記入しようとすると、30分はかかるかな。

    最後はユーザーインターフェイスも悪く、イライラしながら、かなり適当に流した感じです。

    そして、12時間のフライトを経て、イスタンブール空港に到着です。

    イスタンブールではトランジットだけなので特にコロナ対策用の書類は求められません、当然ですね。

    次はローマに向けてのフライトです。イスタンブール発ローマ行きの搭乗では搭乗口で係員から陰性証明書を求められましたが、ちらっと見ただけで、スルーパスです。搭乗者全員に何らかの陰性証明書の提示を求めていました。

    そしてターキッシュエアラインズの機内です。機内ではcovid-19に関する2種類の書類が配られ機内での記入を求められました。ローマ到着までに機内で、うち1つの書類をCAさんが回収されたのです。

    そして、いよいよローマの玄関口・ローマフィウミチーノ空港到着です。

    現地時間で朝、9時過ぎです。ちなみにイスタンブールからローマへのフライトは満席状態だったのです。早速、入国審査のカウンターに向かいます。

    そこでイタリアでは見たこともない光景を目にしたのです。自分はEU域外からですので、そちらの方に進みます。入国審査を待っている人が誰もいないのです。ほぼ自分以外はいないという状況です。飛行機から降りた後、一切のコロナの検問等はなく、一直線に入国審査のカウンターに行く手順です。

    すぐにカウンターに行き、まずは係官にパスポートを提示します。こんなご時世によく来たな、といった感じで非常に笑顔で何一つ質問をすることなく、スタンプを押してくれたのです。コロナに関する証明書の提示や質問も一切なしです。

    (上の写真は荷物受け取りあとのロビーの様子、信じられない光景です)

    羽田のカウンターで強く言われたイタリア入国に関するweb入力した情報の件も全く問われなかったのです。

    これは2021年10月のイタリア入国に関しての自分の実体験です。フライトで求められたいろいろな書類はどうしたんだろうかという感じです。

    今までの外国入国で一番早く、イージーに入国できたのでした。もちろん、隔離等も全くなし。

    まあ、こんな感じです。だけど、機内も空港もマスク度100%ですが、ローマ市内に行くと光景が一変するんだな、これが。もうコロナ前の普通の生活ですね。

    イタリア、恐るべし。

  • 〈朗報〉ヒルトン・オナーズ特典の延長される、現在のステータスは2023年3月まで維持されるとのこと

    〈朗報〉ヒルトン・オナーズ特典の延長される、現在のステータスは2023年3月まで維持されるとのこと

    このブログをアップするころには、既にイタリアに向け、旅立っているはずです。今回のイタリアへの旅も当然、ホテル修行も旅の目的の一部なのですが。

    そんな折、旅立つ日にヒルトン・オーナーズより「ヒルトン・オナーズ特典の延長/条件変更のお知らせ」というメールが届いたのでした。

    要旨は、

    旅行を計画するお客様のニーズを考慮し、柔軟なサービスを提供する取り組みとして、 ヒルトン・オナーズ特典に次の延長/条件変更を行うことになりました。

    エリート会員の皆様のステータスはすべて2023年3月までそのまま延長されます。2021年中のご宿泊日数は翌年に繰り越され、2022年末までポイントの失効はありません。

    そして、ステータス取得資格の要件は引き下げられたまま変わりません。ヒルトン・オナーズ特典に係るこれらの延長/条件変更は居住国に関わらず適用されますので、次回ご旅行でお客様にももちろんご利用いただけます。

