(2019年8月アエロメヒコ航空搭乗記57便)成田-メキシコシティのビジネスクラス、荷物は最終目的地まで、ANAよりもアエロメヒコを選ぶかな

2019年8月にペルーとアルゼンチンに旅行した。

もちろん、ペルーはマチュピチュが目当てで、アルゼンチンはイグアスの滝とブエノスアイレスの観光が目的であった。

その際、利用したのがメキシコのアエロメヒコ航空です。

行きは、成田からメキシコシティ経由でリマ着の便です。

帰りは、ブエノスアイレスからメキシコシティ経由で成田着です。

このアエロメヒコ航空のビジネスクラスチケットは旅行の8ケ月ぐらい前にHISで40万円で出ているのを偶然見つけ、お盆にかかる夏のピークシーズンにしては格安と思い、予約していた次第です。

南米まで、往復すべての便でビジネスクラスが確保できるのは安いと思う。キッパリ。

ちなみに、アエロメヒコ航空を利用するのはエコノミーも含めても初めての経験です。

南米への旅程としては、アメリカやメキシコ経由やヨーロッパ経由、中東経由等、いろいろなルートがありますが、メキシコシティ経由が便利だと思います。アメリカ経由だとESTA取得が面倒になりますね。

8月3日(土)の14時25分発のAM57便でメキシコシティ行きです。

座席は4名分、1A・1C・2A・2Cを抑えていました。

HIS経由でのアエロメヒコ航空を予約すれば、HISの予約画面で直接、全行程の座席指定が可能です。座席指定は直接、航空会社のHPから購入しないとネット上では座席指定できないと思っていたので、新鮮な驚きでした。やるじゃないか、HIS。

この成田とメキシコシティを結ぶアエロメヒコ航空の機体は787-8(ドリームライナー)で、機体は新しいです。

座席の配列は2×2×2です。シートはフルフラットですが、窓側席は通路側のシートの方をまたいで出る必要があります。

ハード的には全く問題ありません。

総合的な判定ですが、最終目的地がメキシコシティであれば値段次第ですが、ANAが最優先エアラインとなることは間違いありません。

だけど、メキシコシティ経由で南米に足を延ばすとなると、アエロメヒコ航空が最適だと思います。何せ、南米の最終目的地で荷物をピックアップするだけのサービスは最高のサービスです。

アエロメヒコ航空のビジネスクラスのサービスですが、私は和食をチョイスしましたが、全く問題ありません。満足度は高いです。

ただ、エンターテイメント関係ははっきり言って貧弱です。日本語字幕の映画は長いフライト時間と比較して、満足できる本数はラインナップされていません。

あとは、機内での免税品の販売は全くありません。

エンターテイメントと免税品の販売が日系エアラインと比べると全くダメです。それさえ納得できれば、全く問題ないエアラインです。ただ、ワイン系のアルコールは品揃えが少し貧弱だとは思います。

その替わりですが、テキーラやコロナビール等は充実しています。

ただ、ハード面は全く遜色がないと思います。

ネット上のアエロメヒコの搭乗の感想では、アエロメヒコは全くダメという評価がたくさん見受られます。それは全く違うと思います。但し、エコノミークラスは判りませんが。

まあ、メキシコシティまでの長時間フライトでシートがフルフラットになり、価格面でも有利であれば、ANAではなくアエロメヒコ航空を選ぶのは合理的な選択と思います。

はっきり言うと、米系エアラインに近いサービスといえると思います。

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