投稿者: 管理人はだかず

  • 松濤美術館「111年目の中原淳一」に感動、自分の人物画の水彩画の師匠だよ、繊細なタッチとセンス

    松濤美術館「111年目の中原淳一」に感動、自分の人物画の水彩画の師匠だよ、繊細なタッチとセンス

    2024年8月8日(木)

    昨日は美術展に行ったよ。だけど、昨日夜8時頃の首都圏の雷はすごかったね、人生であんな強烈な稲妻を見たのは初めてかな。

    そして、その美術展はこちら。

    • 「111年目の中原淳一」
    • 会期: 2024年6月29日(土)~2024年9月1日(日)
    • 開催: 渋谷区立松濤美術館
    • 入館料: 一般1000円(入館料のお支払いは現金または渋谷区キャッシュレス決済アプリ「ハチペイ」のみ)

    自分はこのり中原淳一さんを全く存じ上げていませんでしたが、その絵は記憶の彼方にあるんだな、昔々、少女雑誌とかでよく見た絵だよね。

    こんな企画展です。

    イラストレーション、雑誌編集、ファッションデザイン、インテリアデザインなどマルチクリエイターと呼ぶべき多彩な活動で知られる中原淳一(1913-1983)

    彼は、戦前に雑誌『少女の友』でデビューをし、挿絵や表表紙を手がけ人気を博したほか、編集にも関わっていきました。1937年に日中戦争が勃発すると、戦時色が強まる中で同誌を去ることを余儀なくされます。しかし、中原の雑誌制作への情熱は絶えることはなく、終戦の翌年の1946年には自身が編集長を務める『それいゆ』を創刊。その後も『ひまわり』、『ジュニアそれいゆ』、『女の部屋』などの雑誌を手がけていきました。


    中原の生誕111年目を記念し開催される本展では、こうした数々の雑誌に掲載された挿絵や表紙の原画をはじめ、デザインした衣服、アーティストとして制作した絵画や人形など、中原の仕事の全貌に迫ります。「再び人々が夢と希望を持って、美しい暮らしを志せる本をつくりたい」という想いのもと、中原が生み出したこれらのクリエイションの数々を通じて、今もなお色褪せることのない魅力を紹介します。

    観ての感想。生の原画を観ると、タッチの繊細さがよくわかります、そして原画はほとんどが水彩画です。この人、ある意味で天才だと思いました。自分にとって人物画を描くうえでそのタッチと繊細さ、女性の描き方は本当に参考になりました

    あのオードリー・ヘップバーン的な女性の描き方はこの人が最右翼ですね、だれでも知っているあの色使いと構図。水彩画を勉強している人は絶対に観に行った方がよいです。

    自分は図録は絶対買わないだろうという思い込みで行ったのですが、思わず勉強のために買ってしまいました、それほどすばらしい企画展でした。

    油絵も1点ありましたが、この方は絶対に水彩画だよね、あんな発色、あの時代にどうしてできるんだろうね。

    観終われば、麻布十番へ。向かうは「新福菜館」しかありません。

    中原淳一と天候の熱にやられて、思わずビールから入ります。

    やっぱりここの黒ラーメンは最高。夜もチャーシューを買って帰り、ご飯のともに

    今日も充実した一日でしたよ。

    企画展「和田誠 映画の仕事」は映画ファンなら行くべし、本当に堪能させていただきました

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  • ANA Blue Hangar Tourに参加、格納庫見学に大満足、ANA印の“Tool Box”も入手

    ANA Blue Hangar Tourに参加、格納庫見学に大満足、ANA印の“Tool Box”も入手

    2024年8月7日(水)

    昨日はおもしろい体験をしたよ。

    今、ANAが絶賛開催している機体整備の工場見学である「ANA Blue Hangar Tour」に参加してきたよ。このツアーは無料なのですが、大変人気でなかなか予約がとれません

    1日4回、各最大48名です。朝の9時30分からHP上で数週間後の予約受付が始まります。

    特に8月は夏休み時期で予約をとるのが難しいようですが、自分の場合は気付いた時にHPをチェックしていたら、偶然に空きがあり、取れました。1名か2名ならキャンセルされた空きがポツポツででていますね

    ちなみに自分は1名で参加です。

    座学が30分、メインの格納庫見学が約60分の1時間30分のコースです。

    ただし、自分がこのツアーに参加した真の目的はこのANA印の“Tool Box”を手に入れたかったのです。このツアーに参加すれば売店で購入できるとの情報を知ったのです。

    その話しに行く前にこのツアーです。

    このツアーが行われるビルに行くのに一苦労したのです。自分がよく調べないのが悪いのですが。

    アクセス案内にはモノレールの場合は「新整備場」駅で下車して、徒歩15分もしくはバス5分とのこと。自分はモノレールでアクセスですので、この駅は第3ターミナルの手前にあると思いこんでいたのです。

    自分の勘違いで、「新整備場」駅は第三ターミナルと第一ターミナルの間、そして普通列車しか止まらないのね。これがわからなくて苦労したよ。

    「新整備場」駅は改札(1つしかありません)を出て、左側の通路を道なりに出れば、地上に出てこんな風景が広がります。そして、時間通りに行けばこんなANAの専用バスもいますよ。

    このアクセス部分で苦労しましたが、あとはスムーズに流れます。

    肝心の格納庫見学は、3階デッキから1階フロアでは実物の飛行機と整備士が働く姿を間近で見れて迫力ありすぎです。今まで格納庫見学は何回か伺いましたが、ここまでかなり自由に観させて説明してくれたのは初めてです。

    大人でも楽しめるよ。このツアーの写真はANAの許可がいるので、後日です。

    そして、肝心のツールボックスです。こんな逸品です。

    ANA様 x TOYO STEELのコラボレーションツールボックスが誕生しました!

    実際にANA様の整備士の方々が使用しているモデルをカスタムした一品となります!
    ABBツアー、ABHツアー参加者様への限定販売品となります。

    大満足の「ANA Blue Hangar Tour」でした。

    そして新整備場駅前には食事ができるところは皆無ということで、新橋でランチを済ませます。久しぶりにラーメンの「ほりうち」さんを訪問です。

    こちらの良いところはつまみにこんなものがあります、350円。

    そしてラーメン(並)を注文です、美味し。

    本日も充実した1日でした。

    ANAラウンジで発見、mitocoの「ローズフラワーティ」、全日空国際線ファーストクラス採用とは

     


  • デヴィッド・リンチ版「デューン/砂の惑星」は監督の力技炸裂の映画

    デヴィッド・リンチ版「デューン/砂の惑星」は監督の力技炸裂の映画

    2024年8月6日(火)

    昨日の株価の下落は激しかったね。自分は現物だけなのでその騒ぎとは無縁です

    そして株式と為替の大混乱をよそに、週初めは映画館に涼をとりにね、渋谷へ。

    本日観た映画はこちら。

    • 「デューン/砂の惑星」

    映画監督にとっての鬼門の映画ですね。今回観たのはこちらのバージョン。

    “カルト的人気を誇るデヴィッド・リンチ版『デューン/砂の惑星』が今夏4Kリマスター版でスクリーンに蘇る!”

