2019年夏の南米旅行の最終滞在地はブエノスアイレスです。
そして、ブエノスアイレスに着いて、どうしても中華料理が食べたくなった次第。
8月10日(土)のお昼にホテルにチェックインすると中華街があることを知り、UBERでブエノスアイレスの中華街に行ってみたのでした。
街の中心地からは30分ぐらい車で走る、かなり離れた地区にありました。
他の地区とは大違いで、多くの人が集まっています。大道芸人も多数います。
その中でよさそうな感じの「Palitos」という中華料理屋さんに入ってみました。中国人やアジア人はいません。だけどこの店の料理、食べた瞬間にダメだと判りました。
純粋な中華料理ではなく、中南米の香りのする中華でした。
こんな不味いチャーハンも珍しいと思った次第です。
おそらくこの中華街にある中華料理屋さんはこんな味なんだろうなと、想像できます。
そして、翌日のランチにインターコンチネンタルホテルの近くに「中央飯店」という中華料理さんがあることを、地球の歩き方で知りました。
紹介文は下記のとおりです。
市内中央部では数少ない中華料理店の老舗。中華の定番メニューがひととおり揃っている。料理の価格は1品130-255アルゼンチンペソと幅広い。メインにスープ、デザート、コーヒーが付くランチ(月-金曜のみ)は190アルゼンチンペソとさらにお得だ。
住所: Rivadavia 656
そして、この中華料理のお店は大当たりでした。
昨日の悪夢の体験から、今回はオーソドックスな料理をおそるおそるオーダーしてみました。
- 茄子の炒め
- 麻婆豆腐
- もやし炒め
- チャーハン
ここは家族経営のお店らしく、家族の子供さんが横でははしゃいでいますが、味は日本で食べる中華料理とそん色ないレベルです。
昨日の中華街でのお店の味とは月とスッポンです。
特に、このお店の“もやし炒め”と“チャーハン”は本当に美味しかったと思います。
ただ、一つだけ残念なことが。お店のせいではありませんが、この日はあの選挙の日の日曜日です。選挙のため、アルコールはダメということで、レストランでは出してくれません。
ビールがあれば、最高のつまみになったのに。残念ですね。
ここの会計は5,000円ぐらいだったと思いますが、翌日に食べたステーキレストランのお勘定とほぼ同じぐらいです。
アルゼンチンではお肉を食べた方が安いのね。それも巨大なTボーンステーキなのにです。
ブエノスアイレスの中心部に位置するこの「中央飯店」はお薦めできるレストランです。日本から見て地球の裏側まで来て、中華はないだろうとは思いますが、無性に食べたくなったブエノスアイレスでした。
だけど、ブエノスアイレスで中華が食べたくなったら中華街まで行く必要ありません。キッパリ。