今日は珍しくダイエットについてのお話しです。それも「ケトジェニック・ダイエット」についてです。自分もこの記事を見るまで、こんな食を通じてのダイエットは知らなかったのですが。(汗)糖質制限は自分も数年前に実践し、20キロ近く減量に成功したのですが。
もとい、本日は糖質制限ではなくこの「ケトジェニック・ダイエット」です。
執筆者はアメフト経験者の安田秀一さんです。タイトルは“NBAスターに学ぶ「食」-「幸福な状態」実現する手段-”です。
米プロバスケットボールNBAのスーパースター、レブロン・ジェームス(ロサンゼルス・レイカーズ)は38歳になった今シーズンも圧倒的なパフォーマンスを披露しました。衰えを知らないその理由は徹底したコンディション管理。身体のケアに毎年100万ドル以上使っているそうです。そんな彼は「ケトジェニック・ダイエット」を実践していることが知られています。
米国では「You are what you eat」(あなたは食べたモノでできている)という言葉をしばしば耳にします。今回はレブロンを参考に、米国でよくいわれる「well-being(幸福な状態)」な人生を送るための「食事との向き合い方」を考えたいと思います。
レブロン・ジェームスはあの八村塁と今プレーしている人ですね。話しは続きます。
「ダイエット」というと「痩せる活動」をイメージすると思いますが、辞書を引くと「食事」や「食事方法」と訳されています。ケトジェニック・ダイエットは「極低糖質、高タンパク、高脂肪の食事方法」です。レブロンは痩せるためではなく、年齢との闘いに打ち勝つべくケトジェニック・ダイエットに取り組んでいる代表的なアスリートです。
そのメカニズムについて、僕なりに調べて学んだことを説明してみます。人間のエネルギー源は主に2つあり、1つは「糖質(炭水化物、ブドウ糖、グリコーゲン)」、もう1つが「脂肪・ケトン体」です。ケトジェニック・ダイエットは、「糖質」を極限まで断つことで、活動のエネルギー源を「ケトン体」で回していこうというアプローチです。それによって運動能力の向上が見られたり、脳のエネルギー効率が改善したりもするとされます。
白米やパンなどをほとんどとらない「断糖」ともいえる極端な糖質制限をするので、不自然な食生活と感じるかもしれません。でも、人類の歴史からみれば、白米やパンは「主食」ではなく、ぜいたくな「嗜好品」と捉えるべきものです。
(中略)
嗜好品を主食とするその代償として、現代人は糖尿病の激増という健康問題に直面しています。問題はそれだけではありません。白米や小麦粉など精製された炭水化物(純粋な糖質)をとることで血糖値は急上昇し、快楽ホルモンであるドーパミンが分泌されます。
そのため、その快楽がやめられない。つまり依存症ともいえる状態を作り出してしまうのです。急激に上がった血糖値をインスリンによって下げることで快楽状態から「気分が落ち込む」「睡魔に襲われる」などの症状が起こるともされています。
もう一つ、米国でアスリートや健康への意識の高い人たちに広がっているのがファスティング(断食)です。これも体内の糖質を枯渇させて、ケトン体回路を使うことを狙っています。最近では18時間以上の絶食をすると「オートファジー」という状態になり、細胞内に老廃物として残ったタンパク質なども回収してエネルギーとしてリサイクルすることが分かってきたそうです。
ケトジェニック・ダイエットファスティングもともに「人間のもともとの活動方法に戻す」ことが起点にあります。
すくいう僕も、食生活を見直して糖分の摂取量は1日20g以下にして、朝食をとらないファスティングも実践しています。
自分なりに解釈すると、糖質制限もしながら、かつ断食もすると最新の研究からすれば、更に効果がある、すなわち自分の頭を含めた活動の活発化がはかれるよ、ということなのかな。
自分の経験では糖質制限を短期間続けることは比較的簡単ですが、長期間続けるのは意思の問題ですね。
だけど、この話しを聞くかぎりでは魅力的だね。また、実践するかな。