    こんな映画ですね。

    映画化不可能といわれたSF界の金字塔フランク・ハーバートの大長編小説を、鬼才デヴィッド・リンチ監督が独自の映像美学で映画化した超大作。主演には、『ツイン・ピークス』(90)のデイル・クーパー役で知られるカイル・マクラクランを迎えた。しかし、最終的な編集権がスタジオ側にあったことから勝手な編集が施され、出来上がった映画はリンチにとっては不本意なものになったという逸話もある。

    自分も一度このデヴィッド・リンチ版は観たことがあるのですが、再度、怖いもの観たさで足を運びます。

    観ての感想。リンチの力技を観たような。普通、2時間強でまとめられる話しではありませんが、完結させてしまいました。これが1,200円で大画面で観られれば、大満足かな。だけど、話しは宇宙を舞台にした戦国武将の闘いの話しなのね。不老不死の香料を巡る宇宙の闘いですが。さすが若きスティングは引き締まったよい身体をしています。

    音楽はイーノとTOTOが担当していますが、激しいロック調ではないのね。

    今となっては少し時代遅れなSFX映像ですが、もっと評価されていい映画だとは思いますが

    そして、週末は土曜日の夕食です。1ヶ月ぶりに夏バテ防止にお酢で体を引き締めるために、六本木の「おつな寿司」に出かけます。

    前日に予約して、19時に2名で訪問です。やっぱり外人さんが多いね。

    まずはサッポロの黒ラベルだね。最初のつまみは貝です。次は大将が良い“いわし”が入ったので焼き物にしてくれました、美味いね。

    おつなでこんな焼物は初めてだったので、よほど良いいわしだったんだね。こんなつまみでは、ビールがグイグイすすむね。はや、芋焼酎のお湯割りです。前半戦から飛ばします

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • いか
    • ほたて
    • たい
    • いわし
    • 赤身まぐろ

    茶碗蒸しをはさんで、後半戦です。

    • 牡丹エビ
    • 大トロ
    • 玉子焼き
    • いくら
    • おつな名物“いなり寿司”
    • 鉄火巻
    • あなご

    今日の白眉は、大将がどこでも切ってやるよと言って、大トロをチョイスしたところかな。今日の芋焼酎は3杯。

    ご馳走様でした。また、1ケ月後にね。

    何と六本木の「藪そば」が閉店、麻布台ヒルズに「亀戸ぎようざ」がなぜに出店、わからん

     



  • 映画「マッドマックス」は今とは別物のマックスだね、シンプルでわかりやすい

    映画「マッドマックス」は今とは別物のマックスだね、シンプルでわかりやすい

    2024年8月3日(土)

    本日もまずは映画のお話しから。

    昨日の金曜日から「午前十時の映画祭」のラインナップも新しくなりました。2週間ごとにね。

    そして、新しいラインナップのこの映画を観に行ったよ、日本橋のTOHOシネマズにね。

    • 「マッドマックス」

    不覚にも自分はこの映画を観ていないし、そもそも「マッドマックス」シリーズには興味がなかったのも事実です。製作は1979年、もう45年前なんだね

    というわけで、本日はこちらの映画を観に行くのでした。

    この映画の背景はこんな感じ。

    メル・ギブソンを一躍スターダムに押し上げた壮絶カーアクション

    世界に通用するアクション映画はハリウッド製以外あり得ないと思われていた1970年代末、当時無名のジョージ・ミラーが監督したこの作品は、オーストラリアの荒野を舞台に、それまでの常識を覆す猛烈なスピード感と危険極まりないスタントの連続で観客を圧倒した。

    観て思ったのは、一言で言うと“バイオレンス・復讐劇”なのね。あらすじはこんなストーリーです。

    近未来。石油枯渇によって社会秩序の崩壊したオーストラリア。

    マックス(メル・ギブソン)は、法執行機関MFPの一員として、日夜暴走族たちを取り締まっていた。だが、トーカッター(ヒュー・キース=バーン)率いる暴走族に同僚を殺され、仕事に嫌気がさしたマックスは、休暇を取って妻子と旅に出る。だが、愛する二人もまた暴走族の犠牲者に。高速追跡車V8インターセプターを駆り、復讐を誓ったマックスの壮絶な闘いが始まった

    近年の「マッドマックス」シリーズとは違って、話しはシンプルでストーリーがわかりやすいのね。映画も予算がない感じでフィルムに粗さも見られるしね。メル・ギブソンも若すぎる感じでね。

    どんな変遷で今のあの理由のわからない「マッドマックス」に変貌したんだか

    自分的に「マッドマックス:フュリオサ」よりもこちらの方がシンプルでわかりやすくて、いいよねというか好みだね。近年作は進歩というより、もう別の映画と思った方がいいんだよね、ジョージ・ミラー監督

    そして2週間後には「マッドマックス2」が上映されるので、楽しみに待っています。

    観終われば11時です。早めのランチですが、日本橋であれば京都ラーメンの「ますたに」さんへ。壮絶な闘いを観たあとですので、まずはビールとたくあんでクールダウンです。毎日、この時間が最高だね。ビールを完飲したあとは、“ますたにラーメン(並)”をね。

    そして、今日は日本橋から野暮用のある秋葉原まで行きます。何と徒歩で15分で行けるのね。秋葉原のヨドバシカメラへ。用を済ませて、自宅へ帰還です。

    自宅でクーラーを聞かせて、ジュンパ・ラヒリ「停電の夜に」を読了です。15年前に買っていたのですが、とうとう読み切りました。感性が鋭い小説だね。

    映画館で「バベットの晩餐会」を観たよ、背筋がピンと伸びるね、すばらしい

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  • 高級カメラほどよく売れる昨今、これをバブルと言わずして何と言う、ライカもね

    高級カメラほどよく売れる昨今、これをバブルと言わずして何と言う、ライカもね

    2024年8月2日(金)

    昨日の木曜日はいつものとおり、1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    お昼すぎに銀座の絵画教室に出かけます。 教室は13時から2時間です。 3回で東京の下町の川べりの風景を水溶性インクを使って描く、3回目です。本日は着彩です。

    何気ない風景ですので、ほぼグリザイユだけで描いていきます。というわけで、こんな感じの絵が出来上がりました。くすんだ感じの風景です。

    そして、お絵描きが終われば、これまたいつもの遅いランチです。

    これまた変わらず、銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。まずはビールから。入り口のカウンター席でまったりです。ビールを飲み終わる頃に、“麺お願いします”のコールです。 いつものように、“ワンタンメン”です。やっぱり東京ラーメン、美味いね。本日は行列はありませんでしたが、ビールを飲んでいるとスペイン系の6名がやってきて、おばちゃんと翻訳アプリを経由で会話しています。よく“共楽”を見つけたね、あなたはえらい

    本日の話題はカメラについてです。新製品でも高いカメラほど売れるんだね、すごいことになっているよね。

    数ヶ月前に自分が手に入れたかったカメラがこちら。

    • FUJIFILM X100VI 281,600円(税込)

    発売日当日に瞬時に売り切れ、メーカーの販売サイトのサーバーもアクセスできないぐらいの争奪戦。それから数ヶ月たっても在庫なしの状況です。

    いくら世界中で販売すると言っても、こんな高級カメラが瞬間蒸発で売れるのはおかしいと思うのですが、超バブルでは

    そんな中、代替品として注文したのがオリンパスのこちら。

    • OMデジタルソリューションズ E-P7 101,502円

    外出や旅行に持って行くには最適な大きさのカメラだったのでね。こちらのカメラも大人気で、ビックカメラなどの量販店に行っても在庫なしです。

    そして注文を受付ていたコジマオンラインで3月末に注文です。売買契約は成立して、「メーカーの生産待ち」という状態が3ケ月。この7月中旬にようやく届いた次第です。

    そして極めつけは、この7月末に全世界で発売されたかのライカの「ライカD-LUX8」です。

    自分もライカオンラインで予約を入れましたが、こんなメールが届く始末です。

    ライカD-LUX8」につきましては、世界的に予想を大きく上回るご注文をいただいているため、お届けまでに大変長くお待ちいただくことになる見込みです

    こんなに高級カメラがバカ売れするのであれば、メーカーは作って売ればバカ儲けできるのではと思う自分。どこか世界はおかしいよね。カメラはiPhoneで十分なのに。

    そして、銀座の共楽からの帰り、銀座のルイヴィトンの前には長蛇の列。そんなにしてまで買うかな、円安バブルというか、バブル最高潮なのではと思う現象です。

    ソニーのデジタル一眼カメラα7Rのストラップなら、これイチオシ。ロッククライミングのロープの「トポロジー」が最適だよ

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  • 映画「DitO」は結城貴史の渾身の一本だよ、パッキャオから“年齢はただの数字”の啓示