    何回もこのような周知を見たので、既報なのかどうかよくわかりませんが、現在のステータスが2023年3月まで伸ばされるのは間違いないようです。

    細かくはこんな感じです。

    • 会員は、2021年の宿泊日数を問わず、現在の2021年の会員資格を2022年も維持できますか?
      • はい、会員資格の有効期間延長は、世界中の会員の皆様を対象に適用されています。すべての会員の皆様の現在のステータスは、2023年3月31日まで有効になります。
    • 2022年の会員資格には、2021年の対応と同様に、2019年の要件の緩和が反映されますか?
      • 2022年の会員要件は、2019年の資格獲得要件から30%緩和いたします。
      • シルバー:7泊、3回のご滞在、または17,500ベースポイント
      • ゴールド:X28泊、14回のご滞在、または52,500ベースポイント
      • ダイヤモンド:42泊、21回の滞在、または84,000ベースポイント
    • 宿泊日数の繰り越しは、緩和された会員資格にカウントされますか?
      • はい、2021年中に滞在された宿泊日数は、2022年の会員資格の獲得にカウントされます。たとえば、2021年中に28泊ご宿泊された会員様は、翌年分のゴールド会員資格を既に獲得されている状態で2022年をスタートします。

    そして、現在の自分のヒルトンでのステータスはダイヤモンドなのです。つまり、2023年まではダイヤモンドが維持され、2021年と2022年の2年間で21回の滞在(もしくは42泊)をすれば2024年3月もダイヤモンドが維持されることになります。

    これなら、かんばってホテル修行をしてもよいかなというレベルですね。

     

  • 海外渡航のためのPCR検査と陰性の英文証明書を東京都心の「メディカル クリニック」で行う、比較的リーズナブル

    海外渡航のためのPCR検査と陰性の英文証明書を東京都心の「メディカル クリニック」で行う、比較的リーズナブル

    イタリアへの旅行の日にちが迫ってきました。

    現在、日本からイタリアに旅立つには日本の空港のエアラインのカウンターで2つの書類が求められます。(2021年10月8日現在)

    • ワクチンの2回摂取完了後に発行される日本の居住自治体発行のワクチン接種証明書
    • イタリア入国に先立つ72時間以内に行われた鼻拭いによる分子検査または抗原検査を受けて陰性だという証明の提示

    このいづれも両方必要なのです。

    そして、自分は一度もいわゆるPCR検査を受けたことがないのです。

    PCR検査をしてもらって、「渡航用英文証明書」をリーズナブルな料金でしてくれる東京都心の業者を探すことから始めなければなりません。

    そして、自分が探したところで、ある程度信頼のおけそうな業者は下記の2つかなと判断した次第です。

    • チーム メディカル クリニック 虎ノ門: 料金 16,000円
      (所在地: 東京都港区西新橋1丁目5-14 内幸町1ビル1階)
    • にしたんクリニック: 料金 17,160円

    そして、自分が選んだところは、「メディカル クリニック」だったのです。新宿が本店のようですが、都内にいくつかの拠点があって、しかもリーズナブルです。上記はいずれのクリニックも税込みです。

    そして、予約して訪問したのが丁度、フライトの48時間前だったのです。フライトは翌日の22時50分。PCR検査を受けたのが、前日の朝9時45分です。

    当日、PCR検査に伺います。クリニックに到着すると、ひっきりなしに検査してもらおうとするお客さんが訪れる光景にはビックリしたな。

    だけど、海外渡航用の英文証明書を求めている人は少ない感じかな。

    テキパキとした受付をすませ、PCR検査を待ちます。前には3名ほどの待ち客が。

    5分で検査室に通されます。マスクをずらし鼻だけ出します。綿棒のようなものを鼻の奥深く(自分的にはかなり奥)まで、差し込まれ、グリグリされます。

    思ったのは、PCR検査はこんな感じなのね。おそらく自分自身ではこの検査できないと思いました。こんな鼻の奥までは自分自身の検査では突っ込むことはできないと確信しました。キッパリ。

    これで検査終了です。

    訪問から検査終了まではものの15分かな。渡航用の英文証明書が必要ない方は、チェック項目が少ないので、10分で完了すると思います。

    そして、検査結果がメールで届いたのが、夕方の16時30分です。朝9時45分に受けて、約9時間後には手元に英文の「陰性証明書」が届いた次第です。

    こちらの「メディカル クリニック」はオススメできる海外渡航用のPCR検査をしてもらえる業者ですね。

    これで何とか、イタリアに出発できる要件は整いました。

    だけど、問題は日本帰国用の現地での陰性証明書の入手なんだな。その時、仮に陽性だったらどうなるのかな。心配のタネは付きません。

    そうなった場合は、よいブログねたになるのは間違い有りませんね。

     

