自分の中では街中華では最高峰と思っているのが、東京は芝大門にある「味芳斎 支店」(ミホウサイ)なのです。
そして、こちらのお店には20数年来通い続けているのです。月に2回通った時もあったのですが。以前、芝大門にオフィスがあった時は、お昼のランチは毎日こちらの「味芳斎 支店」に通ったものです。
ランチ時は行列は必至のお店です。
そして、3月14日の土曜日は3ケ月毎のルーティーンで「味芳斎 支店」を訪問することにしたのでした。
19時に3名で訪問です。念のために、2日前に予約をして行ったのです。
巷では、新型コロナウイルスの感染リスクより、先に経済が悪くなってしまうのではないかと言われ始めている昨今です。
特に、観光業や飲食業は大打撃を受けていますね。
そんな中での、小雨が降る少し寒い土曜日の夜です。
お店に入ると、いつもとは違う光景がそこにはあったのでした。
こんな人気店でも、今日のお客さんの入りは3割程度だったのです。
20数年通った中で一番少ないお客さんの入りです。
いつもは、いつ行ってもほぼ満席のお店がこの状態なのです。本当に驚きました。
気持ちを落ち着かせて注文です。
まずは、ビールで喉をうるおします。「味芳斎」のビールはアサヒビールのスーパドライだけです。メインバンクがわかります。
注文したのは、いつもとかわらず、定番中の定番です。
- レバニラ炒め
- 肉野菜うま煮
- 牛肉飯(1,500円)
- 小籠包
本日は、連れがめずらしく、味芳斎名物の牛肉飯を食べると言いだしたのです。辛さと独特の香辛料で味付けされた牛肉がゴロゴロと入ったどんぶりものです。
お昼には、近くのOLさんがこの牛肉飯をよく食べている光景に出くわします。こんな辛いもの食べたら、午後は仕事にならないと思うのですが。キッパリ。
そんな訳で、今日は一品料理のお皿が1つ少なくなったのです。よって、ピーマンレバーは今日はなしですね。残念。
まずは、ニラレバ炒めの大盛から出てきます。
このニラレバを食べながらの、ビールでまったり、たまりません。そして、自分は夜の味芳斎では飯類は口にしないのです。ビールと料理だけで十分なのです。
こちらのニラレバはまったくレバーの臭みは皆無です。一度、素揚げしたレバーとニラがうまいハーモニーを醸し出す至福のニラレバなのです。
そして、次はうまみたっぷりの肉野菜うま煮の登場です。こちらも大盛です。ゴロゴロと入ったキャベツが甘くでうまいんだな。
そして、小籠包の登場です。小籠包は定番ではないのですが、たまに食べるという感じかな。
そして、オヤジさんが杏仁豆腐を3つプレゼントしてくれたのです。
こんな時によく来てくれたということでしょうか。
帰りにオヤジさんと立ち話した限りでは、あと2ケ月こんな調子が続けば、もたないよ、というぼやきも。
そして、今日は新発見があったのでした。20数年通っていても気がつきませんでした。
何と、普通にクレジットカードが使えるのを初めて知ったのでした。
味芳斎は現金のみというのが、こびりついていたので、新鮮な驚きでした。