    映画「DitO」は結城貴史の渾身の一本だよ、パッキャオから“年齢はただの数字”の啓示

    2024年8月1日(水)

    7月最終日の昨日も本当に醜い暑さでした、夕方には関東で局地的大雨。

    午前はまだましなので、映画館へ涼みを取りに。昨日観た映画はこちら。かなりマイナーな映画かな。だけど、マニー・パッキャオの名前を見ると黙っていられないよね。フィリピンを舞台にした日本人ボクサーの映画です。

    • 日本×フィリピン合作映画「DitO」(ディト)

    話しはこんな感じ。

    俳優の結城貴史が初メガホンをとって自ら主演を務め、フィリピンを舞台に不器用な親子の絆と成長を描いた日本・フィリピン合作による人間ドラマ

    プロボクサーの神山英次は日本に妻子を残し、フィリピンで再起をはかるべく孤軍奮闘していた。そんな彼の前に、ひとり娘の桃子が訪ねて来る。久々の再会を果たした父娘は、衝突しあいながらも少しずつ絆を取り戻していく。やがて40歳を迎えた神山に、最後のチャンスとなる試合の話が舞い込む。

    結城監督が演じる神山を捜しにフィリピンへやって来る娘・桃子を「犬部!」「SUNNY 強い気持ち・強い愛」などの田辺桃子が好演。神山の妻ナツ役で尾野真千子が共演し、ボクシング元世界王者マニー・パッキャオが自身の生きざまを投影した役で特別出演。タイトルの「DitO」はフィリピンのタガログ語で「ここ(here)」の意。

    2024年製作/118分

    話しは少しベタなのですが、非常に好感の持てた良い映画でした。近年のボクシング映画ではピカ一だと思います。フィリピンのボクシング界での厳しさと生活も垣間見れるしね。

    主人公の神山英次役の結城貴史さんの迫力と姿がこの映画そのものなのですが、娘役の田辺桃子は良い演技だと思ったよ、これから使われれば伸びると思います。

    少し残念だったのはあの負けたフィリピンボクサー、もう少し迫力ある人がよかったのでは、少し小さいしね。だけど、ミンダナオ島の海の風景のすばらしさ。

    パッキャオの唯一のセリフ、「神山、年齢はただの数字だよ」、かっこいいね

    だけどあのスパーリング、ヘッドギアで顔がわかりませんでしたが、あれパッキャオかな?

    公式サイトで奈良橋陽子さんも絶賛のコメントを寄せていらっしゃいますが、是非、もっと広く劇場で上映を、すばらしい映画だよ。結城貴史さんの汗が飛び散るよ!

    観終われば、渋谷から麻布十番に移動です。目指すは「新福菜館」だよ。最近は一週間に一度行かないと禁断症状が出るようになったんでね。まずは今日もよく歩いた自分、お祝いにビールを1本。そして、あの黒いスープのラーメンをいただきます

    チャーシューの持ち帰りもお願いし、夜も食べますよ。

    ご馳走様でした。

    沢木耕太郎原作の「春に散る」を観たよ、邦画では久々に硬派で良い映画、観るべし





  • 「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」、佐伯祐三は迫力が違うね

    「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」、佐伯祐三は迫力が違うね

    2024年7月31日(水)

    昨日は久しぶりに美術展に行ってみたよ。皇居横の竹橋にある東京国立近代美術館で開催されているこちらです。

    • 「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」

    開催は8月25日までなので、そろそろ行っておかなくては、と思って出かけました。だけど、今日の東京都心も暑かったね。

    こんな展覧会です。

    パリ、東京、大阪-それぞれ独自の文化を育んできた3都市の美術館のコレクションが集結

    セーヌ川のほとりに建つパリ市立近代美術館、皇居にほど近い東京国立近代美術館、大阪市中心部に位置する大阪中之島美術館はいずれも、大都市の美術館として、豊かなモダンアートのコレクションを築いてきました。本展覧会は、そんな3館のコレクションから共通点のある作品でトリオを組み、構成するという、これまでにないユニークな展示を試みます。

    時代や流派、洋の東西を越えて、主題やモチーフ、色や形、素材、作品が生まれた背景など、自由な発想で組まれたトリオの共通点はさまざま。

    総勢110名の作家による、絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、それをテーマやコンセプトに応じて7つの章に分けて紹介することで、20世紀初頭から現代までのモダンアートの新たな見方を提案し、その魅力を浮かびあがらせます。

    入場料は2,200円と少し高いですが、しかたないね。

    入口から佐伯祐三の「郵便配達人」です。佐伯の作品は3点ほどあったかな。どれも独特なタッチがあるよね。油彩をたっぷりに使った絵画、いい絵だと素直に思いました。

    ピカソ、バスキア、ルソー、モディリアーニも1点づつ。今回の目玉はラウル・デュフィの連作の絵かなとは思ったね。あと、萬鉄五郎の存在感のある人物画。あと、ラウル・デュフィの「家と庭」の緑の描き方は絵を習っている自分には参考になりました。

    お客さんそれほど混んでいなくて、おすすめですよ。

    鑑賞が終われば、美術館横の毎日新聞のビルにある「とんかつまるや 竹橋店」へ、これが楽しみなんだね。

    とんかつまるやは創業以来「日本一のとんかつ屋」を目指しています。
    オフィス街を中心に現在23店舗を出店し、日々お客様の満足度向上のため精進しています。

    創業からお客様への約束として 「ローコストハイクオリティ」「鮮度にこだわり一つ一つ手作りで提供」を一貫して続けて参りました。

    改めて思ったのは、脅威のコスパです。

    今回、自分が注文したのが、こちら。

    • ロースカツ定食 800円
    • 瓶ビール 650円

    これで1,450円には参ったね。とんかつも厚くて、とても800円で出せるとは思えません

    こんなに安くて、どのように儲けているんだろうね。上野の「とんかつ山家」と並んで、東京都心ではコスパ最強のとんかつですね。そして「とんかつまるや」と都内で20数店舗のお店があるしね。

    ご馳走様でした。

    上野の「とんかつ山家」(ヤマベ)で世界最強のロースカツ定食に遭遇、これで800円、気絶したよ

     



  • 映画「越境者たち」を観て、現在の欧州の国境管理の厳しさを体験すべし

    映画「越境者たち」を観て、現在の欧州の国境管理の厳しさを体験すべし

    2024年7月30日(火)

    オリンピックに夢中になっているとブログの更新も遅れるよね。

    だけど、阿部詩の号泣は見苦しかったよね、それとフェンシングの快挙はもっと報道しないと国辱ものだと思うのですが。そんなことより、週初めに映画を一本。

    昨日の月曜日は渋谷の劇場に。観た映画はこちら。

    • 「越境者たち」

    いわゆるヨーロッパの移民問題です。話しはこんな感じ。

    極寒のアルプスを舞台に、大自然の脅威と不寛容な人間たちの狂気を描いたサスペンススリラー

    イタリアの国境を越えたアルプスにある別荘の山小屋。妻を事故で亡くして失意の中にいたフランス人サミュエルは、娘を友人に預け、この山小屋で週末を静かに過ごそうと考えていた。その山小屋には、山を越えてフランス側にある難民施設へ亡命のため向かおうとしているアフガニスタン人女性チェレーが避難していた。翌朝、サミュエルはフランスに向かうチェレーを放っておけずに道案内を引き受ける。しかし、そんなふたりの前に立ちはだかるのは、雪山の脅威だけではなかった。

    チェレー役は、イランからフランスに亡命後、「聖地には蜘蛛が巣を張る」で第75回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞したザーラ・アミール・エブラヒミ。サミュエル役を「苦い涙」「理想郷」などのフランスの名優ドゥニ・メノーシェが務めた。監督は本作が長編デビュー作となるギョーム・レヌソン。