  • アメックスから、 対象ホテルで一度に合計20,000円以上を予約・決済すると 10,000円オフのキャンペーンが届く

    アメックスから、 対象ホテルで一度に合計20,000円以上を予約・決済すると 10,000円オフのキャンペーンが届く

    自分の保有しているアメックスのカードは平の緑グリーンなのです。

    だけど、プラチナ会員向けにこのキャンペーンが展開されていたのは知っていたのですが、平のグリーン保有者の自分にもオファーのメールが届いたのでした。

    このアメックスのキャンペーンの要旨は“アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで ホテルをご予約いただくと10,000円オフ(3回まで)”というものです。

    アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインにて、 所定のキャンペーンコードを入力すれば、対象ホテルで一度に合計20,000円(税・サービス料込)以上予約・決済すると 10,000円オフとのこと。

    但し、このキャンペーンにはキャンペーンコードが必要となります。

    このキャンペーンの概要です。

    • キャンペーンコードは、基本カード会員1名様につき最大3回まで利用可能
    • キャンペーンコードは、1回のご予約の合計金額が条件を満たしていれば、宿泊日数に関わらず利用可能
    • 事前決済の場合のみ対象
    • 複数予約のお支払いにまとめてクーポンを適用することはできません
    • 宿泊の予約はご宿泊開始日の1日前まで可能
    • さらに、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのご利用はメンバーシップ・リワード®のポイントがいつでも100円=2ポイント*貯まる(カードご利用100円につき通常1ポイント+ボーナス1ポイント)
    • 期間 ご予約:2021年12月29日(水)オンライン決済完了分まで ご宿泊:2021年12月31日(金)ご宿泊チェックアウト完了分まで

    キャンペーン注意事項です。

    • アメリカン・エキスプレス®・カード(カードの券面がグリーン色のみ)での支払いが対象です。
    • 家族カード等で基本カードの券面がグリーン色でない場合は対象外です。
    • 「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」での予約時に支払い画面でキャンペーンコードを入力いただくと、宿泊代金20,000円(税込)以上から10,000円を割引いたします。予約完了後に割引をお受けすることはできませんので、あらかじめご了承ください。
    • 複数予約のお支払いにまとめてクーポンを適用することはできません。
    • 宿泊の予約はご宿泊開始日の1日前まで可能です。
    • 本特典の適用は基本カード会員1名様につき最大3回までです。
    • 3回を超えたご利用に関しては無効となりますので、お客様にてご利用回数の管理をお願いいたします。4回以上受け取られた割引については後日請求をいたします。
    • 家族カード会員様もご利用可能ですが、利用回数は基本カード会員様と合算です。
    • 本特典の提供は先着5,000予約までとなります。上限に達した場合は、終了となりますので、あらかじめご了承ください。
    • 本特典はオンライン事前決済のホテルが対象です。

    非常によさげなキャンペーンですが、ネックは先着5,000という数の少なさかな。プラチナ会員向けにはこのキャンペーンがあるのは知っていたのですが、グリーンアメックスも適用されるとは思ってもいませんでした。

    がんばって参戦するしかないか!

  • ANAマイラーにとっては衝撃的な改悪のニュース。ANA東急ルートが、2022年3月31日を持って閉鎖とは

    ANAマイラーにとっては衝撃的な改悪のニュース。ANA東急ルートが、2022年3月31日を持って閉鎖とは

    ANAマイラーにとってはかなり衝撃的な改悪のニュースなのです。

    ソラチカルートの代わりとして人気を博したANA東急ルートが、2022年3月31日をもって、TOKYUルート(ANA東急ルート)が廃止されるというのです。

    各種のポイントサイトでためたポイントを75%のレートでANAマイルに交換できたルートが廃止されたのです。 自分も頻繁にではありませんが、かなり使用させていただき、重宝していたのですが。