    2022年製作/93分/G/フランス
    原題:Les survivants

    話しが出来すぎのところがありますが、

    • 何故、男も一緒に山を超えるのか
    • あの3人組は何故、執拗に妨害するのかが不自然

    だけど、今、ヨーロッパの国境はこうなんだろうなと思わせる良い映画です。終わりのサラッとした感じがいいし、何か意味深だよね、あの難民キャンプの風景。

    映画の尺も93分でコンパクトでいいしね、だけど、あの身分証のところはよくわかりませんでした。おすすめの映画ですよ。

    そして、週末は土曜日の夕食です。

    中華に行こうかと思いましたが、こんな暑さではやっぱり蕎麦だよ。というわけで、急遽、赤坂の「室町砂場」へ3名で。19時には暖簾がおりるので、18時30分に入店です。夜来るのは久しぶりです。

    まずはサッポロの633ですね。つまみは王道の3品です。

    卵焼きは人数分に分けてくれるのでありがたいね、喧嘩しないようにね。

    連れは砂場発祥の「天もり」のようです。「天もり」発祥の店としても有名です。江戸前のそばつゆにかき揚げが入っており、天ぷらの味わいがそばつゆに浸透し美味いんだね

    一人はそばで、もう一人はうどんです。(そばアレルギーなのでね)

    これやっぱり超絶うまいとのことです。そして、自分はいつもの大盛りです。ビールも2本飲んでお会計は12,000円なりです。

    東京の夏、日本の夏ですね。

    フランス映画「理想郷」、田舎暮らしも西田敏行の“人生の楽園”のようにはいかないよね、現実

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  • Bowers & Wilkinsの「Pi7S2」、機内エンターテインメントで利用できる、画期的

    Bowers & Wilkinsの「Pi7S2」、機内エンターテインメントで利用できる、画期的

    2024年7月26日(金)

    昨日の木曜日はいつものとおり、1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    お昼すぎに銀座の絵画教室に出かけます。 教室は13時から2時間です。 本日から3回で前回同様に水溶性インクを使って、東京の下町の川べりの何気ない風景を書いていきます。

    本日はその2回目ということで、鉛筆で形どりした上に水溶性インクで書いていきます。そして30分ほどグリザイユをします。にじみは難しいねを改めて思いました。今日は途中まで。来週で完成です。

    そして、お絵描きが終われば、これまたいつもの遅いランチです。

    これまた変わらず、銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。まずはビールから。入り口のカウンター席でまったりです。ビールを飲み終わる頃に、“麺お願いします”のコールです。 いつものように、“ワンタンメン”です。やっぱり東京ラーメン、美味いね。本日は3時30分でも10名ほどの行列があったよ。

    本日は“ワイヤレスイヤホン”についてだよ。実はまた衝動買いをしてしまったのです。六本木のLiving Motifに久しぶりに顔を出してみると、こんな逸品を見つけてしまったのです。

    バウワースアンドウィルキンス(Bowers & Wilkins)の「Pi7S2」という商品です。自分はこのメーカーは知らなかったのですが、調べてビックリです。

    ビートルズで有名なアビーロードスタジオを始め、多くのレコーディングスタジオでリファレンススピーカーとして採用されているイギリスのスピーカーブランドです。オーディオスピーカー以外にもカーオーディオや、近年ではこれまで培った技術を生かしたBluetoothスピーカーやヘッドホン、ワイヤレスイヤホンを発表し、進化をし続けています。

    アビーロードスタジオと聞いては捨ててはおけません。

    そして、この「Pi7S2」に惹かれた理由は、音質は良いであろう、ノイキャンも問題なしというコメント多し、そしてなんたってこの機能なのです。

    Bluetoothトランスミッター機能

    外部オーディオソースとス充電ケースを有線接続すれば、ケースからPi7 S2にワイヤレスで音声信号を送信することができます機内エンターテインメントシステムやパソコンなどのソース機器に接続することで、aptXの優れた音質でお楽しみいただけます。充電ケースからのワイヤレス送信は、Px7 S2やPx8など、他のBowers & Wilkins製のヘッドフォンにも対応しています。

    要は飛行機のジャックに付属のピンを差し込めば、充電ケース経由でこのノイキャン・イヤホンが使えるのです。こんな機能のある高価格帯のBluetoothワイヤレスイヤホン初めてだよ

    ちなみにアマゾンでの価格は33,000円ほど。やっぱり高いね。

    自分はひねりにひねって、ノジマオンラインで格安で購入したよ。

    使ってみての感想。とにかくスタイリッシュで他の人とかぶらなくていいよね、ノイキャンもアプリ経由での調整でかなり効くよ。

    おすすめです。

    禁断のイヤホンを発見、ルイ・ヴィトンのホライゾン ライト・アップ

     



  • 映画「ある一生」は2024年のNo.1だね、激動の時代に翻弄されても淡々と生きる

    映画「ある一生」は2024年のNo.1だね、激動の時代に翻弄されても淡々と生きる

    2024年7月25日(木)

    まずは映画のお話しから。2日続けて新宿の劇場に足を運んだよ。

    何故なら、この映画は都心では新宿の武蔵野館でしか上映してないのでね。

    その映画とはこちら。

    • 「ある一生」

    この本が欧米でベストセラーであるのは、知ってはいたんでね。

    2014年刊行の『ある一生』は、ドイツ語圏で100万部を突破。2015年グリンメルズハウゼン賞を受賞。2016年国際ブッカー賞、2017年国際ダブリン文学賞の最終候補に。2018年刊行の『野原』は、「シュピーゲル」誌のベストセラーリスト1位を獲得、ラインガウ文学賞を受賞。名実ともにオーストリアを代表する作家の一人ということです。

    そして映画はこんな感じ。

    オーストリアの作家ローベルト・ゼーターラーの世界的ベストセラー小説を映画化し、激動の時代に翻弄されながら過酷な人生を歩んだ男の愛と幸福に満ちた一生を、美しい情景とともに描いたヒューマンドラマ

    1900年頃のオーストリア・アルプス。孤児の少年アンドレアス・エッガーは、渓谷に住む遠い親戚クランツシュトッカーの農場へやって来る。しかし農場主にとってアンドレアスは安価な働き手に過ぎず、虐げられながら暮らす彼の心の支えは老婆アーンルだけだった。アーンルが亡くなるとアンドレアスは農場を飛び出し、日雇い労働者として生計を立てるように。やがてロープウェーの建設作業員となった彼は最愛の女性マリーと出会い、山奥の小屋で幸せな結婚生活を送り始めるが……。

    主人公アンドレアスの青年期を新人俳優シュテファン・ゴルスキー、老年期を「生きうつしのプリマ」のアウグスト・ツィルナーが演じた。監督は「ハネス」のハンス・シュタインビッヒラー。

    2023年製作/115分/G/ドイツ・オーストリア合作
    原題:Ein ganzes Leben

    今年観た映画の中で、今ところ断然1位かな。原作の力は偉大なり。本当にアルプスに生きた平凡な男の一生が淡々と語られるのです、何かすごいことが起こるわけではありません。

    だけど、観終わったあとにジンと頬をつたわるものがあるね、これが世の中の99.99%の人の人生なんだけれど、過酷な自然と日々の労働に実に味があります。人間の本質は変わらないけれど、時代が変わっていくんだね。あのアルプスのロープウェーも感慨深いものがあります。

    中年時代を演じたあの俳優さん、いい味を出す面魂だね。こんな凄い映画、絶対TOHOシネマズはやるべきだと思うよ、映画人としての矜持がないのかね

    観終われば、どうしても「新福菜館」のラーメンを食べたくなって麻布十番へ

    天候も怪しくなってきましたが、まずはビールですね。ラーメンをつまみにビールが飲めるラーメンはここだけでしょう。チャーシューうまし

    ご馳走様でした、良き一日でした。

    イタリア映画「帰れない山」は2023年劇場公開された作品ではNo.1だよ

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  • 映画「大いなる不在」は何かザラついた違和感を感じさせる演技だね、監督の狙いかな

    映画「大いなる不在」は何かザラついた違和感を感じさせる演技だね、監督の狙いかな

    2024年7月24日(水)