    自分もこのルートのためだけ「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を保有していたのですが、残念です。ただ、このルートが廃止されても、JQセゾンみずほルート、nimocaルートがあり、70%のレートでANAマイルに移行できるので、依然としてマイラーの選択肢は残されてはいるのですが。(だけど、このルートも人気になれば、将来は廃止があるのかな)

    2022年3月のTOKYUルートの改悪は、ドットマネー→ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの東急ポイントの交換が不可能になるということです。

    ちなみに、ハピタス、モッピー、ちょびリッチ、ポイントインカム、セゾンカードの永久不滅ポイントなどがドットマネーに交換できます。

    TOKYUルートは「各種ポイント→ドットマネー(.money)→TOKYU POINT→ANAマイル」ですね。 このうち、ANAマイルに75%で交換できる「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」のTOKYUポイントへの、ドットマネーからの交換が終了します。

    ただ、このANAルートが廃止されるのは、 2022年3月31日まではTOKYUルートは利用可能であり、一定の猶予があるので助かります。

    ただ、2022年4月1日からは、以下がドットマネー交換の対象外となります。

    • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
    • JALカード TOKYU POINT ClubQ
    • JMB機能非付帯の各種TOKYU CARD
    • スーパーICカード TOKYU POINT PASMO 「三菱UFJ-VISA」

    自分の今年の後半の戦略としては、このルートでのANAマイルへの交換ですが、2022年3月まで使い切ろうと思います。

  • ヒルトンでダイニング特典「Like a Member」が始まる。ダイヤモンド以上は25%割引だよ

    ヒルトンでダイニング特典「Like a Member」が始まる。ダイヤモンド以上は25%割引だよ

    ヒルトンのロイヤリティプログラムはご存知のとおり「ヒルトン・オナーズ」です。

    そして、その「ヒルトン・オナーズ」ですが、会員専用のダイニング特典「Like a Member」の提供を、アジア太平洋地域(日本のほか、韓国、中国、東南アジア各国、インド、オーストラリアとニュージーランド)で開始したとのことなのです。

    概要としては、ヒルトンホテル内のレストランやバーの利用でのボーナス・ポイント付与のほか、最大25%の割引を含めた「Like a Member」特典を享受できる特典なのです。

    割引率は会員のステータスによって違ってきます。

    • ゴールド・ダイヤモンド会員は25%
    • 一般・シルバー会員は10%

    飲食代金から上記のステータスによってそれぞれ割引となります。税・サービス料や付帯費用は割引除外です。

    • 会員様が直接レストランにご予約いただいた場合のみ適用
    • 本特典・割引は、他の特典・割引・割引券や特別プロモーションとの併用はできない

    また、嬉しいことに25米ドル以上の利用で500ポイントのヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントも付与されます。

    おそらくですが、

    • 500オナーズポイントの付与は、レストランでのお支払いが条件(部屋付けは対象外

    期間は当面、2021年12月31日までの実施となります。

    そして、確認ですが、Dine Like a Member特典が利用できるレストランは日本を含むアジア太平洋地域のホテルやリゾート内のヒルトンが所有または運営する対象レストランやバーになります。 日本国内のヒルトンの対象レストランはこちらから確認できますが、全ての国内ホテルが対象となっているので、日本国内であればどこでもこの特典を享受できます。

    自分の場合は、11月にホテル修行も兼ねて沖縄のヒルトンに2泊する予定があるのです。この時に使ってもよいのですが、やっぱりコスパを考えれば、外に食べに行った方がよいのかなと思えるのですが。どうしようかな?

  • (続き)イタリアで日本入国用の陰性証明書を手に入れるには?VISAの三井住友海上緊急アシスタンスサービスは頼れるね

    (続き)イタリアで日本入国用の陰性証明書を手に入れるには?VISAの三井住友海上緊急アシスタンスサービスは頼れるね

    数日前に記事にした、“イタリアで日本入国用の陰性証明書を手に入れるには?VISAプラチナデスク対応”についての続きです。その正式な回答が届いたのでした。

    もう一度おさらいすると、今海外に行くことの最大のハードルは、多くの人にとってはおそらく日本帰国後の10日間の隔離(10月より、かつ、ワクチンを2回摂取した人のみ)が問題だと思います。だけど、自分はこの問題はクリアというか問題なしなのです。

    だけど、もう一つの関門があるのです。現地で個人旅行で日本入国用の陰性証明書を出してくれる医者もしくは機関を、しかもリーズナブルな値段で出してくれるところを見つけておかないと大変苦労するという話しを聞くのです。

    もちろん、コストを無視すれば、旅行代理店経由などで現地の業者経由でお願いすればよいのですが。(その料金は法外というか、往復のチケット代よりはるかに高くなるのです、信じられないぐらいです)

    そんな時に思いついたのが、クレジットカード会社の上級カード(自分の場合はプラチナカード)のコンシェルジェサービスなのです。自分の場合は、VISAのプラチナデスクに相談したのです。

    何故なら、やっぱりVISAの国際ネットワークはすごいと思った体験をしたからなのです。以前クロアチアでクレジットカード入りの財布を紛失し、1日で代替のプラチナカードを届けてくれたのには驚いた次第です。

    今回も驚くことに、東京のコンシェルジェサービスに相談すると、そのままイタリアのデスクにつないでくれたのです。もちろん、通話料は無料です。

    そして、現地の方に相談し、2日後には正式な回答が届いたのでした。

    PCR検査をしていただける紹介いただいた医院はミラノとヴェネツアの1つづつです。

    (ミラノ)

    • 24時間から36時間にてPCR検査結果確認可能
    • 医師が勤務するクリニックでPCR検査(翌日の結果120ユーロ)をした場合は厚生省指定用紙に記入する費用は無料で対応可
    • 別の機関でPCR検査をし、医師に陰性結果を持参し指定用紙に記入依頼をした場合は記入費用として50ユーロ程かかる

    (ヴェネツア)

    • 2-3日でPCR検査結果確認可能
    • PCR検査代+陰性証明書発行代で112ユーロ
    • 検査結果及び証明書はウェブからも確認・ダウンロード可能
    • ※念の為、日本の厚生省指定のフォームに記入して頂けるかは予約の際に直接お尋ねください

    どちらも非常にリーズナブルです。これなら、東京で依頼するPCR検査と英文の陰性証明書と比べても安いくらいです。

    三井住友カードのVISAの現地で回答いただいた窓口は正式には「三井住友海上緊急アシスタンスサービス/イタリア国内より/24時間日本語対応」です。

    これで安心してイタリアに行けそうですね。気をつけないといけないのは、医院の月-金ということですね。やっぱり世界で頼れるVISAです。



  • イタリアで日本入国用の陰性証明書を手に入れるには?VISAプラチナデスク対応には驚愕したな

    イタリアで日本入国用の陰性証明書を手に入れるには?VISAプラチナデスク対応には驚愕したな

    今回は途中経過ですが、クレジットカードのコンシェルジェサービスについて話したいと思います。

    自分個人で、不遜にもイタリアに10日間行こうと思っているのです。どうしてかと言うと、ターキッシュエアラインズのビジネスクラスのオープンチケット(2021年度中に使う必要がある)があることと、このコロナ禍でのヨーロッパの町中の様子を見てみたいと思ったからです。動機としては相当に不遜です。

    エアチケットもホテルも全く問題ないのですが、調べるうちに最大のネックとなるのが、帰国後の10日間の自宅待機でもないのですが、イタリアから帰国する際の航空会社のカウンターで提示する必要のある日本入国用のPCRの陰性証明書なのです。

    日本入国にあたり日本政府が求めているので、航空会社のカウンターで日本の厚生省が定めたフォーマットでの陰性証明書を提示する必要があるのです。所定のフォーマットでの提示でないと、本当に飛行機にも乗せてもらえないようなのです。カウンターで搭乗拒否されたお客さんを目撃したという話しもよく目にします。

    だけど、現地でのこの陰性証明書をどこで手にいられるかの情報がネット上では全くないのです。おそらく、大きな空港では検査をして証明書を発行してくれる体制はあると思うのですが、その情報すら全くないのです。