    昨日も実に醜い酷暑なので、映画館に行って涼むしか手がありません

    そんなわけで本日は遠くに出かけて新宿まで。25分しかかからないければ、完全アウェーの街です。テアトル新宿まで出かけて観た映画はこちら。

    • 「大いなる不在」

    映画はこんな感じ。

    長編デビュー作「コンプリシティ 優しい共犯」がトロント、ベルリン、釜山などの国際映画祭に招待され高い評価を得た近浦啓監督の第2作。森山未來が主演を務め、藤竜也と親子役で初共演を果たしたヒューマンサスペンス

    幼い頃に自分と母を捨てた父が事件を起こして警察に捕まった。知らせを受けて久しぶりに父である陽二のもとを訪ねることになった卓(たかし)は、認知症で別人のように変わり果てた父と再会する。さらに、卓にとっては義母になる、父の再婚相手である直美が行方をくらましていた。一体、彼らに何があったのか。卓は、父と義母の生活を調べ始める。父の家に残されていた大量の手紙やメモ、そして父を知る人たちから聞く話を通して、卓は次第に父の人生をたどっていくことになるが……

    主人公・卓を森山未來が演じ、父・陽二役は「コンプリシティ 優しい共犯」でも近浦監督とタッグを組んだ藤竜也が務めた。卓の理解者となる妻の夕希役は真木よう子、行方知れずの義母・直美役は原日出子。第71回サン・セバスチャン国際映画祭のコンペティション部門で藤竜也がシルバー・シェル賞(最優秀俳優賞)を受賞。第67回サンフランシスコ国際映画祭では最高賞のグローバル・ビジョンアワードを受賞。

    2023年製作/133分/G/日本
    配給:ギャガ

    観ての感想。

    表現は変ですが、“何かザラッとした違和感を感じる映画”かな。みんなの演技が門外漢を感じさせるのかも、それが監督の狙いならすばらしい

    森山未來の違和感はいつもの演技だと思いますが、藤竜也の言葉遣い(元大学教授の約だからね)、真木よう子の演技しない演技、やっぱり何か変わった感触の映画だよね。

    話しもわかったようで、何かわからないような。まあ、日本の縮図というか、認知症を持つ家庭の大変だねを実感。

    それにしても原日出子が和泉雅子なみになったのは驚きです。いろいろストレスがあったんだろうね。あの役、筒井真理子にやらせたら、毒気があってすごいことになったんだろうね。

    とにかく少し長いと言うか、凡長だと思います、30分短くすればもっと良い映画になったと思います。

    観終わればランチです。完全アウェーの新宿ではやっぱりチェーン店だよね、それも“とんかつ”ね。というわけで、とんかつ「和光」へ。

    まずはビールから、とんかつのお店ではこれ礼儀ですね。

    そして、ランチのロースかつを1,000円で食べれる幸せです。

    とんかつの写真、失念したようです、ボケたのかな。

    美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

    「ゴールドボーイ」は出色の出来、主役はもはや安室朝陽役の羽村仁成だね





  • 映画「墓泥棒と失われた女神」、何を言いたいのか理解できないが、さすがフェリーニの国

    映画「墓泥棒と失われた女神」、何を言いたいのか理解できないが、さすがフェリーニの国

    2024年7月23日(火)

    週初めの月曜日です。本日は外に出るとクラクラするほどの灼熱地獄だったね。

    こうゆう時は映画館で涼むのが一番だよね。そして、いそいそと渋谷に出かけます。

    本日観た映画はこちら、イタリア映画です、週刊文春での映画評がよかったのでね

    • 「墓泥棒と失われた女神」

    映画はこんな感じ。

    「幸福なラザロ」「夏をゆく人々」などで高く評価されるイタリアのアリーチェ・ロルバケルが監督・脚本を手がけ、愛の幻想にとらわれた墓泥棒の数奇な運命を描いたドラマ

    1980年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。忘れられない恋人の影を追う考古学愛好家の青年アーサーには、紀元前に繁栄した古代エトルリア人の遺跡を発見できるという不思議な力があった。アーサーはその能力を利用して墓泥棒の仲間たちと埋葬品を掘り起こしては売りさばいて日銭を稼いでいる。そんなある日、アーサーたちは希少価値を持つ美しい女神像を発見するが、事態は闇のアート市場をも巻き込んだ騒動へと発展していく。

    「ゴッズ・オウン・カントリー」のジョシュ・オコナーがアーサー役で主演を務め、「ブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニ、「ハングリー・ハーツ」のアルバ・ロルバケルが共演。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

    2023年製作/131分/G/イタリア・フランス・スイス合作
    原題:La chimera

    さすがイタリア映画という感じ、フェリーニを生んだ国は違うね。自分的には監督が何を言いたかったのかはわかりませんでした。究極的には人生讃歌なのかな

    意味がわからないのが悪い映画かと言われれば、違うんだね。映画的には良い良質な映画だと思いました。主人公のキャラ設定からして、なかなか分かりづらいよね

    結局、あの女の人とは運命の人なのかな、よくわかりません。

    おそらくマルケスの「百年の孤独」が理解できる人には簡単なストーリーなんだろうね。

    まあ、煙に巻かれたような映画ですが、ビバ・イタリアですね。(何を言っているのかね、自分)

    そして、観終われば13時過ぎです。渋谷でこの時間で食事と言えば、ここしかないね。

    またまた道玄坂の「喜楽」で“チャーシューめん”(1,000円)をいただきに参ります。今日は1Fのカウンターなので、10分ほど待ったよ。

    外は暑いけれど、決して冷やし中華に逃げたりしません、そこはきっぱり。「喜楽」でそれは邪道だと思うんだね。

    というわけで、今日もごちそう様でした。

    「午前十時の映画祭」、映画館の大画面でフェリーニの屈指の名作「8 1/2」を観て、改めて尊敬し直した、巨匠に対して失礼かな?

     



  • 成瀬監督の映画「乱れる」はエンディングがドラマチックなんだね、禁断の愛

    成瀬監督の映画「乱れる」はエンディングがドラマチックなんだね、禁断の愛

    2024年7月22日(月)

    すでに7月も下旬となりました。数日後にはパリ・オリンピックも始まりますね。

    そしてこの週末です。灼熱の東京では食事か買い物以外では外に出るのは危険な状況ですので、いつものように土日でDVDを1本づつ観ることに。

    • 「シャドウプレイ」 監督: ロウ・イエ
    • 「乱れる」 監督: 成瀬巳喜男

    中国映画の「シャドウプレイ」は目黒シネマで現在上映中なので、興味を持ってね。

    中国の30年、そして香港、台湾を舞台に加えて描く、息もつかせぬネオノワール・サスペンス

    実話を元に描く、ネオノワール・サスペンス

    80年代の改革開放が進み90年代に入り市場経済が推し進められ、2000年に入りバブルが訪れる。人々の欲望が渦巻く現代までの30年間。 『シャドウプレイ』は、実話を元に時代に翻弄される中国人の加速する欲望と愛を描く

    はっきり言って、よくわからなかった映画。事件としての規模も小さく、ストーリーもわかりづらいしね。中国の人には面白い話しなのかね。

    成瀬監督、高峰秀子主演の「乱れる」は魅せる映画だね。ストーリーも秀逸だしね。

    スーパーマーケットの進出でかつての賑わいを失った商店街。夫に先立たれ、嫁ぎ先の酒屋を一人で切り盛りしていた主人公は、義理の弟に思いを告白され、居場所を失い、やがて家を出てゆく。
    成瀬巳喜男監督が、社会的なモラルに拒絶された男女の道行きを、抑制された演出で冷徹に見つめる

    加山雄三も若々しくていいね、終わり方はドラマチックでしたが、あの話しを終わらせるにはその方法しかないよね。自分的には納得のエンディングかな。

    成瀬巳喜男と小津安二郎、自分的な評価では小津に軍配かな、小津の方が人生の機微というか深みがあると思うんだよね。カメラワークの構図の取り方も独特だしね。

    そして、土曜日の夕食です。久しぶりに銀座の「ニュー鳥ぎん」へ。自分たちは「鳥ぎん 本店」の方(キレイな方)ではなく、右側の「ニュー鳥ぎん」の方へ

    3名で19時30分に予約してね。訪日客に大人気で最近は行列しているのでね。

    だけど、本日は行列なしで、2階席へ。ビールは黒ラベルの633だよ。

    まずは串から。

    • 砂肝
    • レバー
    • つくね
    • 正肉
    • 手羽先

    レバーは女性陣が2本づつ。やっぱり鳥ぎんの串は上手いね。ビールも2本目に突入です。

    串の第一陣が着弾すれば、すぐに鳥釜飯を2個注文です。このタイミングでバッチリです。

    今日は鳥釜の2個目を2/3残したので、持ち帰り用にパックしてもらいます。翌日に食べる釜飯がまた上手いんだな。お会計は7,700円ほど。お財布にも優しいね。

    また3ケ月後にお邪魔します。ご馳走様でした。

    小津の「晩春」を映画館で初鑑賞、原節子の顔立ちは派手なんだね、ビックリ

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  • 「Fly Me to the Moon」は実にシャレてる映画だよ、そして月は何故オメガ?

    「Fly Me to the Moon」は実にシャレてる映画だよ、そして月は何故オメガ?

    2024年7月20日(土)

    もう週末です。時が過ぎるのは早いね。

    昨日の金曜日は映画の新作が劇場で封切られる日です。何を観ようかな。

    六本木のTOHOシネマズでこの映画を見たよ。月(Moon)がらみですが、劇場の予告編が面白そうだったのでね。その映画とはこちら。

    • 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」

    こんな映画です。

    スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが共演し、人類初の月面着陸にまつわる噂をモチーフに、奇想天外な極秘プロジェクトの行方をユーモラスに描いたドラマ。

    1969年、アメリカ。人類初の月面着陸を目指す国家的プロジェクト「アポロ計画」の開始から8年が過ぎ、失敗続きのNASAに対して国民の関心は薄れつつあった。ニクソン大統領の側近モーは悲惨な状況を打開するべく、PRマーケティングのプロフェッショナルであるケリーをNASAに雇用させる。ケリーは月面着陸に携わるスタッフにそっくりな役者たちをメディアに登場させて偽のイメージ戦略を仕掛けていくが、NASAの発射責任者コールはそんな彼女のやり方に反発する。ケリーのPR作戦によって月面着陸が全世界の注目を集めるなか、「月面着陸のフェイク映像を撮影する」という前代未聞の極秘ミッションがケリーに告げられる。

    ケリーをヨハンソン、コールをテイタムが演じ、物語の鍵を握る政府関係者モー役でウッディ・ハレルソンが共演。「Love, サイモン 17歳の告白」のグレッグ・バーランティが監督を務めた。

    2024年製作/132分/G/アメリカ
    原題:Fly Me to the Moon

    観ての感想。この映画のヨハンソンはいいね、力が抜けて。この人、シリアスな役でない方がよいのではと思わせる映画。プロデュースにも名を連ねているしね、この映画を気に入ったんだろね。

    映画は素直におもしろい映画でした。劇場で観て、楽しんでください。月面着陸については最大の謎ですが、真実かフェイクかはご自分で判断を。全体的にはコミカルさを全面に出して正解の映画だと思ったね。

    ヨハンソンの60年代ファッションも良かったのですが、打ち上げ責任者のチャニング・テイタムはあのスター・トレックのカーク船長の衣装の丸首のニットを毎回着ているのかな、色は違いますが。やっぱりスタートレックを意識しているのかな。

    それとスポンサーでオメガを連れてきた話しは笑ったね、ムーンウオッチはこんなことで始まったのかな、真実ぽいよね。

    政府関係者モー役でのウッディ・ハレルソンが良い雰囲気を出していたね。

    非常におもしろい映画なので、是非、劇場へ。

    終われば、六本木から麻布十番へ移動です。やっぱりここでは「新福菜館」だよね

    ここではラーメンをつまみに、ビールを飲みます。薄切りのチャーシューとビールのコラボは最高です。

    今日もよい1日でした。



  • 何と青組さんANAの“Tool Box”があるんだね、無性に欲しくなったよ

    何と青組さんANAの“Tool Box”があるんだね、無性に欲しくなったよ

    2024年7月19日(金)

    木曜日はいつものとおり、1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    お昼すぎに銀座の絵画教室に出かけます。 教室は13時から2時間です。 本日から3回で前回同様に水溶性インクを使って、東京の下町の川べりの何気ない風景を書いていきます。本日はその1回目ということで、形どりというかドローイングです。4Hの鉛筆で全体の透視線、アイレベルなどを意識しながら書いていきます。

    約2時間弱でこんな下書きが出来上がりました。来週は水溶性インクで下絵を書きます。

    そして、お絵描きが終われば、これまたいつもの遅いランチです。

    銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。3時過ぎで本日も待ちはなし。今日はいつもの中国のおばちゃんがいなくて、店はバタバタしていたね。夏休みをとって、海南島に帰ったのかな。まあ、何はともあれ、まずはビールから。カウンター席でまったりです。 飲み終わる頃合いを見計らって、いつもの“麺お願いします”のコールです。 いつものように“ワンタンメン”です。いつもの変わらぬおいしさです。変わらない木曜日の日課。

    今日の話題は、“Tool Box”の話しです。それもXでこんな商品をゲットしている報告を見たのでした。

    • ANAのロゴ入り青い“Tool Box”

    なんでもANAのハンガーツアーという整備士さんが整備工場を案内するツアーに入って、その売店でしか販売していない“Tool Box”とのことです。自分はこの商品もハンガーツアーも全く知らなかったのです。

    この“Tool Box”、メルカリとかでは7500円程度で出品されていますね。

    そして、このハンガーツアーなるもの大人気のようで、既に8月中旬まではまったく空きがないのです。皆さん、よく知っているね。

    そして、この“Tool Box”なるものを調べて見ました。

    ANA Mallでその原型モデルを販売していますね

    • ツールボックス 幅35.8×奥行14.6×高さ11.5cm ふた付き 工具箱 マーキュリー スチール
    • 色は3色 ブラック・カーキ・レッド
    • お値段 5,280円

    商品はこんな感じ。

    日本の老舗メーカーの、ロングライフデザインのツールボックスです。
    シンプルな見た目なので、お部屋に合ったカラーをお選びいただけます。
    キャンプやアウトドアなどの用具類の持ち運びにも便利です。

    おすすめポイント

    日本の老舗メーカーの、ロングライフデザインのツールボックス
    長く愛され続けるお馴染みのデザインで、工具入れとしてはもちろん、キャンプやアウトドアなどの用具類の持ち運びにも便利です。お部屋に置くだけでも雰囲気が出ます。

    後ろの注意書きもクール
    1950年代から1970年代の、パワフルなアメリカンカルチャーから生まれたデザインを形にしました。「ふたを閉める際指をはさまないように」の注意書きが施されています。

    この“Tool Box”、本当に欲しくなったよ。メルカリにするかハンガーツアーに入るか。

    二者択一だよね。変なものを見つけてしまった自分が悪い。

    「<ANAオリジナル>機内搭載カート(未使用品)」が遂に到着。開封の儀。やっぱり新品だよね

     



  • 映画「メイ・ディセンバー」、真実は自分にはわからなかったね、魔性の女

    映画「メイ・ディセンバー」、真実は自分にはわからなかったね、魔性の女

    2024年7月18日(木)

    昨日も日比谷のTOHOシネマズに映画を観に行ったよ、午前にね。

    天候の話しですが、涼しかったのは本日まで、明日からは灼熱の夏が戻ってくるとのこと、梅雨明けかな。世の中、トランプの返り咲きも間違いなし、リュウゼツランも日本中で狂い咲きとのこと、世の中なにかモードが変わる予感

    自分はトランプになれば急激な円高に進むと思うのですが、どうかな、この相場感間違っている?