    一番大事な話しなので、日本出発前にはどこの病院や機関に行けば確実に手にいられるかの目処をつけておきたいのですが。

    旅行会社によっては、提供しているのですが、これまた個人での申込みは天文学的に高いのです。こんな価格ありえませんレベルです。ちなみに、ミキトラベルがミラノで提供している価格です。

    • A:大人(子供幼児共通) 1,120.00 EUR (147,728円)

    いくら日本語アシスタント、検査機関までの送迎がついしていても、暴利でしょう。エアラインのチケット台より高額です。

    ミラノのマルペンサ空港でもテストをしているようですが、日本入国に有効なCOVID-19検査方式と証明書なのかはよくわからないんだな。

    現地で日本の厚労省のフォーマットに適合した証明書をリーズナブルに手に入れるのは至難と思った次第です。

    そんなときに、ふと思ったのが、クレジット会社の上級カード用のコンシェルジェに相談してみてはどうかという案です。

    ちなみに自分は三井住友カードのプラチナを保有しているので、早速相談のTELです。

    結論的に言うと、正式な回答はまだなのですが、電話して驚いたのでした。係の人が言うには、日本ではわからないので、このままこの電話をイタリアの緊急のVJ保険デスクに回しますとのこと。これには驚きました

    現地の日本人の方に相談すると、回答は別途調べていたしますとのことです。ミラノでは紹介できる機関を1件は見つけたとの途中経過報告があったのです。

    VISAのネットワークの恐ろしさを見たのでした。

    本当にイタリアに行けるのかな。現在はそんな状況です。



  • [改悪]マレーシア政府、長期滞在ビザプログラムを刷新、資産要件引き上げ、大ショック

    [改悪]マレーシア政府、長期滞在ビザプログラムを刷新、資産要件引き上げ、大ショック

    海外の移住先としてタイと人気を二分するマレーシアです。

    そのマレーシアですが、1年以上停止していた長期滞在ビザにあたる「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)」が2021年10月より再開するとの発表がありました。再開自体は大変喜ばしいことですが、それに伴い取得要件が大幅に変わることが大きな話題となっています。

    マレーシア国外で得る収入要件です。

    • (従来)月額1万リンギット(約26万円)
    • (変更後)月額4万リンギット(約104万円)

    何と一気に4倍に引き上げられました。そして、この収入要件は手取りベースということになります。夫婦であれば収入は合算できますが、このハードルはチョモランマ級のハードルの高さです。

    資産要件も大幅に変更です。

    • (従来)50歳未満なら50万リンギット(約1300万円)以上の資産を持ち、うち30万リンギット(約780万円)をマレーシアで定期預金すればよい
    • (変更後)150万リンギット(約3900万円)と3倍の資産が必要となり、それに伴って必要な定期預金額も100万リンギット(約2600万円)と3.3倍。 保有を証明する約3900万円の資産は、株や債券や預金などの金融資産であって、不動産を含まないものです。

    この他に、マレーシア在住日数が年間90日以上となります。

    それ以上に問題なのは、この新しい収入や資産要件が既存のMM2H保有者に対しても更新時に適用されるということです。

    この改正要件は、8月11日に内務省からの発表後すぐに見直し要求の世論が高まりました。 そして直後の8月16日にはなんと内閣が退陣という政治的空白が生じてしまったため、本当にこのまま実施されるかどうかわからない状況であります

    参加者数の上限は、マレーシア国民の総人口の1%以下とする。2019年現在のマレーシアの人口は3,195万人で、この数字から外国人を差し引いた人数の1%で、30万人規模になるとみられます。

    マレーシアは、物価の安さや安定した気候、治安の良さなどから、リタイア後のシニアの移住先として人気があり、日本国籍者には、査証なしで90日の滞在を認めています

    仮に資産を持っていても、為替の問題等もあり、多額の資金移動を望まない人もいると思うので、そのハードルは思っている以上に高いです。

    かの国の人たちを除いて、これが本当に厳格に遵守されるのなら、日本人がそこまでマレーシアに固執して移住する人は本当に少なくなると思われます。

    お金を持っていない人は定住するなというぐらいの強気な政策ですね。

    まあ、しばらくは様子見ですね。