    本題の映画です。昨日観た映画は日経の映画欄で今年必見の映画とあったこちら

    • 「メイ・ディセンバー ゆれる真実」

    映画はこんな感じ。

    「キャロル」「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督がメガホンをとり、アメリカで実際にあったスキャンダルを題材に、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアという実力派俳優が豪華共演を果たしたサスペンスドラマ

    20年前、当時36歳の女性グレイシーは、23歳年下の13歳の少年ジョーと運命的な恋に落ちるが、2人の関係は大きなスキャンダルとなり、連日タブロイド紙を賑わせる。グレイシーは未成年と関係をもったことで罪に問われて服役し、獄中でジョーとの間にできた子どもを出産。出所後に晴れて2人は結婚する。

    それから20年以上の月日が流れ、いまだ嫌がらせを受けることがあっても、なにごともなかったかのように幸せに過ごすグレイシーとジョー。そんな2人を題材にした映画が製作されることになり、グレイシー役を演じるハリウッド女優のエリザベスが、役作りのリサーチのために彼らの近くにやってくる。エリザベスの執拗な観察と質問により、夫婦は自らの過去とあらためて向き合うことになり、同時に役になり切ろうとするエリザベスも夫婦の深い沼へと落ちていく

    ナタリー・ポートマンがエリザベス、ジュリアン・ムーアがグレイシーをそれぞれ演じ、ジョー役は「バッドボーイズ フォー・ライフ」やテレビシリーズ「リバーデイル」で活躍するチャールズ・メルトンが務めた。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。第81回ゴールデングローブ賞では作品賞、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞に、第96回アカデミー賞では脚本賞にノミネートされた。

    2023年製作/117分/R15+/アメリカ
    原題:May December

    観ての感想。ナタリー・ポートマン少し老けたね、本題に関係ないか。何か単純な話しなのに、監督の感性と力量で不思議な謎めいたサスペンスに仕上げた感じかな

    ジュリアン・ムーアはいつもの感じ、こんな役やらせたらうまいよね。主演は一応これはナタリー・ポートマンなのかな。

    で結局の真相は闇の奥ということなのかな、自分はそう感じたね。サスペンスを盛り上げる音楽が聞いているね。

    別の意味で自分が驚いたこと。

    この映画を観た回は午前でしたが、劇場がかなり埋まっていました、それも女性がね。興味をひく話題なのかね。これにはびっくりしたね

    観終われば、いつもの日本橋のラーメン「ますたに」へ。

    本日は謎めいた一日だったね。

    ケイト・ブランシェットの迫真に迫る演技が話題の「TAR」(ター)を観たよ、誰がモデルかな

     



  • 映画「チャレンジャーズ」は正に“ゼンデイヤ”様の降臨だね、超スタイリッシュ

    映画「チャレンジャーズ」は正に“ゼンデイヤ”様の降臨だね、超スタイリッシュ

    2024年7月17日(水)

    昨日は7月の3連休空けの火曜日です。

    週初めはまず映画を1本ね。観た映画は、前から気になってはいたのですが、劇場で観るか観ないか迷っていた映画です。もう劇場で公開されて1ケ月経っているものね。その映画とは、

    • 「チャレンジャーズ」

    スポーツ&恋愛ものなんだね。こんな感じの映画。

    「君の名前で僕を呼んで」「ボーンズ アンド オール」のルカ・グァダニーノ監督が「DUNE デューン 砂の惑星」「スパイダーマン」シリーズのゼンデイヤを主演に迎え2人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女の虜になった親友同士のテニス選手の10年以上にわたる愛の物語を描いたラブストーリー

    テニス選手のタシ・ダンカンは確かな実力と華やかな容姿でトッププレイヤーとして活躍していたが、試合中の怪我により選手生命を絶たれてしまう。選手としての未来を突然失ってしまったタシは、自分に好意を寄せる親友同士の若き男子テニス選手、パトリックとアートを同時に愛することに新たな生きがいを見いだしていく。そして、その“愛”は、彼女にとって新たな“ゲーム”の始まりだった。

    「ゴッズ・オウン・カントリー」のジョシュ・オコナーがパトリック、「ウエスト・サイド・ストーリー」のマイク・ファイストがアートを演じた

    2024年製作/131分/PG12/アメリカ
    原題:Challengers

    とにかく主演女優の“ゼンデイヤ”ありきの映画ですね。悪い意味ではありませんよ。しかも製作にも名を連ねているしね。

    映画でのあの恋愛はよく理解できず、ストーリーも特筆すべきものはないと思いますが、“ゼンデイヤ”の存在感、恐るべしです。若いときのテニスシーンは神がかった美貌ですね。超スタイリッシュ

    それと感心したのがテニスシーンの迫力あるボールの映像です、この撮影はすごいよね。やっぱりプロのボールは怖いね。

    そして、帰り道に気づいたのでした。本日の収穫の“ゼンデイヤ”様はあのデューンでの主人公の相手役の女の子だと。デューンを観たときには、なんでこの役にこんなブスを使うのだろうと思ってみていたのですが。(失礼)これが“ゼンデイヤ”かとね。

    この人、すごくブスに見える時と超美人に見える時があるよね、まさにレディー・ガガ現象が起こるのね

    いろいろ書きなぐりましたが、是非、劇場で“ゼンデイヤ”様のお姿を拝見すべしです。

    だけど、あのエンディングはないよね、訳わからん。

    渋谷で観終われば、いつもの百軒店のラーメン「喜楽」へ。2時過ぎに訪問で、行列なしで1Fのカウンター席へ。いつもの“チャーシュー麺”を。

    だけど毎回つぶやくよ、どうして一蘭ごときにあんなに並ぶの、そこの外人。あんたたち、ラーメン舌がないよね。

    バーブラ・ストライサンドとレディー・ガガの共通点は?ブスと超美人に見える時があるんだな、不思議

     



  • 韓国映画「The Moon」は予想を遥かに超える圧倒的な月面の姿に感動

    韓国映画「The Moon」は予想を遥かに超える圧倒的な月面の姿に感動

    2024年7月13日(土)

    今週の初めの月曜日には昨日紹介しました「潜水艦コマンダンテ」を観て、翌日の火曜は渋谷でこの映画を観たよ。7月末までの東京テアトルの株主優待券を消化するために、安易なチョイスをしたのです。その映画とは、韓国映画。

    • 「THE MOON」

    韓国をバカにしているわけではありませんが、韓国の宇宙もの“期待できないね”と思って出かけました。安易な月ものだろうとね。

    だけど、この映画はどこでも劇場で予告を流していなかったね、どうしてだろう。

    映画はこんな感じ。

    「神と共に」シリーズのキム・ヨンファ監督が、たった1人で月面探査ミッションに挑む新人宇宙飛行士の奮闘を描いたSFアドベンチャー

    韓国のロケット「ウリ号」は月面の有人探査をかなえるため、3人のクルーを乗せて宇宙へ飛び立つ。しかし月周回軌道への進入を前に太陽風の影響で地球との通信が途絶え、修理のため船外に出たクルー2人が事故で命を落としてしまう。ひとり残された新人宇宙飛行士ソヌを救出するため、5年前の有人探査機爆発事故の責任を取って組織を去ったジェグクが呼び戻される。

    一方、仲間の遺志を継ぐことを決意したソヌは、月面への着陸を成功させる。NASAの月周回宇宙ステーションが近づくまで48時間、月面探査を成功させて無事帰還を果たすべく奮闘するソヌだったが……。

    人気K-POPグループ「EXO」のド・ギョンスが宇宙飛行士ソヌ役で兵役後初の長編映画出演を果たして話題を集めたほか、「ペパーミント・キャンディー」のソル・ギョング、「ユンヒへ」のキム・ヒエが共演。

    2023年製作/129分/G/韓国
    原題:The Moon

    最初の30分は予想通り、安易なストーリーだなと思って観ていました。

    主人公であるド・ギョンスが演じる宇宙飛行士ソヌが一人になってからの月の描写とストーリーが奇抜で面白かったというより、これハリウッドを凌駕しているよ実際の月の表面がどうなっているか、これが何となく映像で一番なのでは、と思ったね。

    「ゼロ・グラビティ」の無重力空間の映像もすごかったですが、それに匹敵するね。

    少し興ざめしたのは、月の裏側のあの爆弾と思えるあの雨かな、本当にあんなことが起こるのかな、まあ確かなんだろうけど。

    NASAの描き方他、安易なところはありますが、一連の月の描き方というかVFXはすばらしい。今の日本映画ではこんなの製作できないね

    是非、劇場で観ることをおすすめします、ディズニーランドに行くよりね。

    観終われば、渋谷であればいつもの「喜楽」へ。

    本日は行列もなく“チャーシューめん”(1,000円)をいただけました。

    ここ2年、「喜楽」に行きだして焦がし玉ねぎ以外は二郎ラーメンの原型はここなのではないかと思うんだよね。

    それにしても韓国版「THE MOON」はすばらしかったよ、ストーリーではなく、その映像と予算ね。

    ポンジュノの「パラサイト 半地下の家族」は是枝裕和監督の「万引き家族」と下地が何か同じだな。アジア的

     



  • 映画「潜水艦コマンダンテ」は実に男臭い、ヒューマン戦争ドラマだよ

    映画「潜水艦コマンダンテ」は実に男臭い、ヒューマン戦争ドラマだよ

    2024年7月5日(金)

    ヘルシンキの旅日記が終わり、また日常に戻ります。

    木曜日はいつものとおり、1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    お昼すぎに銀座の絵画教室に出かけます。 教室は13時から2時間です。 本日は前回から続く水溶性インクを使って、スイスの「グリンデルワルト」の山岳風景の仕上げの着彩です。雪の感じを出すために、水溶性インクの線を水で洗い、山に積もる雪の感じを出します。

    こんな感じの絵になりました、どうでしょうか。

    そして、お絵描きが終われば、これまたいつもの遅いランチです。

    銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。3時過ぎで本日も待ちはなし。まずはビールから。カウンター席でまったりです。 飲み終わる頃合いを見計らって、いつもの“麺お願いします”のコールです。 いつものように“ワンタンメン”です。いつもの変わらぬおいしさです。変わらない木曜日の日課。週イチで行かないとね。

    今日は週初めに観た映画から。イタリアの渋い映画です。

    • 「潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断」

    あらすじはこんな感じ。

    第2次世界大戦中にイタリア海軍の潜水艦コマンダンテ・カッペリーニが敵国船の乗組員を救助した実話をもとに、戦時下でも失われることのなかった海の男たちの誇りと絆を描いた戦争ドラマ

    1940年10月。イタリア海軍の潜水艦コマンダンテ・カッペリーニは、イギリス軍への物資供給を断つために地中海からジブラルタル海峡を抜けて大西洋へ向かっていた。その途中で遭遇した船籍不明の船を撃沈するが、それは中立国ベルギー船籍の貨物船カバロ号だった。コマンダンテ・カッペリーニのサルバトーレ・トーダロ艦長はカバロ号の乗組員たちを救助して最寄りの港まで運ぶことを決めるが、そのためには自らと部下たちを危険にさらすのを覚悟の上で、潜航を諦めて無防備状態のままイギリス軍の支配海域を航行しなければならず……。

    主人公トーダロ艦長役に「シチリアーノ 裏切りの美学」のピエルフランチェスコ・ファビーノ。「堕ちた希望」のエドアルド・デ・アンジェリスが監督を務め、撮影ではイタリア海軍全面協力のもと実物大の潜水艦コマンダンテ・カッペリーニを再現した。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。

    2023年製作/121分/G/イタリア・ベルギー合作
    原題:Comandante

    潜水艦もので第二次世界大戦ならば、激しいドンパチがあるのかと思っていましたが、全く違うヒューマンドラマでした。だけど、ジワッと後味の良い映画ですね。

    主演のピエルフランチェスコ・ファビーノは最近よく見る顔だね、売れているんだろうね。この映画は全体的に暗い描写が多いので、是非、劇場で観たほうがいいよ。

    主人公は実に男臭いね、最近のヤワなイタリア男とは違うよ。(あの人のことを言っているのではありません、ジローラモ、あっ言っちゃった)

    映像も余韻も心がまさにざわつく映画だよね、まさに快作「関心領域」

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  • [搭乗記]ヘルシンキから羽田行きJL048便満席、どうする、そうだドーハだ

    [搭乗記]ヘルシンキから羽田行きJL048便満席、どうする、そうだドーハだ

    2泊4日のあわただしいヘルシンキ旅行も最終日です。

    最終日は昨日紹介した「オタニエミ礼拝堂」とヒルトンホテル横の「Cafe TORPANRANTA」でのんびりと過ごせば早13時です。

    1時間のレイトチェックアウトをお願いしており、13時にホテルをチェックアウトし、空港に向かう時間です。

    いろいろ大人の理由で3時間前には空港に到着したいのですね。本日の予定フライトはこちら。

    • ヘルシンキ(17:40)-羽田(13:55)

    空港について分かったこと。ヘルシンキ空港のJALカウンターは2時間40分前の15時きっちりにオープンすること。14時40分にチェックインカウンターに行くと、30名ぐらいは既に並ばれていました、がちのエコノミーですが。

    ここで大変なことが起こりました。ほぼ同じ時刻のフィンエアーの成田行きが何かの理由で本日は欠航になったとのこと。よって、JAL便にもかなりの人が流れているとのこと。ヘルシンキから東京行きはこのJAL便とフィンエアーの羽田行きの2便なのです。

    カウンターでチェックインしようとすると、JAL便は2名までしか席が確保できないとのこと。フィンエアーもすでに満席とのこと。

    1名(自分)がヘルシンキに取り残されました。短時間での判断が必要です。

    困った時のカタールのドーハ(DOH)です。ドーハの方がヘルシンキにいるより選択肢が多くなると判断しました。JAL便もカタール便もあるしね。

    調べると、フィンエアーでヘルシンキからドーハへのフライトが17時10分であり、空席もあるとのこと。フィンエアーのカウンターで発券です。

    • AY1981 ヘルシンキ(17:10)-ドーハ(23:55)

    搭乗前にドーハ-東京間のフライトを確保します。焦りますね。

    • QR806 ドーハ(02:50)-成田(18:40)

    約3時間も乗り換え時間があるし、余裕で乗れるだろうと。

    だけど悪いことは重なるものです。ヘルシンキの出発が1時間以上も遅れてしまったのです。ドーハは一度入国して出発カウンターに行かないといけないのです、間に合うだろうか。

    まずは数ヶ月ぶりのフィンエアーです。食事時になって思い出しました。フィンエアーはアルコールは1本(1杯)目は無料で、2本目からは有料ということを

    このフライトはワイン1杯で仕方がないかと、諦めました。

    食事はこんな感じ。“チキンコーマとクミンのバスマティ蒸しご飯”です。ポテチの量、すごいね。到着は1時間半遅れでドーハです。

    ドーハの入国、1レーンに10人ほど。抜けるのに15分ほどかかりました

    そして、出発ロビーのカタール航空のカウンターへ。ここで出発1時間前。カウンターには誰もいなくて発券してもらえてラッキー。ここで時間がかかればアウトでした。

    保安検査を通り、出国手続きを済ませ、C26ゲートに向かいます。何と広くて遠いゲートです。C26番に到着した時には搭乗が始まっていました。何とか間に合ったようです。

    ラウンジも全く楽しめなかった復路でしたが、搭乗してご褒美が待っていました。

    何と庶民のファーストクラス席、非常口席の窓側の席です。神様からのご褒美です。

    アルコールもおかわり自由で、11時間のフライトを満喫できました。

    まあ、成田空港ですが、このアクシデントで同日に日本に帰れただけでラッキーでした。

    来月はどこに行こうかな。

    2023年の旅の総括と24年の旅の目的地、JALのドーハ線には期待